大腸がんが最多に!女性が増えている?年齢は?原因や症状は?

大腸がん

国立がん研究センターは2015年の今年、新たにがんと診断される人が国内で98万2100人になるとする予測を発表しました。
昨年の予測で3位だった大腸がんが、胃がんや肺がんを追い抜いて1位になったのです。
また大腸がんは、女性のがん死亡率のトップでもあります。
「恥ずかしい」という理由から、女性のほうが病院に行くことを躊躇しがちで、症状が悪化し、最悪の場合には死に至るケースがあります。
今回は、女性のがん死亡率のトップでもある大腸がんについて詳しくご紹介します。
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大腸がんは女性に多い?年齢は?

かつては日本人は大腸がんが少なかったのですが、食生活の欧米化などの影響で、大腸がんが増えています。
女性の場合、がんでの死亡原因といえば、「乳がん」が多いように想像しますが、女性のがんの死亡率の第1位は大腸がんなんです。

大腸がんの患者の男女比は?

発症比率で言うと、男女比は、5:4で男性のほうが多く大腸がんを発症します。
アルコールやタバコを常飲するのが男性のほうが多いという理由も考えられますが、近年では女性の喫煙者も年々増加傾向ですし、飲酒も男性と同レベルでの推移が見られます。
特に女性は、「便秘」に若いころから苦しむ人も多く、長期間の便秘は腸内環境を悪くしますので、それだけ大腸がんのリスクも上がってしまいます

大腸がんになりやすい年齢は?

どのようながんでも、加齢にしたがって発症率は上昇傾向にあります。
そのなかで大腸がんは、40歳ごろから増えてくるもので、50歳以上でハイリスク、60代でもっともピークと、発症年齢でいうとやや遅めとなっています。
また、大腸がんは、一般的に30代までの若年層では少ないのですが、まったくゼロというわけではありません。
特に遺伝的な要素の強い人は、若くても大腸がんにかかる可能性は高くなりますし、生活習慣的に大腸がんになりやすい人もいます。
40代に入ったら、毎年定期検診を受けることはもちろんですが、身内に大腸がんの方がいる場合などは、30代からでも定期検診を受けられることをおすすめします。

大腸がんは女性に多い?原因は?

大腸がんの原因には遺伝的要因によるものと、食生活などの環境要因によるものが関係していると考えられています。

大腸がんになりやすい人【遺伝的要因】

大腸に良性であってもポリープのできたことがある人や、潰瘍性大腸炎になったことのある人、もしくは親族が大腸がんにかかったことのある人は、大腸がんのハイリスク群に分類されます。
また現在では、大腸がんの原因となる遺伝子も特定されていますので、希望すれば遺伝カウンセリングを受けた後で、遺伝子検査を行うことも可能です。
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大腸がんになりやすい人【環境要因】

食生活において、肉類や揚げ物など、動物性脂肪を好み、野菜をあまり食べない人は大腸がんになりやすいといわれています。また肥満や運動不足も危険因子となることが分かっています。
さらに、過度の飲酒や喫煙習慣のある人も要注意です。

大腸がんになりやすい人、女性の場合は?

女性の場合は、いろいろな要因が重なる場合が多いようです。

ダイエットや便秘によるもの

まずは、ダイエットが要因になるケースです。
ダイエットによって、食生活に偏りが出来てしまい、良質な便を作るために必要な食事量や、食物繊維が不足してしまいます。さらに、これが原因で慢性的な便秘になるケースが多くなり、便が溜まり続けて、便と腸壁の接触時間が長くなり、大腸がんになりやすい原因となるケース。

更年期の女性ホルモンの減少

次に、更年期時の女性ホルモンの減少が要因になるケースです。
女性は更年期に入る40代後半から、大腸がんに罹る率が上昇します。さらに、50代からは死亡率も増加します。
同年代の男性より予後が悪いという統計もあるのです。
女性ホルモンが大腸がんの「防御因子」となっていることを示唆する報告もあり、更年期以降の女性は大腸がんに注意が必要です。

検査・検診への不安や躊躇

大腸がんの検査や検診方法として、肛門から管を入れて腸の様子を見る内視鏡検査などがありますが、それに対する恥ずかしさや躊躇などが女性の場合は強い傾向にあります。
「乳がん」や「子宮がん」などの女性特有のがん検診と同様に、「大腸がん」も毎年の検診をおすすめします。

大腸がんは女性に多い?症状は?

大腸がんは、腫瘍のできる場所や大きさによっても症状が違ってきますが、「血便が出る、便秘、便秘と下痢の繰り返し」などは大腸がんの代表的な症状です。
血便はもちろんですが、便が細いといった便の形状にも注意が必要です。しつこい便秘が続く場合も、念のため受診することをおすすめします。

こんな症状が見られたら受診して!

  • 出血がある
  • 便が細い
  • 何度もトイレに行きたくなる
  • 便秘、下痢を繰り返す
  • 貧血や立ちくらみがする

多くの職場や地方自治体では、40歳から大腸がん検診を行っているところが多いので、無料もしくは低費用で受けることができますので、通知を見逃さないようにしましょう。

まとめ

大腸がんは、早期発見、早期治療すれば助かる病気です。
女性のがん死亡率のトップでもある以上、該当する項目がある場合や、年齢的にも注意が必要な場合には、早めの受診を心掛けましょう。
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