四国のお祭り

徳島阿波踊り2019年の日程&おすすめ演舞場は?駐車場や有料席 おすすめ観覧スポットは?

徳島阿波おどり
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」

今年もやって来ました!徳島の夏と言えば「阿波踊り」。

街中にお囃子が鳴り響き、そのリズムや踊り子たちに魅了され、見物客もまさに「見る阿呆」になってしまう^^

400年もの歴史を持つ、徳島の阿波踊りは、期間中、世界からもたくさんの人が訪れる日本を代表する夏祭りになっています。

日本人なら是非一度は生で体感していただきたい徳島阿波踊り!今回は2019年の日程やおすすめスポットをご紹介します。

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徳島阿波踊り2019年の日程は?

徳島阿波踊りは、毎年8月12日~8月15日までの4日間開催されます。

期間中は、130万人近い人々が訪れる日本を代表する夏祭りのひとつとなっています。

日程 2019年8月12日(月・祝)~8月15日(木)

※前夜祭は、8月11日に行われます。

時間 18:00~22:30
※8/12の市役所演舞場は17:15開場(17:30より開幕式開催)
※演舞場の開場は17:30~
場所 徳島駅周辺各会場
駐車場 あり(有料)
お問合せ 088-622-4010
(徳島市観光協会)
公式HP https://www.awaodori.tokushima.jp/

阿波おどりの起源は?

盆踊り起源説

阿波おどりが旧暦の7月に行われた盆踊りが始まりであるというもの。

風流踊り起源説

阿波おどりの特色である組踊りが、能楽の源流をなすといわれる「風流」の影響を強く受けているといわれ、天正6年に十河存保が勝瑞城で風流踊りを開催したという記録に基づいてこれが阿波おどりの始まりとするもの。

築城起源説

天正15年に蜂須賀家政によって徳島城が落成したときに祝賀行事として、城下の人々が踊ったのが始まりというもの。
阿波踊りの起源は複数存在しますが、さまざまな踊りが城下の踊りとして取り入れられ城下の発展につれて、町衆に支えられ町衆とともに変化しながら現在の阿波おどりに発展していきました。

日本最大規模を誇る徳島市の阿波おどり!

阿波おどりは、全国で数多く開催されています。特に「東京高円寺阿波おどり」、「南越谷阿波踊り」は徳島の阿波踊りと合わせて日本三大阿波踊りと呼ばれています。

その中でも、徳島市の阿波おどりは、日本最大規模を誇るものとして、全国はもちろん、世界からも見物客が訪れる日本の夏の風物詩となっているのです。

前夜祭も見逃せない!

徳島阿波おどりは8月12日~8月15日までの4日間ですが、本番前日の8月11日には、「選抜阿波おどり大会前夜祭」が開催されます。

この前夜祭では、有名連と称される「阿波おどり振興協会」と「徳島県阿波踊り協会」に所属する連が合同で演舞を行います。

両協会が合同で行うのは、期間中でも、この8月11日のみの前夜祭だけですので、阿波おどりファンならずとも必見です。

また、この日は舞台構成になるため、演舞場とはまた違った感動を味わえるのでおすすめです!

選抜阿波おどり大会前夜祭の日程とチケット情報

日程 2019年8月11日(日)
時間 第1部(11:00~)、第2部(15:00~)、第3部(19:00~)
※※開場時間は各開演時間の60分前
場所 アスティとくしま
料金 【特別指定席】
3,600円(前売料金)
3,800円(当日料金)
【指定席】
3,000円(前売料金)
3,200円(当日料金)
【自由席】
1,800円(前売料金)
2,000円(当日料金)

※各公演1回の観覧料
※3歳以上有料、3歳未満は膝上無料
※チケット発券手数料が別途必要

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チケット発売日 2019年7月10日 10:00~
チケット購入方法 現在、2019年の詳細は発表されていません。
チケット購入方法はコチラよりご確認ください。
お問合せ 0570-00-7734(チケット阿波おどり)

知っておきたい!阿波おどり用語集

阿波おどりを踊る団体、グループのことを連と呼びます。伝統ある有名連や企業連、学生連など多種多様で、総数は1,000を超えます。有名連は追っかけも存在するほどで、有名連が出演する演舞場は売り切れ必至にもなります。

舞台

演舞場など舞台場で踊る事で、フォーメーションなど緻密な演出が必要で、そこが見どころでもあります。

流し

大人数で練り歩く、隊列を組んで進む踊りで「行進型」の踊りです。連員数が300人以上の大所帯の連などの流しは圧巻です。

輪踊り

ストリートなどで輪になって踊ること。少人数、自由奔放、ダイナミックさなどが特徴で、その時その場だけのオリジナルの踊りを見られることもできます!鳥肌ものの阿波おどりの真骨頂を見ることができる超おすすめ見どころです。

女踊り

浴衣や着物、編み笠をかぶって踊る女踊りは、集団美を魅せながら優雅に、そして、しなやかなに踊ります。

男踊り

男踊りは、浴衣踊りと法被踊りがあり、力強くダイナミックに、時にはひょうきんにと、比較的自由に踊ります。うちわや弓張提灯を持って踊ることもよくあります。

子供踊り

子供踊りは小学6年生以下で構成するのが一般的で、主流は(女の子の場合、女踊りもありますが)男踊り(法被踊り)が多く、かわいらしくてリズミカル、元気な踊りが特徴です。

囃子ことば

「踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々。エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイヨイヨイヨイ」

※徳島では「踊る阿呆に、見るド阿呆!」
※「エライヤッチャ」は「大変なことだが平気だぞ」という複雑な意味が込められています。

「ア、ヤットサー ア、ヤットヤットー」

※「ひさしぶり元気だった?」の意味だと言われています。

囃子ことばには、他にも女踊り、男踊り、でも掛け声が違ったり、ロングバージョンなど、踊りに合わせて様々な様式のものが存在します。踊りに合わせて、色んな掛け声や囃子ことばに注目してみるのも楽しいですよ!

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徳島阿波踊りおすすめの演舞場は?

阿波おどりの演舞場での踊りは、8月12日~8月15日までの4日間となります。

演舞場は、有料【市役所前演舞場・紺屋町演舞場・藍場浜演舞場・南内町演舞場】無料【両国本町演舞場・新町演舞場・元町演舞場】のそれぞれがあります。時間は、1部18:00~20:00、2部20:30~22:30(1部2部入れ替え制)です。

有料演舞場は下記の4ヶ所です。

  • 市役所前演舞場
  • 【全長110メートル、6,000人収容】

    初日の12日(17:30より)には大規模な開幕式が行われます。

    他の演舞場から少し離れているため、ゆっくり見たい人にはおすすめの有料演舞場です。

    チケットも初日以外は入手しやすく、A席でも十分楽しめます。

    ※車いす専用の観覧席(有料)あり

  • 藍場浜演舞場
  • 【全長122メートル、8,000人収容】

    新町川沿いの藍場浜公園内に設置されます。

    JR徳島駅やバスターミナルから最も近い有料演舞場で、規模が最も大きく、露店の数も多いため人気の演舞場です。

  • 紺屋町演舞場
  • 【全長100メートル、4,500人収容】

    商店街と繁華街に隣接された賑やかな演舞場です。

    通りには、名物「阿波おどりからくり時計」があります。

    演舞場周辺の繁華街でも踊りを踊っている連を見ることができます。

    露店の数も多く出ます。

  • 南内町演舞場
  • 【全長122メートル、5,000人収容】

    期間中、その日の午後10時から有名連による総踊りがあります。

    桟敷が狭いため、踊り子たちとの距離が近く、臨場感、迫力ある踊りを楽しめます。

    映画「眉山」の撮影が行われた場所としても有名で、人気が高い演舞場です。

    阿波おどりの演舞場では、各会場全長の長さに合わせて、ちょうど真ん中の位置に審査員席も設置されており、その席周辺にて一番の見せ場がくるように踊り子たちは踊ります。

阿波踊り有料席場所

※特別席は南内町演舞場のみとなります。

ですので、演舞場の座席は、入口側からC自由席→B指定席→S指定席→A指定席(出口側)となっており、真ん中部分からフィニッシュにかけてがおすすめなスポットとなっています。

なかでも一番のおすすめは、やはり「S指定席」ですね。

一番の見せ場である踊りを間近で見られるベストポジションで、本当に感動します。

各連それぞれ一番の見せ場で色んな趣向も凝らしてくるので、C自由席やA指定席などの端のほうの席では一番の見せ場が位置的に見られないこともあるので、見るなら迷わず「S指定席」を狙うことをおすすめします。

また、演舞場によっては全長が長い会場もあり、体力を消耗する阿波踊りでは、終盤に体力がなくなり、踊りに疲れが見える場面もあります。

ですが、そこは本場徳島!その疲れを微塵も感じさせないどころか、それをお囃子や掛け声で盛り上げて踊り子、見物客が盛り上げる一体感は、本当に、「踊る阿呆に見る阿呆だな。」とちょっと感動して涙が出たりもするほど胸が熱くなるほどです^^

ですので、演舞場の有料指定席を狙う際に、「S指定席」が売り切れなどの場合には、入口側よりもB指定席以降を狙ってみるのもおすすめですよ。

演舞場マップ

おすすめ演舞場は?

南内町演舞場

とにかくおすすめは、第2部(20:30~22:30)

期間中その日の総踊りがこの会場で行われますので、阿波おどりを見に来たからには、あの総踊りを見ないなんてあり得ません!

これでもか!というぐらいの踊り子たちの波はまさに圧巻!お囃子さん達も総動員の演舞は、初めて見ると口が開いたままになるほど大迫力で感動的。

限られたスペースのなかでも切れの良い踊りは誰一人乱れず、その素晴らしさは本場徳島でしか見られない貴重なもの。

最期の体力を振り絞って、みんなで踊り狂う姿は、見ている側の胸をグッと捉えて離しません!最終日の第2部がその盛り上がりの頂点なんですが、例年チケットはすぐに完売状態です。

ですが、各日の総踊りも圧巻ですので、是非一度体感していただきたいおすすめ演舞場です。

藍場浜演舞場

ここは、毎年芸能人が来る演舞場としても有名(去年は、例年恒例?ともなっている島崎和歌子さんがビシッと踊り子姿で登場していました^^とっても美人で素敵でしたよ!)で、規模も一番大きく、テレビ中継が多い会場でもあって、総員数が大きい連の姿を見るならココが一番のおすすめです。

また、観客席の列数も多く、見る側の盛り上がりも一番です。阿波踊りは、見る側も盛り上がって踊り子さん達を乗せていく(拍手や掛け声などレスポンスが良い観客の前ではテンションがあがります^^)ものですので、観客数が多いほうが盛り上がって、テンションの高い踊りを見ることも可能です。

有料演舞場のチケット購入サイトは?

有料演舞場の料金表は下記の通りです。料金は各公演1回の観覧料になります。各会場とも2部入れ替え制です。(第1部/18:00~20:00 第2部/20:30~22:30)
また、下記金額に別途発券手数料が必要ですのでご注意くださいね。※尚、特別席は南内町演舞場のみとなります。

席名 前売料金(税込) 当日料金(税込)
特別席(指定席)
※南内町演舞場のみ
5,000円

※グッズ付き

-------
S席(指定席) 2,000円

※市役所前演舞場(2部)は2,600円

2,200円

※市役所前演舞場(2部)は2,800円

A席(指定席) 1,800円

※市役所前演舞場(2部)は2,300円

2,000円

※市役所前演舞場(2部)は2,500円

B席(指定席) 1,600円

※市役所前演舞場(2部)は2,000円

1,800円

※市役所前演舞場(2部)は2,200円

C席(自由席) 800円

※市役所前演舞場(2部)は1,000円

1,000円

※市役所前演舞場(2部)は1,200円

車椅子席(指定席) 1,000円 1,200円

前売り券は、下記サイトよりご確認ください。

阿波おどりの有料席チケット購入方法はコチラよりご確認ください。


北側等の指定もできるようなので、こだわって見たい方は、こちらでの購入がおすすめです。

徳島阿波踊り無料で見物するならココ!

有料演舞場では、有名連が登場するので人気なんですが、徳島阿波おどりは無料でもおすすめのスポットはたくさんあります。

運が良ければ有名連の踊りも身近に見られたりしますが、何と言っても同じ目線で踊り子の踊りを見られる楽しみも無料スポットならではの楽しみ方です。

無料で見られる各スポットを下記にご紹介します。

無料演舞場は下記の3ヶ所になります。

  • 両国本町演舞場
  • 【全長は170メートル】

    無料スポットの中でも最も全長が長く、踊り子泣かせといわれ、見物客も多く集まるスポットです。

  • 新町橋演舞場
  • 【全長は110メートル】

    市内最大の商店街である東新町商店街の入口近くに設置されます。

    他にも広場やロード、市内の各地で踊りが楽しめます。

  • 元町演舞場
  • 【全長は58メートル】

    2018年から復活した演舞場。にわか連の踊り込みも行われます。

おどり広場・おどりロード

  • 新町橋東おどり広場 (浮きステージ)
  • 両国広場(自由広場)
  • 両国橋南おどり広場(ステージ)
  • 両国橋南詰おどりロード
  • 秋田町おどりロード

演舞場マップ

「元町おどり広場」と「徳島市役所前市民広場」では、にわか連を楽しむこともできますよ。

にわか連とは?

飛び込みで阿波おどりに参加できる連です。

事前の申し込みは必要なく、服装も自由、参加費無料です。

阿波おどりを全く知らなくても大丈夫、有名連の踊り子のレッスンとリハーサルの後あなたも演舞場へ繰り出します。

●集合日時:8月12日~15日の4日間
      毎日18:30と20:30の2回実施。

※現在、最新のにわか連の情報は公開されていないため、例年のものを掲載しています。最新情報が公開され次第更新します。

無料で見物するならおすすめはココ!

無料で見物するスポットは数多くあるので、おすすめは、ブラブラと市内を歩きながら各無料会場をまわるのもおすすめです。

各会場周辺でもゲリラ的に踊りが始まったりして、街全体が踊り場と化して行くので、ブラブラと歩きながら各会場を覗くだけでも十分楽しめます。

特に、両国周辺スポットはおすすめで、両国橋南詰めの踊り広場やその周辺、両国橋などではゲリラ的に繰り広げられる輪踊りが良く見られるので、夜になったらそのあたりを攻めてみるのがおすすめです。

運が良ければ有名連に遭遇するかもしれないので、その時は必見です!有名連は、その踊りの質が違います。

まさに間近で、同じ目線で見ると鳥肌もので、迫力や掛け声、踊りのキレなど、見入ってしまうほどです。

徳島阿波踊り 駐車場のおすすめは?

阿波踊り当日は市内各地に駐車場が用意されます。

阿波踊りの臨時駐車場情報はコチラをご覧ください!

シャトルバス運行付き駐車場

※シャトルバス運行時間:16:00~23:00
※1人1回100円(小学生以上)

◆吉野川河川敷緑地(1,000台)上吉野町3-21

◆マリンターミナル駐車場(マリンピア沖洲)(550台)東沖洲2-14

公営駐車場
◆市営新町地下駐車場(133台)088-652-5213
時間料金

◆市営紺屋町地下駐車場(287台)088-654-0566
時間料金

◆市営駅前西地下駐車場(154台)088-626-0348
時間料金

◆県営藍場町地下駐車場(295台)088-622-4472
時間料金

◆県営富田浜第一駐車場(71台)088-653-7138
時間料金

◆県営富田浜第二駐車場(40台)088-653-7138
時間料金

◆県営幸町駐車場(40台)088-653-7137
時間料金

◆アスティとくしま駐車場(550台)088-624-5112
1日1回200円

印の駐車場は交通規制区域内に位置するため交通規制時間内(18時~23時)に車両の移動不可。
ただし市営新町地下駐車場、市営紺屋町地下駐車場は出庫のみ可能。

尚、阿波踊り期間中は、ラジオなどでも駐車場&交通情報を確認することができますので、チェックすると便利ですよ。

臨時駐車場情報&交通情報
14:00~19:00
NHK第1(AM):945KHz
四国放送(AM):1269KHz
FM徳島(FM):80.7MHz
B-FM791(FM):79.1MHz

上記のなかでもおすすめ駐車場は、臨時駐車場「内町小学校」です。

1日1000円でお手頃価格ですし、主要な演舞会場には歩いて行ける場所です。

シャトルバスに乗って移動するのは面倒ですからね。

市内の有料駐車場は時間の分お金が掛かるため、みなさん1日1000円で利用できる臨時駐車場を狙います。

お金が掛かってもいいなら有料駐車場は夕方17:00ぐらいでも十分入れますよ!

臨時駐車場も、おすすめの「内町小学校」は夕方16:00までに入れば十分駐車できます!

観光で訪れる場合は、駐車場が決まらずにグルグル回る場合が多いものです。

まずはこの場所!という駐車場に目星をつけて狙いましょう。

もしダメな場合は、駐車場スタッフなどに今ならどの駐車場が駐車できるか尋ねてみると、空いている駐車場を教えてくれますよ。

まとめ

阿波おどりは、日本人なら一度は生で体感して欲しい夏のイチオシスポットです。

雨も降ることもあるので、カッパなどは必須で持っていくことをおすすめします。あとは、法被なんかを自前で着込んで参戦するのも、踊り子さん達と会話が弾んで楽しいですよ!

阿呆どもと一緒に夏の一時を踊り倒しましょう!

  • この記事を書いた人

暮らしのNEWSチーム

合言葉は、【あなたの「はてな?」を「なるほど!」に!!】 あなたの「なるほど!」を目指して!! 現在では、この合言葉に共感してくれた仲間も増え、それぞれの経験や得意分野を活かして記事を更新しております。 詳しいライタープロフィールはこちら

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