洗濯

汗臭い洗濯物!臭いの原因は?臭いの取り方を教えて!

汗臭い洗濯物
暑い季節になると、いっぱい汗をかきます。

子供がクラブ活動をしている場合など、夏の季節は大変です。汗びっしょりの洗濯物に毎日格闘しているお母さんも多いのではないでしょうか?

この汗びっしょりの洗濯物、意外と落ちないのがニオイなんですよね。

今回は、汗臭いの洗濯物の原因や臭いの取り方についてご紹介します。

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汗臭い洗濯物!臭いの原因は?

汗は体温調整にはなくてはならないもの!分かってはいますが、衣類についた汗は時間の経過とともに臭いが・・・。

この汗の臭いの原因は、繁殖した雑菌によるものなんです。

汗や皮脂、角質などをエサにして雑菌が繁殖し、臭いへと変化する時間の目安は約1~2時間程といわれています。

汗は、無臭で、汗をかいた直後に臭うわけではなく、 時間が経って、その汗や皮脂や垢、角質などをエサにして雑菌が大繁殖し、ニオイの元となる分解物(酸っぱいニオイのプロピオン酸、発酵食品のようなニオイのr-ラクトンといった物質)を生成します。この分解物こそが臭いの原因となるのです。

子供がクラブから帰ってきて、汗びっしょりの衣類を洗濯カゴにポイッ!

この時にも、菌は繁殖し続け、臭いを放出しているのです。しかも雑菌は「高温多湿」が大好きなので、夏の季節、洗濯物をまとめて置いてある場所なんかは、濡れたタオルや汗をかいて湿った衣類の中で、最も雑菌が喜ぶ環境を提供していると思って間違いありません。

この汗臭い洗濯物の臭いの原因「雑菌」を理解し、効果的に対処するだけでも臭い対策になりますよ!

汚れたらすぐに洗濯!

雑菌は、高温多湿が大好きですので、夏場などは雑菌の繁殖も早まりますし、活動的になります。

洗濯物をまとめて洗濯しようと、しばらく放置している間にも、雑菌は繁殖を繰り返し、汗の臭いや雑菌臭が衣類にガッチリ染み付いて取れなくなります。

ですので、出来れば汚れた洗濯物はすぐに洗濯するのがおすすめです。特にクラブなどで汗びっしょりの衣類などは、他の洗濯物と一緒にするとニオイ移りや雑菌の繁殖を増幅させることにもなりますので、できれば素早く洗濯しましょう。

溜め込む日数が長ければ長いほど、服についた菌は汗や皮脂をエサにして繁殖し、汚れも落ちにくくなります。理想的には、その日着たものはその日には洗うこと!

とはいえ、忙しい毎日や少量の洗濯物をいちいち洗うのは不経済・・・、洗濯を毎日するのが現実的に難しい場合には、布用除菌・消臭スプレーを活用するのもおすすめです。

洗濯カゴや洗濯機に服を入れる前に除菌スプレーをシュシュシュッと吹き付けておくだけでも、もちろん汚れは落ちませんが、増殖しようとする菌の数をセーブするのには有効です。できる限り菌の繁殖を増やさない工夫として除菌スプレーも味方にしておくといいかもしれませんね。

洗濯物は容量に余裕をもって

洗濯機には容量というものがあります。洗濯も水道代が掛かりますし、何回も洗濯機を回すのは面倒だからと、洗濯物をギュウギュウに入れて、洗濯したりしていませんか?

容量いっぱいにして洗濯するよりも、7~8割ぐらいで洗濯するほうが、洗濯能力も下がらずに洗濯できます。これにより、しっかりと洗濯できるので、雑菌をしっかりと洗えることにもなり、汗臭い洗濯物の臭いの原因「雑菌」に効果的に対処できるのです。

洗剤も入れ過ぎはNG

汗臭い衣類の臭いをどうにかしようと、洗剤を用量以上に入れたりしていませんか?

残念ながら、洗剤をたくさん入れたからといって効果が倍増するわけではありません。

逆に、洗剤をたくさん入れることによって、洗剤が溶け切れなかったり、すすぎ切れなかったりして、衣類に洗剤が残り、雑菌臭の原因にもなるのです。

また、残った洗剤カスは、次に汗をかいて衣類に付着した際、雑菌の栄養にもなってしまい、負の悪循環を生み出す原因にもなってしまいます。

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洗剤は多く入れたら大丈夫!というものではないことを覚えておきましょう。
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洗濯物臭いの取り方を教えて!

洗濯物の臭いの原因は「雑菌」です。この雑菌を死滅させることで、臭いはなくなります。

下記に臭いの取り方について段階的に紹介します。

洗剤 + 酸素系漂白剤

いつもの洗濯物用洗剤と一緒に、色柄もの用でも使える酸素系漂白剤を入れて洗います。酸素系漂白剤は、洗剤だけでは落ちにくい汚れやニオイの元、染み込んだ汗や皮脂、菌まで強力に分解してくれます。

また、現在の洗剤や酸素系漂白剤などは技術革新が進んでいて、繰り返し洗濯することで抗菌効果を発揮するものもありますので、臭いに悩んでいる方は、洗剤を見直して、臭いへの効果が高いものへと変えてみるのもおすすめです。

洗剤 + 酸素系漂白剤 + つけ置き洗い

上記の方法でも、まだ臭いが気になる場合には、「つけ置き洗い」をプラスすることでも効果がアップします。

洗濯機の場合でしたら、洗剤 + 酸素系漂白剤を入れ、水が入った状態になり洗濯を開始したら一時停止などで止め、しばらくつけ置きします。時間は洗濯物の量にもよりますし、臭いの程度にもよりますが、15~30分程を目安につけ置きします。

時間が経ったら、通常通り洗濯を再開し、通常洗いをします。

つけ置き洗いすることで、除菌を徹底し、雑菌を効果的に死滅させます。

洗剤 + 酸素系漂白剤 + お湯でのつけ置き洗い

上記の方法でもやはり臭いが気になる場合には、お湯を使ってつけ置き洗いをします。

まず、バケツや桶などに熱めのお湯(50度ぐらい)を用意します。そこに、洗剤と酸素系漂白剤を入れ軽く揉み洗いします。そのまま20~30分ほどつけ置きします。この時にお湯の温度が下がらないよう、できればフタなどすると効果アップです。

つけ置き後は、よくすすぎ、通常通り洗濯します。

水ではなくお湯を使うことで殺菌効果がアップします。また、洗剤もお湯の方が効果が上がりますので、お湯を使う方法もおすすめです。

煮洗い

臭いが取れない時の最終手段は「煮洗い」です。

プロのクリーニング店や医療関係の衣類の除菌、ウイルス殺菌でも用いられる方法のひとつで、お湯(80~100度程)で洗濯物を煮ます。

やり方は簡単で、水を入れた鍋を火にかけ沸いてきたら洗濯物を入れます。そして時折、ゆっくりかき混ぜながら10分程煮ます。煮た後はしっかりと揉み洗いしながら、しっかりとすすぎます。

熱湯ですので火傷などしないよう注意してやりましょう。すすぎなどは洗濯機に入れて行っても大丈夫です。

いわゆる煮沸消毒のようなものです。臭いだけが気になる場合でしたら、洗剤など入れず、この煮洗いだけでも臭いは取れます。

黄ばみや汚れがある場合には、洗剤を入れて煮ることで汚れや黄ばみも落とすことができます。

効果が高いぶん、色柄ものなどは色落ち必須ですので注意しましょう。

上記のように、臭いの程度に応じて段階的にご紹介しました。効果が高いと洗濯物への負荷も高まります。

特に最終的な「煮洗い」に関しては、毎回やるのは大変ですし、洗濯物への負荷も大きいので、最終手段としてやるのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

汗臭い洗濯物に悩むお母さんも多いですが、こまめに洗濯するだけでも、違いますので、まずはいつもの洗濯の仕方を見直してみるだけでも変わってきます。

お湯でのつけ置きまですると大抵の臭いは取れますので、効果が高まれば洗濯物への負荷も高まると心得てお試しください。

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暮らしのNEWSチーム

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