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結婚祝い 品物を贈る場合のマナーとは?渡し方やのし&贈り物のタブーもご紹介!

結婚祝いは現金が一般的ですが、品物で贈ってもかまいません。

また、現金だけではあじけないという場合などにも、一部を現金で、残りを品物で、というように贈る方もいらっしゃいます。

最近では結婚祝いに現金を贈る場合が多いため、品物を贈る場合のマナーなどがわかりづらいものかもしれません。

結婚祝いの品物

そこで今回は、結婚祝いで品物を贈る場合の渡し方やのしのマナーについてや贈り物のタブーについてもご紹介します。

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結婚祝い 品物を贈る場合のマナー 渡し方は?

結婚祝いで品物を贈る場合のポイントとして大事なことは、「相手に喜ばれる品物を選ぶこと」

親しい関係であれば、相手の希望を聞くのがベストかもしれません。

また、お祝いの品が重複することもあり得ますので、相手の希望に合わせて友人数人が一緒に一つの品物を贈ることも、品物選びの幅が広がるとともに、なかなか買えないような高価な品を贈ることもできておすすめです。

結婚祝いは、贈る方があげたいものよりも相手の好みを優先して贈ることを心がけましょう。

結婚祝いに適した品物選びのポイント

  • 新しい家庭生活に役立つ実用品
  • 二人の記念になるもの
  • 重複しても無駄にならないもの
  • 日常生活に使えるものでも自分では買いにくい高級品
  • 二人ペアのもの
定番の結婚祝いは?
★キッチン用品
★家電製品
★食器セット
★時計
★パジャマ
★デジタルフォトフレーム
★プリザーブドフラワー
★電波時計
★温湿度計
★ペアワイングラス
★ペアコーヒーカップ など

結婚祝い 品物を贈る場合の渡す時期は?

結婚祝いで現金によるお祝いの場合は、結婚式当日に受付に持参することが多いですが、結婚祝いで品物を贈る場合、お祝いの品を披露宴会場に持参するのはマナー違反となりますので注意しましょう。

結婚式当日は取り込んでいるとともに、荷物にもなり先方に迷惑をかけてしまいます。

そのため、お祝いの品は、結婚式の10日前までには先方に届くようにするのがマナーとなります。

贈る際には、吉日を選んで、新郎または新婦の家に持参するのが正式ですが、挙式準備で忙しい先方に配慮する心遣いも大事ですので、宅配便などで贈ることが多くなっています。

なお、品物を配送する場合でも、カードや手紙にメッセージを添えて贈ると喜ばれるものですよ。

結婚祝いを自宅に持参する場合のマナーは?

結婚祝いは、正式には先方の自宅に持参するのがマナーですので、先方の都合を確認後、自宅に持参することもあるかもしれません。

その場合は、金品を結婚式の10日前までの吉日の午前中に届けるのがマナーとなります。

これは、「慶事は何よりも先にする」とされ、つまりは祝う気持ちを表すことにつながるとされるもので、吉日の早い時期にお伺いするのが正式となります。

また、自宅に伺う時間帯は、先方が午後に予定を入れやすいため、お祝いに伺うのは午前中が好まれてきました。

最近では、午前中に限らず、先方の失礼にならない時間帯(およそ午後3時までを目安)でもかまわないとされています。いずれにしても先方の都合を確認し、先方の都合に合わせて持参するようにしましょう。

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お祝いの金品には、金銀または紅白の結びきり、またはあわび結びの水引をかけて祝儀盆にのせ、これに掛けふくさをかけて、紋入りのふろしきに包んで持参するのが丁寧なマナーとなります。

祝儀盆などを用いない場合でも、最低限、ふろしきなどに包んで持参するのがマナーとなります。

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尚、冷蔵庫や洗濯機などの大きな品物を贈る場合には、配送を選び、自宅に目録だけを持参しても構いません。※目録の書き方などは下記をご参照ください。

結婚祝い 品物を贈る場合のマナー のしは?

お祝いの金品には、金銀または紅白の結びきり、またはあわび結びの水引を用います。

表書きは、「寿」、「御祝」、「御結婚祝」、「御結婚御祝」などとします。

結婚祝い品物のし

結婚祝い 品物を贈る場合のマナー 目録の書き方は?

結婚のお祝いの品物が大きくて持参できない場合は、品物は配送で先方に送る形にして、別途目録だけを手渡してもOKです。

また、結婚式当日に目録を渡して、あとから品物を届けることも可能です。

目録は、市販の目録用紙または奉書紙を縦に二つ折りし、左右に三つ折りにした用紙を用います。

用紙には、品名数量とともに日付と送り主の氏名を書き入れ、上包みで包んで、表書きは「目録」、「寿」、「御祝」などとします。

目録

目録上包み

結婚祝い 品物を贈る場合のマナー 贈り物のタブーもご紹介!

昔は、鏡や陶磁器、ガラスなどは割れたり、欠けたりするので、二人の仲が「割れる」として結婚のお祝いの品としてはタブーとされてきました。

また、ナイフや包丁などの刃物も二人の仲を「切り裂く」としてお祝いの品としては嫌われたようです。

他にも、マイナスなイメージを抱かせるものとして下記のようなものは注意が必要とされています。

結婚祝い 品物を贈る場合に注意が必要なもの

  • 「割れる」に通じるもの
  • 例)食器、グラスなど

  • 「切れる」に通じるもの
  • 例)包丁、ナイフなど

  • 「別れ」をイメージさせる
  • 例)ハンカチなど

  • 「喪」をイメージさせる
  • 例)黒色のもの、日本茶など

  • 「死」、「苦」をイメージさせる
  • 例)クシや4個・9個セットのものなど

しかし、現在では先方に喜ばれる品物を選ぶことを重要視する方が増え、ワイングラスや陶器の食器なども定番の人気の高いお祝いの品になっています。

親しい間柄で、先方が希望するのであれば、タブーとされている品物を贈っても問題はありません。

また、贈り物の個数についても、複数のものを贈る場合は、やはり「割れない」奇数が好まれてきましたが、最近では「2」は「ペア」などの意味もあることから状況によっては偶数のものを用いることも多くなっています。

ポイント

あまり親しい間柄ではない場合や、目上の方の場合には、タブーとされる品物は避けた方が無難でしょう。

まとめ

結婚は、一生のうちで最もめでたい慶事でもあります。

贈る相手によっては、縁起を担ぐ人もいますし、気にする人もいるため、お祝いの品も注意が必要となります。

贈る相手を気遣い本当に喜ばれる品物を選んだり、マナーを守った失礼のないおめでとうの気持ちを伝えられるといいですね。

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