埼玉県秩父市で行われる「秩父川瀬祭」は、冬に行われる秩父夜祭と対になるお祭りで、夜祭に対して「昼」のお祭り、冬に対して「夏」のお祭り、大人に対して「子供」のお祭りとして知られている夏の秩父を代表するお祭りです。
宵祭りには、豪華絢爛な8基の笠鉾、屋台が秩父屋台囃子のリズムに乗って曳き回され、囃子手を子供たちが一生懸命に務めるのも魅力のひとつです。
最終日に行われる、重さ約400kgもの神輿が荒川の清流の中へと入る「神輿洗いの儀式」も見どころで、荘厳で迫力ある姿は必見です。
今回は、秩父川瀬祭の日程や見どころ&アクセスや駐車場情報についてご紹介します。
秩父川瀬祭の日程や見どころは?
華やかな笠鉾がお祭りを盛り上げてくれる秩父川瀬祭の今年の日程は下記のとおりとなっています。
日程 | 2019年7月19日(金)・20日(土) |
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時間 | 19日 13:00~22:00 20日 10:00~ |
場所 | 秩父市街、秩父市番場、秩父神社周辺 |
駐車場 | あり(約300台) |
お問合せ | 0494-25-5209(秩父市観光課) |
公式HP | http://navi.city.chichibu.lg.jp/p_festival/1273/ |
注意ポイント
秩父川瀬祭の見どころは?
秩父川瀬祭は、2日間にわたって行われ、19日は宵宮で、20日が本宮になります。
秩父川瀬祭は、12月2日・3日に行われる「秩父夜祭」と対をなす祭りで、秩父夜祭を「冬の夜の大人」の祭りとすると、秩父川瀬祭は、「夏の昼の子供」の祭りとされ、秩父神社の300年以上の伝統を誇る夏祭りなんです。
豪華絢爛な笠鉾4台と屋台4台が、秩父市内を「秩父屋台囃子」のリズムに乗って曳き回されます。
花鉾や屋台は、色どり豊かで、装飾も他の祭りの山車などとは違う色彩豊かな装飾が見どころで、花鉾や屋台のまわりに子どもたちの姿が多いのも秩父川瀬祭の大きなポイントかもしれません。
そして、秩父川瀬祭の一番の見どころと言えば、祭りのクライマックスでもある、20日に行われる重さ約400㎏もの白木造りの神輿を担いで荒川に入る「御輿洗いの儀式」です。
御輿洗いの儀式は、「水の恵みに感謝」し「災厄を流す」と云われ「川瀬祭」が最高潮に達する時でもあります。
神輿を担ぎ、荒川の沖を上流へと向かって斬進する姿は、まさに荘厳で勇壮。他の祭りでは見られない必見ポイントですよ!^^
また、19日には秩父神社境内にお社がある「日御碕宮(ひのみさきぐう)」に祀られている神様「須佐之男命(すさのおのみこと)」を天王柱へお迎えし、悪疫退散を祈願する「天王柱立て神事」も見どころのひとつです。
秩父川瀬祭の主なスケジュールは?
7月19日
- 13:00~ 各町内へ山車の曳き回し
- 19:00頃 秩父神社境内に笠鉾・屋台終結後、「天王柱立て神事」
※「天王柱立て神事」終了後、各町内へ山車の曳き回し - 20:00~21:00 花火大会開催
7月20日
- 13:00頃 「三町曳き合わせ」
- 15:00頃 「御輿洗いの儀式」
- 16:00頃 「五町曳き別れ」
- 20:20頃 「三町曳き別れ」
- 20:50頃 「三町曳き別れ」
※最近は、本宮の19:30頃から東町屋台が団子坂を曳き上げられます。今年の実施は未定ですので確認をして下さい。
また、19日は「道の駅ちちぶ」東側の丘陵にて、秩父川瀬祭花火大会が実施されます。
秩父川瀬祭へのアクセス方法は?
秩父川瀬祭への電車でのアクセス方法
◆西武鉄道「西武秩父」駅下車、徒歩約10分
秩父川瀬祭への車でのアクセス方法
秩父川瀬祭の交通規制は?
秩父川瀬祭では、交通規制が行われますのでご確認ください。
※上記は、最新情報が公開されていないため、昨年度のものを掲載しています。最新情報が公開され次第更新いたします。
秩父川瀬祭の駐車場情報は?
秩父川瀬祭開催期間中は、下記の通り臨時駐車場が設置されます。
◆料金:無料
◆時間:19日 13:00~22:00、20日 10:00~22:00
ポイント
また、数駅離れた駅に車を停めるパーク&ライドでの移動もおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、秩父川瀬祭の日程や見どころ&アクセスや駐車場情報についてご紹介しました。
「わっしょい」の威勢のいい掛け声が響き、子どもたちの囃子の声や音が賑やかに鳴り響く秩父川瀬祭は、宵宮、本宮ともに見ごたえのある秩父を代表するお祭りでので、是非足を運んでみてくださいね。