初めての海外旅行に行く人にとっては、持ち物を準備する時「何を持って行けば快適に旅行出来るの?」なんて悩んでしまうものです。
「あれも…これも…」と荷物がどんどん増えていき、必要なものを入れ忘れるなんて人も沢山いらっしゃいます。
今回は、3泊~5泊程度の海外旅行での必要な持ち物と、海外で便利な持ち物についてご紹介します。
また、最近は旅行先で危険な目に遭うことも増えてきていますので、万が一のための防犯グッズなども併せてご紹介します。
海外旅行に必要な持ち物は?
初めて海外旅行に行く人は、何を持っていって良いのかわからないので「たいして使わない」ものを持っていき「荷物が多すぎる…」なんて人も多いものです。
海外旅行に行くときは、「荷物を少なくする」=「移動が楽に」=「快適で楽しい旅行に♪」なんて感じるのは私だけじゃないはず!!…きっと…たぶん…^^;
ただし、必要なものを持っていかないと「快適」には程遠くなりますので、「海外旅行に絶対必要なもの」「持っていくと重宝するもの」「季節やTPOに合わせて必要なもの」などをご紹介します。
海外旅行に絶対必要なものは?
持ち物 | アドバイス |
---|---|
パスポート | パスポートがなければ出入国出来ません!! 有効期限が十分に残っているか要チェック! |
ビザ(VISA、査証) | 渡航先によっては必要な場合があるので、事前に確認しましょう。
ビザとは…入国許可証に当たるもの。日本と入国許可の協定が結ばれていない国に渡航するときに必要。 |
航空券 | 飛行機に乗るためのチケットです。 航空券がないと飛行機に乗れません(-_-;) |
現金(日本円) | 自宅から空港までの往復交通費や、雑費、両替するためのお金を含め、最低限の金額を持っていきましょう。 |
現金(現地通貨) | 主要通貨は日本国内の空港で両替が可能なので、出国前に両替しておくと安心です。 注意ポイント 現地(旅行先)で両替をする時は、到着後の営業日や営業時間を確認する必要があります。 |
クレジットカード | サインレスの場合も多いです。旅行前にPINコードを確認しておきましょう。 |
スーツケース | 注意ポイント ただし、アメリカ領(ハワイ・グアム・アラスカ・サイパンなども含む)に旅行する際、TSAロックによる施錠以外は無施錠が要求されるので、スーツケース選びの際はご注意下さい。 |
観光時用のバッグ | 旅行券(パスポートや航空券等)を折らずに入れられる大きさのものが便利です。 また、防犯の為ジッパー+αの留め金、内側にもジッパーのついた内ポケットのついているバッグなどがおすすめです。 ポイント リュックは貴重品を入れるのには不向きなので、必ず体の前に抱えられるようなものにしましょう。 |
財布 | ブランドの財布は防犯上避けた方が良いです。狙われやすくなるかも(-_-;) 旅行用に安価なものを用意すると安心です。 ポイント また防犯対策としてダミー財布を用意しておくのも有効です。 |
歯ブラシ・ 歯磨き粉 |
海外のホテルでは備え付けられていない場合も多いため、必ず持っていきましょう。 ポイント また、飛行機の中でも使用できるように機内に持ち込む手荷物に入れておくと便利♪ |
靴 | 履きなれた靴(なるべくスニーカー)がよいでしょう。 海外ではショッピングなど移動で歩くことが多いです。 |
下着 | 旅行日数に合わせて準備しましょう。 ポイント 使い古しのものを持っていき、現地で使い捨てると荷物を減らすことが出来ます。 |
靴下 | 最低でも宿泊日数+1足が必要になります。 ポイント 使い古しのものを持っていき、現地で使い捨てると荷物を減らすことが出来ます。 |
着替え | 旅行日数に合わせて用意しましょう。 ポイント 着回し出来るものを選ぶと、荷物を減らすことが出来ます。 |
腕時計 | 移動する際や自由行動後の待ち合わせなど、何かと時間が重要になります。 ツアーで行く時は、集合時間などの確認も必要になってきます。 注意ポイント 携帯電話(スマホ)でも代用できますが、「スリ」狙われやすいので要注意です。 |
カメラ(+充電器) | カメラは必ず機内持ち込みにしましょう。充電器も忘れずに。 メモ また、予備の電池やメモリ―カードがあると重宝します。 |
海外用電源プラグ変換アダプター | 様々なタイプのプラグに対応できるものを用意しましょう。
また、延長コードや電源タップなどがあれば複数台充電できるので便利です。 |
持っていくと重宝するものは?
持ち物 | アドバイス |
---|---|
海外旅行保険の保険証 | クレジットカードの付帯保険では不十分な場合があるので、万が一の時のためにも海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。 |
日程表 | 無計画で行くと時間ばかり取られてしまい、行きたかった場所へ行けないことも… ある程度スケジュールを決めて旅行されることをおすすめします。 |
医薬品・サプリメント | 常備薬(風邪薬・胃薬など)を持参することをおすすめします。 食事や飲料水は普段と異なるため体調を崩す場合があります。 ポイント スポーツドリンクの粉末なども持っていくと、旅先で体調不良になった際安心です。 |
ウェットティッシュ | 現地ではおしぼりがない場合や、チョットした時にウェットティッシュがあればかなり重宝します。 |
化粧品 (女性) | 機内には100mlを超える液体容器やスプレー等は持ち込めないので注意が必要です。 |
洗顔料・メイク落とし (女性) | メイク落としシートなら機内持ち込みも出来ますのでおすすめです。 |
カミソリ・ひげ剃り (男性) | 海外のホテルでは備え付けられていない場合も多いため持参すると安心です。 注意ポイント また、備え付けのカミソリは、お肌が負ける場合もあります。 |
雨具 | 現地での突然の雨に合うこともあるます。折り畳み傘やレインウェアなどがあると体調を崩さず安心です。 |
使い捨てスリッパ | ホテルの室内や機内にいる場合に非常に便利です。使い捨て出来るような100均のもので十分です。 注意ポイント 海外のホテルでは備え付けられていない場合もあります。 |
季節やTPOに合わせて必要なものは?
持ち物 | アドバイス |
---|---|
パスポートや各種証明書のコピー | 万が一のために重要な書類はコピーを持参しておきましょう。原本とは別にして管理しましょう。スマホに撮影しておくのも便利です。 |
証明写真(4.5×3.5cm)2枚 | パスポートを紛失した場合などに、再発行するために必要となります。念のため持参することをおすすめします。 |
スーツケースベルト | スーツケースのカギが壊れた場合などあると安心です。渡航先によってはカギを外さなければ預けることができない場合もあります。 |
エコバッグ | 海外では買い物袋がない場合もあるので、エコバッグを持参していると便利です。 |
タオル | クッション代わりにも使えますので、割れ物などの荷造りの際にも便利です。 |
くし ・ブラシ | 海外のホテルでは備え付けられていない場合もあるので持参すると安心です。 |
石鹸・ボディソープ・シャンプー・リンス | 海外のホテルでは備え付けられていない場合もあり、あっても成分が強くお肌に合わない場合もあります。使い慣れたものを持参すると安心です。 |
コンタクトレンズ(保存液)・眼鏡 | 必要な人は持参しましょう。保存液・洗浄液も忘れずに持っていきましょう。 ポイント 使い捨てのコンタクトを持参すると便利です。 |
生理用品 (女性) | 現地ですぐに購入できない場合もあります。環境が変わりますので念のため持参しましょう。また、パンティーライナーなどを旅行中使用するのもおすすめです。 |
フォーマルウェア(フォーマルシューズ) | オペラ鑑賞や高級レストラン、ディナークルーズ等を利用時には、ドレスコード(ジャケット、ワンピースなど)が必要な場合があります。 靴も忘れずに持参しましょう。 |
ルームウェア・パジャマ | 予備の服としても着用できるものだと便利です。 |
上着 | 現地の気候・季節に合わせて用意しましょう。ちょっとした防寒対策なら登山用のレインウェアなどが動きやすくおすすめです。 |
帽子 | 夏はツバ付き帽を日差しよけとして、冬はニット帽を防寒として持っていくと便利でしょう。 |
ガイドブック・会話集 | 機内持ち込みにすれば、移動中に予習も可能です。
携帯電話(スマホ)を持参する場合は、事前にアプリなどをダウンロードしておくと非常に便利です。 |
筆記用具・メモ帳 | 入出国カードなどの記入が必要な場合があります。手荷物にあると便利です。 |
ペットボトルの水1本 | 到着時お店が空いてない場合などもあるので、スーツケースに1本忍ばせておくと安心です。滞在中に飲んでしまいましょう。 |
旅行におすすめの便利グッズは?
ここからは、海外旅行で必要ではないけれども、持っていくととても便利なおすすめグッズをご紹介します。
100均でも揃えることが出来るものありますので是非参考にして下さい。
- セキュリティポーチ
服の下や首から下げるポーチです。パスポートや高額紙幣などを持ち歩くのにあると安心です。 - ポケットティッシュ(トイレットペーパー)
現地のものはお肌に合わないことも…帰りに荷物が増えた場合は現地に置いてくることも可能なので大目に持っていくと安心です。 - リップクリーム
機内などは非常に乾燥しますので持参すると安心です。 - 整髪料
スプレーは機内持ち込み不可なので必ずスーツケースなど預ける荷物に入れてきましょう。 - 日焼け止め
夏場以外でも、高緯度の場所、また高地やトレッキングに参加する場合は持参することをお勧めします。 - 目覚まし時計
スマホやアラーム付きの腕時計でも代用可能です。 - 電卓
携帯電話でも代用可能ですが、安価なものを持参してもいいでしょう。 - 防寒具 (冬)
現地の季節や気候に応じて、ダウンなど軽いものだと機内でも便利です。 - 手袋・マフラー (冬)
現地の季節や気候に応じて、防寒対策として手袋やマフラーを用意しておくと便利でしょう。 - (貼る)ホッカイロ (冬)
防寒対策として持っていくと重宝します。 - 水着 (夏)
夏に海やプールに行く場合や、ホテルでサウナなどが利用できる場合は持っていきましょう。 - サングラス (夏)
紫外線の強い夏場や高緯度の場所へ行く際はあるといいでしょう。 - 虫よけスプレー (夏)
持っていると安心です。
注意ポイント
スプレー類は機内に持ち込み出来ませんので必ずスーツケースなど預入の荷物に入れておきましょう。 - サンダル (夏)
スリッパの代りにもなりますので便利です。シャワーブースしかないようなホテルでもあると便利です。
- 辞書(電子辞書)
あると安心です。携帯電話(スマホ)でも代用可。 - マイレージカード
免税店での買い物などでマイレージを貯めることができる場合もあります。 - オペラグラス
オペラ・ミュージカル鑑賞、美術館などであると便利です。 - 輪ゴム・ヒモ・袋止め
袋に包まれているお菓子の保存など、特に輪ゴムはかさばらない為重宝します。 - ビニール袋、ジップロック
機内に液体物を持ち込む際には、しっかり閉じることができる透明な袋に入れる必要があります。 - 洗濯洗剤
下着、靴下等を手洗いすれば荷物も減らすことができます。小さな液体洗剤がおすすめです。石鹸でも代用可能です。 - トラベル枕(首用)
長時間移動する首が痛くなりにくいので重宝します。
空気を入れて膨らませるタイプのものもあります。 - 紙製便座シート
ヨーロッパなどでは便座がない場合もあります。その際、手持ち鞄にあると便利です。 - 圧縮袋
衣類など圧縮袋に入れると、コンパクトになりますので非常に重宝します。 - ペットボトルホルダー
海外では、飲料水はペットボトルで飲むことがほとんどですので、あると両手を使えるので便利です。 - ミニ三脚
海外では通りすがりの人に写真をお願いしにくいため、集合写真を撮る時など便利です。
ポイント
また、最近では「自撮り棒」も非常に人気があります。 - アイマスク
機内など明るい場所で眠りにくい方におすすめです。
メモ
音が気になるなら、耳栓も一緒に使いましょう!!
旅行のおすすめの防犯グッズ?
海外旅行は、現実から離れてリフレッシュでき、とても楽しいものです。
しかし、海外旅行は楽しいばかりでなく「スリ」「ひったくり」「置き引き」「盗難」などの被害に遭われる方も少なくありません。
初めての海外旅行を楽しい思い出にするためにも、しっかりとした防犯対策を取っておくことがとても大事になってきます。
そこで、海外旅行で役に立つ防犯グッズをご紹介します。
スキミング防止用グッズ
現在は、パスポートを始め、クレジットカードなどICチップ内蔵のものが多くなっています。
これらの磁気情報を盗む手も増加していますので注意が必要です。
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防犯ブザー
日本でも持っている人が増えている防犯ブザー。
とっさの出来事に声が出せないこともあるものです。特に女性同士で海外に行くときは持っていくべきアイテムです。
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ワイヤーロック
「置き引き」対策として重宝するのが、ワイヤー付きの鍵です。
ホテルに荷物を置いておいても持っていかれることがある海外では、柱に括りつけてチャック2カ所に通しておけば安心です。
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貴重品入れ
「スリ」対策として貴重品を分散させて持ち歩くことが必須です。また、場所がわからないように、首からぶら下げないようにしましょう。
初めての海外旅行は楽しい思い出にしたいものです。
楽しく過ごすためには、しっかりと自分の身は自分で守れるように、少し手間が掛かりますが、防犯意識をもって過ごすようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は海外旅行に必要なもの&あると便利なものをご紹介しましたが参考になりましたか?
上記にあげたものをすべて準備するのではなく、あなたにとって必要なものを選んで持っていくことが、楽しく快適な旅行の第1歩になりますので是非参考にして下さいね^^