春のお花といえば「桜」を思い浮かべる方も多いですが、チューリップも春になるとキレイに咲く花のひとつです。
小学生の時などに育てたことのある方も多いのではないでしょうか。
まっすぐに伸びて様々な色で私たちを楽しませてくれるチューリップは、贈り物としても人気のある植物です。
そんなチューリップですが、色や数によって花言葉や意味が変わるのをご存知でしょうか?
もし、贈りものとしてチューリップを選ぶ際に、それぞれの花言葉や意味を添えてプレゼントするとあなたの気持ちも伝わりやすいかもしれません。
今回は、チューリップの花言葉 色別や本数別の意味についてご紹介します。
チューリップの花言葉は?
チューリップの全般の花言葉は「思いやり」です。
しかし、チューリップは現在数百種類あり、花の色や本数などによって花言葉や意味が異なります。
そんなチューリップの花言葉についてご紹介していきますが、せっかくですのでちょっとチューリップのことをご紹介したいと思います。
チューリップの花名の由来は?
チューリップは、ユリ科の植物で、属名の学名「Tulipa(チューリッパ)」といい、古代ペルシャ語の「tulipan(ツルバン)」(頭巾を意味する言葉)を語源とします。
チューリップの花が、頭に巻くターバンに花の姿が似ていることに由来しているといわれています。
日本では、「ぼたんゆり」や「鬱金香(うこんこう・うっこんこう)」の名で呼ばれていたこともあります。
チューリップの花は、花びらの先端が【丸いもの】【尖ったもの】【フリル状のもの】など様々あります。
花の咲き方も一重から八重であったり、1つの球根から複数の花がつくもの、すぼまった状態で開花するもの、花弁が外側へ反り返り全開して開花するものなど種類もたくさんあります。
花の色も赤・黄・オレンジ・白・緑・紫などの単色や複数の色のものなど、現在では数百品種のチューリップがあるんですよ。
チューリップの全般の花言葉は「思いやり」ですが、オランダのこんな逸話が花言葉の由来になっているといわれています。
チューリップの花言葉の逸話は?
その美しい少女に3人の騎士が求婚します。
その時、一人は「黄金の王冠」を、もう一人は「剣」を、最後の一人は「財宝」をもって少女にプロポーズしました。
しかし、三人の騎士から求婚されたものの、「1人を選べば他の2人が傷つく」と選ばれなかった2人のことを思いやり、誰も選べぬ少女は悩んだ末に、花の精霊に願い、自分を花の姿に変えてもらいました。
そして、3人の騎士からの贈り物である「王冠」は花に、「剣」は葉に、「財宝」は球根になったといわれています。
そんな少女の思いやりの心が、チューリップの花言葉の語源となっているのです。
チューリップは、上記でご紹介した逸話のように素敵な花言葉が多い花ですので、プレゼントにも最適なお花のひとつといわれています。
プレゼントのときなどに、「色」「本数」別の花言葉を使ったちょっとした演出に使うのもオシャレかもしれませんね。
それではまず、「色別」の花言葉についてご紹介していきます。
チューリップの花言葉 色別の意味をご紹介!
- 赤色
- オレンジ色
- ピンク色
- 紫色
- 緑色
- 斑(まだら)入り
- 黄色
- 白色
- 黒色
花言葉は「愛の告白」です。
カップルや夫婦の間でとても役立ってくれそうな意味ですね。
告白の場面でチューリップというのも少し不思議な感じもしますが、変化球がきいていて良い意味のサプライズになりそうですね。
花言葉は「照れ屋」です。
少しだけはにかんだ雰囲気といった感じでしょうか、チューリップのかわいらしい見た目にぴったりの言葉ですね。
すこし消極的で関係が発展しない相手に、じれったい気持ちを表現するのに贈り物としてみるのも良いかもしれません。
花言葉は「愛の芽生え、誠実な愛」です。
これから始まる大切な関係を予見させる素敵な言葉です。告白する場面などにぴったりですね。
赤色に比べて、柔らかい色合いのため多くの女性に好まれやすい色です。
男性が贈り物とするのにピッタリかもしれませんね。
花言葉は「永遠の愛、不滅の愛」です、
長年一緒にいる恋人・ご夫婦などに贈ると良さそうですね。
二人の記念日などにプレゼントすると、感慨深いものになるかもしれません。
プロポーズの場面などでも大活躍してくれそうな言葉です。
逆にまだ付き合ってない、付き合いたての相手に贈るには、すこし重たすぎる印象を与えてしまうかもしれないのでご注意を!
花言葉は「美しい瞳」です。
緑色のチューリップはあまり見かけることはありませんが、このような素敵な意味を持っています。
瞳を褒められて喜ばない女性はいないのではないでしょうか。
相手の目を見つめながら贈ってみるとグッと気持ちが伝わるかもしれませんね。
花言葉は「疑惑の愛」です。
色に関係なく斑が入っているものはこの意味となります。
すこしネガティブな言葉なため、プレゼントには不向きなので注意が必要です。
間違えて渡してしまい誤解を受けないように気を付けてくださいね。
花言葉は「実らない恋」です。
元気ある見た目とは裏腹に消極的な言葉となっていますので、こちらも注意が必要です。
間違えても恋人に贈ってはいけません。
花言葉は「失われた愛、新しい愛」です。
失恋を予感させる言葉と、新たなスタートを予感させる言葉を持っています。
失恋してしまった友達に贈る場合には失恋直後ではなく、少し時間をおいて気持ちの踏ん切りがついた頃に渡してあげると、元気づけてあげられると思います。
花言葉は「私を忘れてください」です。
あまりに悲しい言葉を持っています。
黒色のチューリップ自体を見る機会もあまりなく、ましてや贈りものにすることはほとんどないと思いますので、この花言葉自体を「忘れてしまって」良いかもしれません。
誰かに話す豆知識として役立ってくれそうな言葉です。
参考
青色のバラの開発が成功したように、近い将来、目にする日がくるかもしれません。
チューリップの花言葉 本数別の意味をご紹介!
次に「本数」別の花言葉を紹介します。
- 1本
花言葉は「あなたしかいない、運命の人」です。
一目惚れを感じさせる言葉です。 - 3本
花言葉は「愛している」です。
ストレートな言葉ですので告白時にぴったりです。 - 7本
花言葉は「密かな愛」です。
片思いの相手へのプレゼントに良いかもしれません。 - 11本
花言葉は「最愛」です。
今まさに愛している方へ贈るときにぴったりです。 - 12本
花言葉は「恋人(奥さん)になって」です。
告白・プロポーズの場面ではこれです。 - 99本
花言葉は「永遠の愛」です。
ここまでくると受け取った方も大変かもしれませんが、言葉の意味を知ればきっと喜んでもらえるに違いありません。 - 108本
花言葉は「結婚してください」です。
プロポーズの時など一生に一度は贈ってみたい本数ですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、チューリップの花言葉 色別や本数別の意味についてご紹介しました。
チューリップは、色や本数によって花言葉や意味がかわりますので、上手く組み合わせることで、あなたの気持ちが相手に伝わりやすいものですよ。