お年玉

【2027年お正月】お年玉の相場はいくら?年齢別・親戚別の金額早見表と知っておきたいマナー

「もういくつ寝るとお正月……」とワクワクする子どもたちの横で、大人はちょっぴり冷や汗をかいてしまう。
それがお年玉事情ですよね。

私もかつて、子どもが小学生にあがった年の親戚の集まりで、お財布と電卓を手に「お年玉の相場っていくらだっけ!?」とこっそり焦った一人です。
「去年はいくら渡したかしら……」
「うちの子だけ多くもらって気まずいかも」
なんて、お正月早々頭を抱えていました。

そんな私の肩の力がすっと抜けたのは、金額を決めるちょっとしたコツと、親戚どうしで「一律ルール」をつくる方法を知ってからです。
それからは、穏やかな気持ちでお正月を迎えられるようになりました。

お財布事情にも人間関係にも気を配りながら、みんなで笑顔の新年を迎えたいですよね。
この記事では、2027年のお正月に向けた最新の相場から、知っておきたいマナーまでを順番にお伝えします。
安心して準備を進めるヒントにしてくださいね。

お正月にお年玉が入ったポチ袋を笑顔で受け取る子どもと温かい家族の風景

お年玉の相場はいくら?2027年お正月の目安

年末が近づくと、「今年のお年玉はいくらにしよう」と悩み始めますよね。
昔は「年齢÷2×1,000円」という計算式もよく聞きました。
けれど今は、子どもの成長段階やご家庭の考え方に合わせて、もっと柔軟に決めるのが一般的です。

まずは最新の調査データから、金額の目安を確認してみましょう。

2026年調査から見る年齢別のボリュームゾーン

大手リサーチ会社のインテージ「2026年お年玉調査」によると、お年玉の金額には、最も選ばれている金額帯(ボリュームゾーン)がはっきりあります。


小学生未満(未就学児):
1,000円以内(お菓子やプチギフトを添える家庭も多い)


小学校低学年:
2,001円〜3,000円(3,000円が中心)


小学校高学年・中学生:
4,001円〜5,000円(5,000円が区切りになりやすい)


高校生・大学生等:
9,001円〜10,000円(10,000円が上限の目安)

学年が上がるにつれて、金額も少しずつ上がっていく傾向です。

金額は「計算式」より家庭の方針が大切

「年齢÷2×1,000円」にあてはめると、小学校高学年で5,000円前後、中学生になると6,000円を超えてしまいます。
世間のボリュームゾーンより、ちょっと高くなってしまうんですね。

今は計算式にこだわらず、世間の相場や親戚どうしのバランスを見て決めるご家庭が増えています。
多すぎると相手の親御さんに気を遣わせてしまうので、無理のない範囲で調整するのが安心です。

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年齢別・続柄別のお年玉相場早見表

畳の上でポチ袋とお札を丁寧に準備している日本の新年の様子

渡す相手が自分の子どもなのか、甥・姪なのか、友人の子どもなのかで、包む金額の目安は変わります。
ひと目でわかるように、早見表にまとめました。

子どもの年齢・学年 自分の子ども 甥・姪・親戚の子ども 友人・知人の子ども
未就学児(0〜6歳) 1,000〜3,000円 500〜1,000円 0〜1,000円(品物も可)
小学校低学年 1,000〜3,000円 1,000〜3,000円 0〜1,000円
小学校高学年 3,000〜5,000円 3,000〜5,000円 1,000〜3,000円
中学生 5,000円前後 3,000〜5,000円 0〜3,000円
高校生 5,000〜10,000円 5,000円前後 0〜5,000円
大学生・専門学生 5,000〜10,000円 0〜10,000円 基本的に不要
社会人 基本的に不要 基本的に不要 基本的に不要

※2026年時点の調査データと、一般的な慣習をあわせた目安です。

自分の子どもへ渡す場合

自分の子どもには、学年に合わせて渡す家庭もあります。
一方で、「家族旅行がお年玉代わり」「クリスマスプレゼントを奮発したからお年玉はなし」など、日々のやりとりの中で工夫している家庭も半数ほどあります。

甥・姪・親戚の子どもへ渡す場合

いちばん気を遣うのが、甥や姪へのお年玉ですよね。
早見表のとおり、小学生なら3,000円、中高生なら5,000円〜10,000円が主流です。

年齢がバラバラの甥姪がいる場合は、このあと紹介する「親戚間のルール」をつくると、スムーズに決まります。

友人・知人の子どもへ渡す場合

お正月に会う機会があったときだけ、手渡すケースがほとんどです。
相手に負担を感じさせないよう、1,000円〜3,000円程度か、ちょっとしたお菓子を贈るのが喜ばれます。

親戚が多いときの予算の決め方

親戚の子どもが何人もいると、1人ずつ考えるだけで出費がふくらんでしまいます。

そこでおすすめなのが、親戚間で一律のルールを先に決めてしまう方法です。
たとえば「未就学児は一律1,000円」「小中学生は一律3,000円」「高校生以上は一律5,000円」といった具合です。
予算が立てやすくなるうえ、子どもどうしで金額を比べて不公平を感じることも防げます。

お年玉は何歳まであげる?

「大学生になったら渡すべき?」
「何歳で卒業すればいいの?」
これも、よく聞かれる悩みです。

赤ちゃん・未就学児にもあげる?

赤ちゃんや未就学児は、まだお金の価値がわからないので、現金を渡しても実感しにくいことがあります。
500円〜1,000円程度の少額にするか、絵本やおもちゃ、お菓子などの品物を贈るご家庭も多いです。

🟢 おすすめの理由(メリット):現金以外で気持ちを伝えたいときや、赤ちゃん・未就学児へのプレゼントにぴったりです。

🔴 注意点(デメリット):ご家庭の教育方針や好みに合わせて選ぶことが大切です。

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高校生・大学生にも渡す?

高校卒業や18歳成人をきっかけに、「お年玉は卒業」とする家庭が増えています。

一方で、「学生のうちはまだ子ども」という考え方から、大学生・専門学生のあいだは1万円程度を渡し続け、社会人になったら終了とするケースも多く見られます。

社会人になったら渡さないのが一般的?

就職して社会人になったら、お年玉は基本的に終了です。

むしろ、これまでお世話になったお礼として、両親や祖父母に「初任給のお祝い」や「お正月の贈り物」を贈る側にまわります。
年の離れた弟妹やいとこに、お年玉を渡す側になることも一般的です。

家庭で決めておくと悩みが減る

お年玉を何歳まであげるかについて、法律上の決まりはありません。

「高校を卒業するまで」「20歳になるまで」「社会人になるまで」など、きょうだいや親戚のあいだで方針をそろえておくと、毎年悩まずに済みます。

お年玉はどこまで(誰に)あげる?

お正月は親族が集まるにぎやかな時期ですが、お年玉を渡す範囲の線引きも気になりますよね。

過去の調査データでは、渡す相手の割合は次のとおりです。

渡す相手 渡す人の割合の目安 判断のポイント
甥・姪 91% 最も一般的。お正月に会えなくても用意する人が多い
自分の子ども 50% あげる派と、お小遣いや旅行などで代用する派に分かれる
いとこ・親戚の子ども 32% お正月に直接会うかどうかで判断する人が多い
友人・知人の子ども 27% 当日に会った場合のみ渡すケースがほとんど

※過去のアンケートデータに基づく傾向の目安です。

甥・姪は渡す人が多い

甥や姪には、9割以上の方が「渡す」と答えています。
お年玉の対象として、いちばん身近な存在なんですね。

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親戚の子・友人の子は「会うかどうか」で判断

昔は、お正月に会えなくても祖父母を通して渡す風習がありました。
近ごろは、お正月に直接顔を合わせたときだけ渡すスタイルが主流です。

会わない親戚の子どもにまで、無理に郵送する必要はありません。
会えたときに、心を込めて手渡せば十分です。

自分の子に渡さない家庭もある

「自分の子どもにはお年玉をあげていない」という家庭が約半数もあると聞くと、少し意外ですよね。

毎月のお小遣いを渡しているから、家族でのお出かけ費用をお年玉代わりにしているからなど、家計のバランスを考えた堅実な判断をしているご家庭が多いようです。

上司・恩師の子どもには「お年賀」を

マナーとして気をつけたいのが、目上の方(職場の上司や恩師など)のお子さんへのお年玉です。

お年玉は本来、目上の人から目下の人へ贈るものとされています。
そのため、上司のお子さんに現金を渡すのは、失礼にあたることがあります。

お祝いの気持ちを伝えたいときは、「お年玉」という名目を避けて、図書カードや品物を「お年賀」として贈るのがスマートです。

お年玉はいつまでに渡す?

お年玉を渡すタイミングにも、お正月ならではの決まりがあります。

タイミング 対応とマナー
1月1日〜3日(三が日) お年玉を渡す最も一般的な期間
1月7日または15日まで(松の内) お正月に会えなかった場合に手渡す目安の期間
松の内を過ぎた場合 「お年玉」ではなく「新年のご挨拶」や「お小遣い」として渡す

時期や由来については、東京スター銀行のお年玉特集でも詳しく紹介されています。

基本は三が日まで

お年玉は新年のご挨拶と一緒に渡すものなので、1月1日から3日までの三が日に渡すのが基本です。

会えないときは松の内まで

旅行や帰省の都合で三が日に会えないときは、「松の内(まつのうち)」のうちに渡せば問題ありません。

松の内の期間は地域によって違います。
関東や東北などでは1月7日まで、関西などでは1月15日までが一般的です。

松の内を過ぎたら名目を変える

1月中旬以降など、松の内を過ぎてから会うことになったときは、「お年玉」という名目で渡すのは避けましょう。

「遅くなったけれど、お小遣いね」
「新年のご挨拶だよ」
と一言添えて渡せば、季節外れの感じも出ず、相手も気持ちよく受け取れます。

お年玉のマナー|新札・ポチ袋・お札の入れ方

きれいな新札をポチ袋に丁寧に三つ折りにして入れる手元

お年玉は、お金そのものだけでなく、包み方や渡し方にも気持ちが表れます。

新札が理想だけれど、無理はしない

新しい年のスタートをお祝いするお金なので、使用感のない新札を用意するのが丁寧なマナーとされています。

とはいえ、年末年始は銀行の窓口も両替機もとても混み合いますよね。
どうしても新札が用意できなかったら、手元にあるお札の中から、折り目やシワの少ないきれいなものを選べば失礼にはなりません。
「新札じゃなくてごめんね」と一言添えれば、気持ちも伝わります。

お札の入れ方と折り方

ポチ袋にお札を入れるときは、折り方や向きに決まりがあります。

  • 1. 三つ折りにする場合
    肖像画のある面を上にして、左側から先に折り、次に右側を重ねます。ポチ袋の表から、肖像画の面が見える向きで入れてください。
  • 2. 折らずに入れる場合
    大きめの袋に入れるときは、肖像画が表側・上側にくるように向きをそろえます。
  • 3. 小銭を入れる場合
    製造年が書いてある裏面ではなく、柄が描かれている表面が前に向くように入れます。

お年玉お札の入れ方

作法の詳細は、和樂Webなどの解説記事でも紹介されています。

ポチ袋の名前の書き方

ポチ袋への記入は、手書きで丁寧に書くのがポイントです。


表側:
左上に、受け取る子どもの名前を書きます。「〇〇ちゃんへ」「〇〇くんへ」と、親しみを込めて書きましょう。


裏側:
左下に、渡す側の名前を書きます。「〇〇おじさんより」「〇〇おばさんより」と書くと、あとで保護者が見返したときにもわかりやすくなります。

(参考:ままのて)

🟢 おすすめの理由(メリット):子どもの年齢や好みに合わせて選べて、表書きや裏書きに名前を書き込めるので、渡し間違いを防げます。

🔴 注意点(デメリット):年末が近づくと、人気のデザインから売り切れることがあります。準備は早めが安心です。

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避けたい金額の目安

お祝いごとでは、「4(死)」や「9(苦)」がつく金額(400円、4,000円、9,000円など)は縁起が悪いとされ、避けるのが無難です。
お札の枚数が忌み数にならないように、すっきりした金額で準備しましょう。

2026年はキャッシュレスお年玉も増加

最近の新しい流れとして注目されているのが、スマートフォン決済を使った「キャッシュレスお年玉」です。

現金・品物・キャッシュレスの使い分け

インテージ「2026年お年玉調査」では、スマホのキャッシュレス決済でお年玉をやりとりしたい人が38.5%にのぼり、前年から大きく増えています。

それぞれの特徴は次のとおりです。

  • 現金
    お金の重みやありがたみを実感しやすく、ポチ袋を開けるワクワク感も味わえます。
  • 品物(ギフト)
    未就学児や赤ちゃんにぴったりです。おもちゃや絵本、図書カードなどがあります。
  • キャッシュレス
    遠方に住んでいて会えない中高生や大学生へ送金するときに便利です。

キャッシュレスで渡すときの注意点

キャッシュレス決済はとても便利です。
ただ、保護者の了解を取らずに送金してしまうと、トラブルのもとになることがあります。

「お年玉をキャッシュレスで送っても大丈夫?」
と、事前に親御さんへ確認してから送るのがマナーです。

小さなお子さんには、お金の管理を学ぶ機会にもなります。
ポチ袋に入った現金を手渡す温かさも、大切にしたいですね。

よくある質問

お年玉について、よく寄せられる疑問にお答えします。

❓ Q. 中学生のお年玉はいくら包むのが普通ですか?

🟢 A. 5,000円が最も一般的です。

親戚の子どもが多くて全体の予算を抑えたいときは、3,000円に設定して親戚間でそろえるケースもあります。

❓ Q. 大学生にもお年玉をあげるべきですか?

🟢 A. ご家庭の方針によりますが、学生のうちは1万円程度を渡すケースが多いです。

アルバイトで収入がある場合は、「高校卒業まで」と決めて渡さない親戚関係も増えています。

❓ Q. お正月に急に会うことになった場合、新札でなくても大丈夫?

🟢 A. 大丈夫です。

新札があればベストですが、手持ちのお札から折り目の少ないきれいなものを選んで包めば、失礼にはなりません。

❓ Q. 上司のお子さんへのお年玉はどうすればいいですか?

🟢 A. 目上の方のお子さんに現金でお年玉を渡すのは、マナー違反になる場合があります。

「お年玉」ではなく「お年賀」として、お菓子や図書カードなどの品物を贈りましょう。

❓ Q. ポチ袋を忘れてしまったときはどうすればいい?

🟢 A. 裸のまま現金を渡すのは避けたいところです。

小さな紙や懐紙、ティッシュペーパーできれいに包んで、「袋がなくてごめんなさいね」と言い添えて渡せば、気遣いが伝わります。

まとめ|相場より大切なのは「無理のない線引き」

お年玉の相場とマナーをご紹介しました。
ポイントを振り返っておきましょう。

  • 金額の目安:小学生は1,000〜5,000円、中高生は5,000〜10,000円がボリュームゾーン
  • あげる範囲:甥・姪には渡す人が多く、そのほかの親戚や友人の子は「お正月に会うかどうか」で判断
  • 渡す時期:基本は三が日、遅くても松の内まで
  • マナー:新札ときれいなポチ袋を用意して、4や9のつく金額は避ける

お年玉でいちばん大切なのは、子どもたちの健やかな成長を祝い、良い一年になるよう願う気持ちです。

世間の相場に縛られて、無理をする必要はありません。
親戚どうしで話し合ってルールを決めたり、ご家庭の予算に合わせて線引きしたりして、みんなが笑顔で新年を迎えられる準備を進めてみてくださいね。

  • この記事を書いた人

ゆうこ

4人家族で賑やかに暮らしながら、現役の介護士として働く2児の母です。 日々の介護施設イベントを通じて深めた「年中行事や歳時記の由来」の知識を活かし、子どもたちへ伝統を繋ぐ、温かみのある家族の過ごし方を提案しています。また、現役ならではの健康管理や介護の現場視点に基づいたヘルスケア情報も発信。「何気ない毎日に彩りをプラスする」ような、心温まる記事をお届けします。 詳しいライタープロフィールはこちら

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