日本三大夜桜のひとつと称される「高田公園の桜」。
その姿に相応しく、夜になり3,000個以上の雪洞の灯りに照らされた桜の姿は、幻想的でまるでタイムスリップしたかのような懐かしい景色に酔いしれます。
今回は、高田公園の2019年の桜情報をご紹介します。
高田公園 観桜会2019の日程は?
高田公園は、徳川家康の六男、松平忠輝公の居城として築城された高田城の跡に造られた公園で、全体が新潟県の史跡に指定されています。
桜の季節には、その周辺に並ぶ約4,000本もの桜が一斉に咲き誇り桜色に染めます。
特に、日本三大夜桜の称号に相応しく、夜の景色は絶景です。
三重櫓と桜がボンボリの明かりに映え、お堀の水面に映り込む様子は、息を呑むほどの美しさで、優美で、見る者を幻想的な世界へ誘い魅了します。
第94回 高田城 百万人観桜会
●会場:上越市本城町 高田公園
●料金:無料
●お問合せ先:025-543-2777(上越観光コンベンション協会)
028-527-4501(観桜会本部 会期中のみ)
●公式HP:http://www.joetsu-kanko.net/kanoukai/index.html
高田公園の桜の見頃は?
今年2019年の桜は、全国的に平年並みか遅めの開花となるところが多いようです。
これは、昨年の11月から1月半ばにかけて気温が高い状態が続き、記録的な暖冬傾向となったことが影響しています。このため、桜の花芽が休眠から目覚めにくかったと考えられます。
また、2月中旬からの気象状況は気温が高めで、3月も高温傾向となる見込みで、開花は平年並みか遅めとなるところが多い見込みです。
尚、暖冬による開花の遅れは、平年の気温が高い地域ほど影響が大きくなるため、九州の日本海側を除く地域や、高知や和歌山など西日本の太平洋沿岸を中心に、開花が遅くなるとみられます。
東北北部は、暖冬の影響が他の地域よりは小さいため、平年よりやや早い開花となる見込みです。
北陸地区 開花予想
- 新潟:【開花日】4/9【満開日】4/15
- 富山:【開花日】3/28 【満開日】4/6
- 金沢:【開花日】4/1 【満開日】4/8
- 福井:【開花日】3/28 【満開日】4/7
【2019年3月末日の予想】
新潟市の今年2019年の桜の開花傾向は、平年並みということで、4月上旬頃に開花、中旬にかけて見頃を迎える予想です。
高田城 百万人観桜会の見どころは?
高田城三重櫓と周辺の桜がライトアップされお堀の水面に映る姿など、必見の見どころはもちろん!他にも、「さくらロード」や芝生公園から三重櫓を眺望する景色などの見どころがあります。
また、観桜会の期間中は、露店も300以上も立ち並び、またイベントも数多く開催されますので、見どころ満載ですよ!
高田公園 観桜会 ライトアップ時間は?
やっぱり、「日本三大夜桜」と言われる夜の桜を楽しみたいですね!
ライトアップ時間は、高田城三重櫓のライトアップは会期中の18:00~22:00で、会場内のぼんぼりおよび「さくらロード」のライトアップは、日没~22:00の予定となっています。
約3,000個のぼんぼりが灯り、照らし出される桜の木々は、1年のなかで最も美しく輝く姿を満喫できます。
特に満開の時期に足を運ぶと、その桜の迫力に圧倒されます。
高田公園 観桜会の混雑具合は?
高田城百万人観桜会は、日本でも有数の桜の名所だけあって、期間中は大変な混雑です。
混雑回避方法は?
満開の時期の混雑は必至ですが、混雑を少しでも避けるのにおすすめの狙い目が「夜の遅い時間帯」です。
ライトアップが22:00までですので、20~21時過ぎの遅い時間に行くと、混雑のピークがある程度おさまっているのでおすすめですよ。
高田公園 観桜会 駐車場情報をご紹介!
日本全国からツアーで桜の観覧に来る人も多く、期間中は大変な人出で賑わう観桜会。
特に、人出に比例して駐車場も大変混雑しますので、車でお出かけする際には事前に駐車場情報などチェックしておくのがおすすめです。
観桜会期間中は、会場周辺に駐車場がありませんので、臨時駐車場(一部有料)の利用となります。
臨時駐車場からは、シャトルバスも運行していますので、徒歩またはシャトルバスを利用しての来園となります。
駐車場は中心地を避けるのがおすすめ!
高田公園に近い駐車場に停めたいのは誰もが考えることで、高田公園に近い駐車場はすぐに満車状態になりますし、交通渋滞も発生します。
観光バスなどの利用もありますので、確実に早く会場入りしたいのであれば、あえて中心地は避けて、駐車場は高田公園から離れた場所に確保するのがおすすめです。
まとめ
シーズン中は、すごい混雑ですが、それだけ見ごたえのある桜!ということで、多少の混雑を覚悟してでも見る価値のある夜桜です。
視界いっぱいに広がる幻想的な桜を是非、一度体感してみてくださいね!