夏休みの宿題に泣いていませんか?
楽しい夏休みもあと少し・・・でも、気が付けば宿題や課題がまったく終わってない・・・。
「毎日きちんとやっておけばよかった・・・。」なんて後悔よりも、とにかくどうにか動いてみましょう^^
夏休みの宿題のなかでも自由研究などは日数がないと慌てるものです。
そこで今回は、ギリギリでも大丈夫!小学生の1日でできる簡単おすすめなネタについてご紹介します。
夏休み自由研究 小学生の1日でできる簡単おすすめなネタ10選!
いろんな大きさのシャボン玉を作ろう!
・シャボン玉液
・ストロー(太さの違うストローがあれば尚良し)
・画用紙
【実験方法】
1.シャボン玉液を用意する。
2.ストローを使ってシャボン玉を作る。
【まとめ方】
ストローの太さを変えてシャボン玉を作ってみると、直径が小さなものは小さなシャボン玉ができ、直径が大きくなると大きなシャボン玉ができる。
また、直径が小さなものは大きさは小さいが数は多くなり、直径が大きなものは、大きなシャボン玉ができるが数が少ないことに気付く。
これは、息を「風」と考えれば、吹く風の広さによって、できるシャボン玉の大きさが変化することが分かる実験です。
実験の結果を表にまとめて発表するといいかもしれません。
ストローの直径 | シャボン玉の直径 | ひと息でできるシャボン玉の数 |
---|---|---|
直径3mm | 1cm | 40~50個 |
直径5mm | 〇cm | ○個 |
直径10mm | 〇cm | ○個 |
直径15mm | 〇cm | ○個 |
ドライヤー | 〇cm | ○個 |
直径の違うストローなどがない場合は、画用紙を使って直径の違う円を切り抜いて、シャボン玉を作ってみましょう。
ヒアルロン酸入り化粧水に液体石鹸を入れてシャボン玉液を作ると、手袋をはめた手の上で弾ませることもできます。
一緒に実験してみると楽しいですよ。
あぶり出しをやってみよう!
・画用紙
・お酢
・綿棒
・割り箸
・ホットプレート
【実験方法】
1.お酢をつけた綿棒や割り箸などで画用紙に絵や言葉を描く。
2.お酢のあとが見えなくなるまで乾かす。
3.完全に乾いたらホットプレートにのせて温める。
4.描いた文字や絵が浮かび上がってきたら、こがさないようにホットプレートから取り出します。
【まとめ方】
お酢は、乾くとほとんど見えなくなりますが、紙に染み込んだお酢の成分は、紙の中に残っています。これを熱することで酢の成分や紙が、茶色い物質に変化するため描いた文字や絵が浮かびあがります。
お酢の代わりに、レモンの汁やオレンジの汁、ほかにもいろんな果物の汁で試してみて結果をまとめましょう。
固形石鹸で泡わっ!
・固形石けん1個
・耐熱ガラス容器
・電子レンジ
【実験方法】
1.耐熱ガラス容器に固形石けんを入れ、電子レンジで約90秒加熱する。
【まとめ方】
固形石けんを水に溶かしかき混ぜると泡立ちます。電子レンジで加熱しても膨らんで泡のようになります。
揺さぶられたり、温められたりかき混ぜられたりすることで気体が個体や液体のすき間を広げて泡になる。
電子レンジから出した直後の様子は?手で触るとどんな感じ?時間が経つとどう変化する?など石けんの変化を記録し、写真などでも記録してまとまめしょう。
電子レンジの加熱時間は機種によって変化するので、加熱時間は様子を見ながら調整しましょう。
「泡」は、気体が個体や液体の中に閉じ込められたときにできるもの。
石けんだけでなく、身近なもので言えば、卵白や海水などでもできます。
高学年の子は、「泡ってどうしてできるの?」など1歩進んだ疑問を持って、石けん以外の卵白や海水などで、どうしたら泡ができるか実験すると面白いですよ。
コーラとダイエットコーラのバトル!
・普通のコーラ(缶入り)
・ダイエットコーラ(缶入り)
・水を入れる容器(水槽などの大きな透明の容器があれば尚良し、なければ浴槽でも可)
【実験方法】
1.2種類のコーラの缶を同時に水に入れる。
【まとめ方】
容量はまったく同じのコーラが水中でどのように変化をするのか?まずは、自分で結果を予想してみてから実験を行うと楽しいですよ。
普通のコーラは砂糖が含まれているため水よりも重くなります。一方ダイエットコーラに含まれる人工甘味料は砂糖に比べ少ない量で甘くすることができるため、同じ体積あたりの重さは小さくなるため水に浮くんですね。
コーラ以外の飲み物でも実験してみましょう。
フィギュアスケートのスピン実験!
・回転椅子
・1㎏程度の重り2個(なければ500mlのペットボトル2本でも可)
【実験方法】
1.重りを両手に持って、回転椅子に座り椅子を回転させ、重りを持った手をフィギュアスケーターのように左右に伸ばしたり縮めたりする。
【まとめ方】
重りを持った手を広げたり縮めることで回転の速さはどう変化するか?
また、重りを持った場合と持たない場合で変化はあるのか?どれぐらい回転できるのか?
重りの重さを変えるとどうなるのか?など、いろんなパターンを試してみるのもおすすめです。
質量(重さ)を回転軸に近づけると回転が速くなることから、重りを持った両手が体の中心部に近いと回転が早まり、両手を広げると回転が遅くなるはず!実験してみよう!
道具がいらない自由研究
脈拍の変化を調べよう!
1.いろんな場面での自分の脈拍の数を計測する。
【まとめ方】
人間の脈拍は常に一定でしょうか?平常時や起床直後、運動した後やご飯を食べる前、食べた後など脈拍がどう変化するのが調べましょう。
脈拍が変化していた場合は、なぜ変化するのか?を考えるとより一層深まった研究内容になりますよ。
服を着たまま泳いでみよう!
1.水着を着て25m泳いでタイムを計る。
2.次に洋服を着て25m泳いでタイムを計る。
【まとめ方】
水着の場合と洋服の場合でタイムはどう変化するのか?
できれば靴を履いて泳いでみたり、洋服も夏服やジャージ、ジーンズなど数種類の洋服で実験しても面白いですよ。
実験は絶対に1人ではやらず、大人の人に付き添ってもらって行いましょう。
水の抵抗が一番大きくなるのはどのパターンかな?また、洋服を着ている時に泳ぎやすい泳ぎ方はあるかな?
ゴミを調べてみよう!
1.1日中大きな紙袋などを持ち歩き、ゴミはすべてそこに入れるようにする。
【まとめ方】
1日でどれだけのゴミがあったか写真に撮ったり、リストアップしてみましょう。
ペットボトルや紙類などどんな種類のゴミがあったか?またそれらのゴミを減らせる方法などないのか?などを考えるとより深い研究になりますよ。
1日の水の使用量を調べてみよう
・家の水道料金の請求書
【実験方法】
1.請求書を確認し、1日の平均水道使用量を算出します。
【家の水使用量 ÷ 使用期間の日数 = 】で算出できます。
2.1日の平均量を、家で使用する目的別でも算出します。
【トイレ:1日に使う水のおよその平均量×0.28
おふろ:1日に使う水のおよその平均量×0.24
炊事:1日に使う水のおよその平均量×0.23
洗濯:1日に使う水のおよその平均量×0.16
洗顔・その他:1日に使う水のおよその平均量×0.09】
※内訳の割合:東京都水道局一般家庭水使用目的別実態調査より
【まとめ方】
1日に家庭で使う水の量はどれぐらい?ペットボトルで何本分かを算出するとより具体的で分かりやすいかもしれませんね。
水の使用量を知ったうえで、節水するにはどうしたらいいか?暮らしの中でできる節水の工夫などを盛り込むとより深い研究内容になりますよ。
家から学校までどんな交通標識がある?
1.家から学校までのいつもの通学路にどんな交通標識があるか調べましょう。
【まとめ方】
写真を撮ったり、地図を作ったりして標識をまとめてみましょう。どれぐらいの標識があったかな?
標識の意味は?標識はなぜあるのか?なども一緒に調べてまとめるといいかもしれませんね。
まとめ
夏休みの宿題は、ギリギリまで先延ばしにせず、計画的にやるのが一番!
来年こそは、計画的にできるよう頑張りましょう!