披露宴

結婚式の披露宴で恥をかかないためのマナーは?流れに沿ってご紹介!

結婚式 披露宴 マナー

新しい門出を迎える2人の幸せを、両家の親族や新郎新婦の友人、同僚、上司などと喜び合い、祝福するのが結婚式の披露宴です。

結婚式の披露宴には、様々な世代の方が来られます。フォーマルな場で基本的なマナーを知らなければ、自分はもちろん、招待した新郎新婦にも恥をかかせてしまうことにもなりかねません。

今回は、結婚式の披露宴で恥をかかないマナーを流れに沿ってご紹介します。

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結婚式の披露宴のマナー

披露宴会場に到着

結婚式に招待されたら、結婚式当日は式場には通常は30分前まで(遅くても20分前まで)に着くようにするのがマナーです。

ポイント

招待状に地図や所要時間など書いてありますが、バスを利用する場合は、混み合った時乗車出来ないこともありますので余裕をもって行動しましょう。
結婚式への遅刻はとても失礼に当たりますので、事前に式場までの交通手段や駅からの所要時間などを調べておきましょう。

やむを得ない事情で遅刻しそうな場合は、友人、知人に連絡し新郎新婦または、両親に伝えます。

結婚披露宴では、ハンドバッグ以外の荷物は披露宴会場に持ち込まないのがマナーですので、会場についたら、入り口近くのクロークにバッグ以外の手荷物やコートを預けましょう。

コートは見苦しくないように軽くたたんで渡すのがマナーです。

受付

結婚式場に到着したら、受付を済ませます。

その際に、「本日はおめでとうございます」等のお祝いの言葉の後、ご祝儀を両手で受付係に渡します。

ご祝儀袋はカバンやポケットなどから直接取り出すのではなく、袱紗(ふくさ)から取り出して渡すのがマナーです。

もし、受付が新郎側、新婦側に分かれていない場合は、「新婦の友人の○○と申します。」などどちらの招待客が分かるように名乗り出ましょう。

ご祝儀の渡し方については、「結婚式でのご祝儀の相場はいくら?正しい包み方や渡し方はどうするの?」で詳しくご紹介していますのでこちらをご参照ください^^

芳名帳には、自筆でフルネームで書きます。

注意ポイント

記帳の辞退や代筆はマナー違反です。

注意ポイント

友人が受付をしている場合もありますが、スムーズに受付を進行させるためにも立ち話などしてはいけません。
その際に席次表等を渡されますので、会場に案内されるまでロビーや待合室で待機します。

また、ロビーや待合室では新郎新婦の親族に会うこともありますので、「ご結婚おめでとうございます。本日はお招き頂きありがとうございます」と挨拶するのがマナーです。

注意ポイント

式場では、久しぶりに会う友人・知人がいても、大きな声で騒ぐのはマナー違反ですので気をつけましょう。

なお、控室のイスは数に限りがありますので、なるべく年配の方に譲るように心掛けましょう。

結婚式の披露宴の流れのマナー

待合室で待っていると、係の人からの合図がありますので、合図にしたがって会場に移動します。

ポイント

以前は、披露宴会場の入口の金屏風の前で新郎新婦、両親、晩酌人が出迎えをしていましたが、最近は出迎えはなく順次決められた席に移動します。

このとき、会場の中央を横切ったりせずに、入り口からできるだけ端を歩いて席につきましょう。

また、携帯電話は会場に入る前に、マナーモードもしくは、電源を切っておくのがマナーです。

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ポイント

披露宴会場内で電話やメールは大変なマナー違反です。やむを得ない事情で電話するときは、目立たないように席を外し、会場の外で電話しましょう。

席次表を確認して指定された席に座ります。万が一席気に入らなくても席の移動変更はしてはいけません。

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ポイント

同じテーブルに初対面の方がいれば、簡単な自己紹介をし、お互いに披露宴を盛り上げられるようにしましょう。

披露宴の始まり

招待客が席についたのを見計らって、司会者から新郎新婦入場の宣言が行われます。

2人が入場するときには、大きな拍手で迎え、宴のスタートを盛り上げることが大切です。

新郎新婦は、各テーブルを回りますので、「おめでとう」とお祝いの言葉を伝えるのがマナーです。

新郎新婦が席に着き、晩酌人や主賓、来賓からの祝辞がありますので、話している人に注目し、厳粛な雰囲気を保ちおしゃべりは控え静かに耳を傾けましょう。
ただし、ユーモアを交えたスピーチには笑ってもかまいません。

最近は、晩酌人がつかないことが多いので、新郎が招待客へ挨拶が行われます。

乾杯のマナー

席に着いてから「乾杯」の声が掛かる前に、料理や飲み物に口をつけるのはマナー違反です。

係の人が全員のグラスに飲み物を注ぎに回ります。飲み物が揃えば、来賓からの乾杯の音頭または、司会者の合図にしたがって立ち上がり乾杯をします。

その際は、同じテーブルの人たちとグラスを合わせる必要はありません。
グラスを胸のあたりから目線の高さまで持ち上げる動作をします。

乾杯はお祝いの儀式ですので、お酒が飲めない方でもソフトドリンクではなく、シャンパンなどのお酒のグラスで行い、グラスに口をつけるのがマナーです。

ポイント

なお、ワインを注いでもらうときは、グラスを手で持ったり添えたりせずに、テーブルに置いたままで注いでもらいましょう。

披露宴の最中

披露宴は、新郎新婦のケーキ入刀、歓談、新婦のお色直し、祝電披露、キャンドルサービス、余興及び、祝辞、花束贈呈、謝辞、閉会、退場と進んでいきます。

ケーキ入刀の際やキャンドルサービス、歓談中は写真撮影などで新郎新婦の周りに集まることがありますが、その際は遠慮なく前に出て写真などを取りましょう。

出席者一人ひとりがムードメーカーのつもりで宴を盛り上げるのも招待者のマナーです。

ただし、主賓のテーブルの方に迷惑を掛けないようにしましょう。

新郎新婦と写真を撮る際に気をつけることは、司会者が「ご歓談を…」や「カメラのお持ちの方は前の方へ」と合図があった後に新郎新婦と会話をしたり、写真を撮ったりしましょう。

注意ポイント

招待客は自分達だけではないので、長々と話し込んだり、盛り上がったり新郎新婦を独占するのは避けましょう。

また洋食ディナーの場合、招待者同士がテーブルを離れてお酒を注ぐのはマナー違反です。

立食パーティでも、歩きながら飲食するのはマナー違反ですので注意してくださいね。

トイレに行くときのマナー

基本的には、披露宴会場に入場する前に、トイレを済ませておくのがマナーです。

しかし、披露宴最中にトイレに行くこともあります。
その際は、スピーチ、祝辞や余興など最中は避けます。

歓談、新婦のお色直し、余興と余興の間のタイミング等を見計らい、目立たないように席を立ちます。

タイミングを逃してしまった場合は、次のタイミングを待つのがマナーです。

席を立つ際は、周りの方に軽く会釈し、会場の中心を通らないように脇へ抜けてから会場を出るのがマナーです。

注意ポイント

出ていく際は、ダッシュはもちろん、小走りもマナー違反です。

披露宴の退出

披露宴は基本的に時間が決められています。スピーチや余興も終わり、新郎新婦が両親への花束贈呈をし、手紙を読み始めたら披露宴の終わり近づいています。

司会者の披露宴終了のスピーチを合図に、順番に会場を退出していきます。

ポイント

引出物や席次表、ネームプレート等は持ち帰るようにしましょう。

披露宴会場の出口に新郎新婦と両親が招待者のお見送りに待っていますので、かなりの列になってしまいますが、必ず列に並び新郎新婦や両親に挨拶してから退場するのがマナーです。

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