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髪って日焼けするの?日焼けした髪の正しいケア&傷みを防ぐ対策法は?

髪の日焼け

夏になると、何もしていないのに髪の色が落ちたり、パサついたり、フケがでたりすることはありませんか?

顔や腕などお肌の日焼け対策はバッチリしていても、髪や頭皮の日焼けは目に見えにくいので意外と忘れがちです。

髪へのダメージは、お肌のダメージよりも修復するのに時間も手間もかかってしまいますので注意が必要です。

今回は、髪って日焼けするの?日焼けした髪の正しいケア&傷みを防ぐ対策法などについてご紹介します。

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髪って日焼けするの?

髪の毛は、お肌のように日焼けしても赤くなったりしないので見た目にはわかりにくいのですが、髪の毛も日焼けします

また、髪は体の中で最も紫外線を浴びやすい部位で、顔や腕などの2~5倍以上紫外線の影響を受けているともいわれています。

では、髪が日焼けするとどうなるのでしょうか?

髪がパサパサになる
髪の毛は、タンパク質やアミノ酸であるシスチン・チロシン・フェニルアラニン・トリプトファンなどで構成されています。

しかし、髪の毛が紫外線に当たり吸収してしまうことで、髪の毛を構成するアミノ酸が酸化され変性してしまい、システイン酸が生成され髪の毛にダメージを与えます。

尚、海やプールなどで塗れた髪に紫外線を浴びることで、システイン酸の生成が加速されることも分かっています。

特に、海水浴などに行くと海水による浸透圧の変化によって、一気に髪の毛のダメージが増えてしまいますので、注意が必要です。

また、アミノ酸が酸化することで、髪の毛を構成するタンパク質にもダメージを与えます。

髪の毛が日焼けすることで、髪の毛を構成する物質が変性したり、酸化することでパサパサになってしまうんです。

枝毛や切れ毛が多くなる
髪の毛を守るキューティクルもタンパク質が主成分ですので、日焼けすることでダメージを受けてしまいます。

キューティクルが剥がれたりめくれたりすることで、枝毛や切れ毛の原因になってしまいます。

また、キューティクルが剥がれたりめくれたりすることで、髪の毛の内側の水分やたんぱく質を保てなくなってしまいます。

髪の色が退色する
紫外線は、メラニン色素も分解しますので、髪の色の基となっているメラニン色素を壊し、日焼けしたような赤茶色っぽい色になってしまいます。

カラーリングを行っている場合は、特に色の退色が起こりやすくなるので、髪の色を長持ちさせたいのであれば、日焼け対策をしっかりしないといけません。

髪が薄くなる・フケが出る
髪の毛が日焼けしているということは、頭皮も同じように日焼けしています。

頭皮が日焼けすることで、頭皮が乾燥したり、炎症を起すことで、頭皮細胞の機能が低下してしまい、髪の毛を作る細胞に十分な栄養を回すことができなくなってしまいます。

ですので、髪の毛を作る細胞に栄養が足りなくなり、薄毛の原因になってしまいます。

また、頭皮が乾燥することで、皮質が増えますのでフケがたくさん出ることもあります。

髪の毛が日焼けすることで、これらのような症状が出始めると、実年齢よりも5歳程度、ひどい場合はもっと老けて見られてしまいます。

日焼けによる老化現象を「光老化」といって、年齢に関係なく老化現象が引き起こされますので、日差しの強い季節は、顔や腕などのお肌だけでなく、髪の毛もしっかり日焼け対策を行う必要があるんです!

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日焼けした髪の正しいケア&傷みを防ぐ対策法は?

上記でご紹介したように、髪の毛が日焼けすることで、パサついたり、枝毛や切れ毛になったり、色が退色するなど髪の老化現象が引き起こされてしまいます。

ですが、完全に紫外線をブロックすることは不可能ですので、髪の毛はどうしても日焼けしてしまいますので、髪の毛が日焼けしたときの正しいケア方法について、ご紹介していきますね。

髪の日焼けを防ぐ対策方法については「髪の日焼けを防ぐ対策方法は?おすすめの日焼け止めをご紹介!」で詳しくご紹介していますので併せてご覧くださいね^^

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日焼けした髪の正しいケア方法は?

髪の毛が日焼けしたときは、キューティクルが破壊されており、水分が失われ潤いがなくパサパサとした髪になってしまいます。

諦めてそのままの状態で放っておくと、パサパサが治らなかったり、切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。

ですので、その日のうちにしっかりとしたケアを行う必要がありますので、下記に正しいケア方法をご紹介していきますね。

①シャンプーで汚れを落とす。
まずは、髪の毛についた汚れをしっかり落とします。

特に、海水浴やプールなどにいった場合は、塩分や不純物などが髪についていることがありますのでしっかりと落とします。

ただし、頭皮も日焼けしていることがありますので、ゴシゴシと洗うのではなく、しっかり泡立てて、指の腹で地肌をもみ込む様に優しく洗ってください。

いつも使っているシャンプーでも構いませんが、キューティクル保護効果のあるダメージケア用のものを使うとより効果的です。

上記の商品は、ミネラルやビタミン豊富なパーシモン果実エキス(柿)やローズゼラニウムエキスなどのリッチなオーガニック成分が枯れた髪にたっぷりの潤いを与え、乾燥した髪を集中保湿し、ヒートダメージや乾燥から髪をしっとりと保護してくれます。
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②タオルドライで髪の毛の水分を取り除く
シャンプーをしっかりと洗い流したら、髪の毛についている水分をタオルに染み込ませるように拭き取ります

髪の毛が濡れていると、髪の毛の内部が水分で満たされているので、トリートメントの効果が半減してしまいます。

③トリートメントで補修する
髪の毛についた水分がある程度取れたら、トリートメントを髪全体にもみ込みます。

トリートメントをつけた後は、短くても5~10分は洗い流さずに浸透させます。

この時に、コームで髪をとかしながら全体に広げるのがおすすめです!

また、シャワーキャップや暖めたタオルで髪全体を包み込むとより効果的に浸透させることができます^^

尚、洗い流してもう一度洗い流さないトリートメントでケアするのも効果的です。

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④良く洗い流す
トリートメントの有効成分が流されるからと、すすぎを簡単に済ませるのはおすすめできません。

しっかりと浸透させたトリートメントは、洗い流したぐらいでは簡単に流れ落ちませんので、安心してください。

それよりも頭皮に残ったトリートメントで頭皮に負担をかける方がNGです!

⑤洗い流さないトリートメントをつける
お風呂上りは、髪の毛についている水分をしっかり拭き取って、洗い流さないタイプのトリートメントを、髪の毛の中間~毛先にかけてたっぷりつけてください。

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メモ

また、お風呂上りは、ヘアミストなどで潤いをしっかり与えてから、ヘアオイルでコーティングするのもOKです!
ただし、上記は、日焼けが軽度の場合ですので、頭皮が日焼けをして赤く炎症を起していたり、かゆみがあるなど重度の日焼けの場合は皮膚科など医療機関で診察を受けてくださいね。

ただし、髪の毛が日焼けした後は、どれだけケアをしても元通りにならないこともありますので、髪の日焼けの正しいケア方法で一番効果的なのは、やはり日焼けしないことです。

髪の日焼けを防ぐ対策方法については「髪の日焼けを防ぐ対策方法は?おすすめの日焼け止めをご紹介!」で詳しくご紹介していますので併せてご覧くださいね^^

まとめ

いかがでしたか?

今回は、髪って日焼けするの?日焼けした髪の正しいケア&傷みを防ぐ対策法などについてご紹介しました。

髪は、お肌以上に人から見られてしまう部分ですので、髪がパサついたりして傷んでいると、どうしても実年齢より老けて見られてしまいがちです。

しかし、逆を言えば髪がキレイだと実年齢より若く見られることもありますので、日焼けした髪をしっかりケアすることで若々しさを手に入れることもできるかもしれませんね^^

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暮らしのNEWSチーム

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