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良い汗と悪い汗の違い&見分け方は?良い汗のかき方&悪い汗の改善法は?

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良い汗悪い汗

気温が上がり、薄着の季節になると衣服の汗じみや汗の臭い気になりだす方も多いものです。

みんな汗をかくものですし、「体温調節」のためにもなくてはならないもの。

でも、同じ汗といえども汗のなかには「良い汗」と「悪い汗」があるのを知っていますか?

悪い汗は、これからの季節に気になる「臭い」が、強くなってしまう原因にもなる厄介なもの・・・。

この悪い汗を流してしまう原因は、普段の生活習慣のなかにあり、ちょっと意識を変えるだけで改善できるものでもあります。

今回は、これからの季節に気になる「汗」について、良い汗と悪い汗の違い&見分け方は?良い汗のかき方&悪い汗の改善法などについてご紹介します。

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良い汗と悪い汗の違い&見分け方は?

人間は汗をかいて体温調節をする動物です。

気温があがったり、何らかの影響で興奮したりした時、人間の体温は上がり、このままでは体に悪影響が出ると脳が判断したときに、「汗を出して体の中を冷やしなさい!」と命令をだすのです。

これは、汗が蒸発するときの「気化熱」を利用して上昇した体温を下げるための人間の持っている機能です。

では、なぜ体を冷やすための汗に「良い汗」「悪い汗」あるのでしょうか?

まずは、「良い汗」と「悪い汗」とはどんなものがご紹介していきます。

良い汗とは?

汗の大部分はエクリン汗腺という汗腺から分泌されます。

このエクリン汗腺は唇や生殖器など一部を除き、全身の皮膚に分布しており、その数は1平方センチメートルエリアに130~600個という密度で分布しています。

このエクリン汗腺から出るエクリン汗の成分の99%は水で、その他、ナトリウム、塩素、重炭酸イオン、カリウム、乳酸、尿素、アンモニアなどが含まれています

暑い環境で上昇した体温を下げるには、水さえ蒸発させればいいため、通常は、ぐるぐるとコイル状に丸まった分泌部で汗が作られ、それが汗管を通過して皮膚表面に出ていくとき、汗の中に含まれる塩分をはじめとする様々な成分は、体に再吸収される仕組みになっています。

この通常のシステムの仕組みがきちんと働いて出てくる汗が「良い汗」といわれるもので、良い汗は、下記のような特徴があります。

良い汗の特徴
  • 不純物が少ないためサラサラしていて蒸発しやすい
  • 汗の粒が小さい
  • 塩分やミネラルが含まれないので舐めてもしょっぱくない
  • 雑菌が繁殖しにくいために匂いが少ない

悪い汗とは?

通常であれば、汗が出る仕組みの際に上記でご紹介したようなシステムが働くのですが、汗をかくことに慣れていない人の場合、システムがうまく働かず、いろいろな成分が汗とともにダダ漏れしてしまいます。

こういう、いろいろな成分が汗とともにダダ漏れしてしまう汗が「悪い汗」といわれるもので、悪い汗は、下記のような特徴があります。

悪い汗の特徴
  • 汗自体の濃度が高いためベタベタ・ネバネバしていて蒸発しにくい
  • 汗の粒が大きい
  • 塩分やミネラルが含まれているので舐めるとしょっぱい
  • 雑菌が繁殖しやすいために匂いが出やすくなる

悪い汗をかきやすい人はどんな人?

一日中エアコンの効いたオフィスでのデスクワークをされる方。

いつも涼しい環境で過ごすことが多く、普段から汗をかく習慣がない方。

上記のような方は、知らないうちに汗を出すシステムがうまく働かないようになっていて、気づけば濃度の高いベタベタした「悪い汗」が皮膚表面に張り付いて、それをエサとする細菌が大繁殖してしまい、ニオイの元となる物質がどんどん作られることになり、気づくと体臭も強くなりがちに・・・。といった悪循環を招く結果・・・。

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なお、悪い汗は蒸発しにくいため、体温調節がうまくできずに「熱中症」になりやすいともいわれています。

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体臭を招いたり、熱中症などにもなりやすいなど、悪い汗はできればかきたくないものですね。

なぜ悪い汗をかいてしまうの?

最近では生活環境の変化から、悪い汗をかく人が増えているといわれています。

悪い汗をかいてしまう原因は、下記のようなものがあげられます。

  • 慢性的な運動不足
  • 体温調節機能の低下
  • 睡眠不足やストレスなどにより自律神経の乱れ
  • 食生活の乱れ
汗を出す際に行われる、汗の中に含まれる塩分をはじめとする様々な成分を体に再吸収される本来の仕組み。

この本来のシステムが正常に働く条件は、「日常的に汗をかく習慣がある」ということが大切になります。

普段から汗をかいて、汗腺を正常に働かせられるように、汗腺を鍛えておくことが悪い汗をかかないポイントになってくるのです。

良い汗のかき方&悪い汗の改善法は?

悪い汗を改善するには、日常生活を変えることが大切になってきます。

汗をかきたくないからといって、エアコンの効いた部屋の中にいてばかりでは、体温調節機能は不調になるばかり。

汗を良いものに変えるには汗を出して汗腺を鍛え、体の中から変えていくしかありません。

とにかく日ごろから汗をかく習慣をつけることが最も有効な手段ですので、普段の生活のなかで意識して改善法を取り入れていきましょう。

運動
いつもはエスカレーターやエレベーターを使う場所を、階段でのぼってみるなど、普段の生活のなかに運動を上手に取り入れることはとても有効です。

歩くというのは全身運動なので、運動不足解消にはもってこいの動作です。

1駅分歩いてみたり、週末などは近所を散歩するなど、最初は体に無理のない範囲で体を動かすことを取り入れていきましょう。

適度な運動は汗腺を鍛えるとともにストレス解消効果などの精神的な疲労を回復させる効果もあるため、継続的に取り入れることが大切です。

入浴
毎日のお風呂も意識することで、しっかり汗腺を鍛えることができます。

大切なのは、温度と時間

ぬるめのお湯にじっくりとつかり、体の芯まで温めることがポイントです。

温度は38~40度のお湯(※ぬるめに感じるかもしれませんが、神経をゆるめ、体の芯まで温まるまで長湯をしても負担にならない温度でもあります。)で、最低でも10分以上、できれば30分程度ゆっくりと入浴します。半身浴よりも、肩までつかって全身を温めるのがおすすめです。

また、二酸化炭素の泡には、皮膚から吸収されて血管を拡張する働きがあるので、炭酸系の入浴剤などを利用するとさらに効果的です。

※高血圧や心臓病のある方、ほかにも持病のある場合は医師に相談し、指示に従うようにしましょう。

エアコンの利用を見直す
最近では夏でも冬でもエアコンで温度調節し、快適な空間を保っている場所が多くあります。

しかし、冷房の効いた室内にいると体の深部まで冷やしてしまったり、外気との差が激しい場合には、体にも負担がかかります。

エアコンの冷房などを使用する際にも、設定温度に注意し、できれば外気との温度差を5℃程度までにとどめたり、長時間冷房のある環境に身を置く場合は、温かい飲み物を飲んだり、上着などを活用し、冷えすぎないようにすることも大切です。

普段から汗をかいて、汗腺を正常に働かせられるように、汗腺を鍛えておくことが悪い汗をかかないポイント!

「普段から」というのもポイントで、継続的に続けることで汗腺を鍛えることができますので、日常生活のなかに取り入れやすいものを選ぶことが大切になってきます。

通常、個人差はあるものの1~2か月程度継続することで、汗腺機能は高まる傾向があるため、効果が出ないとすぐに諦めるのではなく、普段の生活のなかで継続的に続けられる「汗をかく習慣をつける」ことがポイントにもなってきます。

まとめ

個人差はあるものの、1日にかく汗の量は平均して700~900ミリリットルといわれています。

毎日それだけの量が出る汗は、生きていくうえで毎日付き合っていくしかない存在でもあります。

できれば良い汗を味方につけて、汗と快適に付き合いたいものですね。

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