結婚記念日は夫婦の記念日。
夫婦や家族の歩みを振り返りお互いに感謝し合うために、毎年お祝いをしている人も多いのではないでしょうか?
結婚記念日には1年目から60年目までそれぞれに名称がつけられ、それぞれに意味などがあるんですよ。
それぞれの年数に合わせた贈り物をし合うのもいいかもしれませんね。
今回は、結婚記念日の数え方は?年数ごとの名称や呼び方&由来についてご紹介します。
結婚記念日の数え方は?
「今年で結婚何年目だっけ?」
結婚記念日が近づくと、1.2.3...と、指折り数えながら、自分たちの結婚記念日が何年目なのかな?と混乱してしまったりしていませんか?
結婚記念日の数え方は、年齢と同じだと覚えておくと戸惑いも少ないもの。
結婚したその年を0年目とし、結婚した年の1年後に結婚1周年記念日を迎えるといった形になります。
例えば、2017年に結婚した場合は2018年に結婚1周年、2019年に結婚2周年、2027年に結婚10周年となります。
結婚記念日っていつ?
「結婚記念日って結婚式の日?婚姻届けを出した日?」
結婚記念日について、「いつを結婚記念日と決めるのか」には、婚姻届を提出した日とする考え方や、結婚式や結婚披露宴を行った日とする考え方の2つがあります。
戸籍上、婚姻届を提出した日が記されるので婚姻届を提出した日を結婚記念日にする人もいれば、日にちなどにこだわって挙式を行ったので挙式を行った日を結婚記念日にしているという人もいらっしゃったり、結婚記念日をいつにするかの判断は、夫婦それぞれで選んでいることが多いようです。
結婚記念日は夫婦の記念日。
夫婦二人の共通認識がある日を結婚記念日にすることが何よりかもしれません。
結婚記念日 年数ごとの名称や呼び方&由来とは?
結婚記念日の名称
結婚記念日を祝う習慣はイギリスではじまったといわれ、日本では明治27年(1894年)3月9日に催された明治天皇の大婚25年式典(銀婚式)をなさったことがきっかけとなり、日本全国に徐々に広まっていったとされています。
結婚1年目の紙婚式から60年目(または75年目)のダイヤモンド婚式まで、それぞれに名称がつけられているんですよ。
- 1年目【紙婚式】
- 2年目【藁婚式・綿婚式】
- 3年目【革婚式】
- 4年目【花婚式、書籍婚式 】
- 5年目【木婚式】
- 6年目【鉄婚式】
- 7年目【銅婚式・果実婚式】
- 8年目【ゴム婚式、青銅婚式、電気器具婚式】
- 9年目【陶器婚式】
- 10年目【アルミ婚式、錫婚式】
- 11年目【鉄鋼婚式】
- 12年目【絹婚式、麻婚式】
- 13年目【レース婚式】
- 14年目【象牙婚式】
- 15年目【水晶婚式】
- 20年目【磁器婚式】
- 25年目【銀婚式】
- 30年目【真珠婚式】
- 35年目【珊瑚婚式】
- 40年目【ルビー婚式】
- 45年目【サファイヤ婚式】
- 50年目【金婚式】
- 55年目【エメラルド婚式】
- 60年目・75年目【ダイヤモンド婚式】
★白紙の上に他人同士が結婚生活をして1年目★
◎紙製品のアルバム、本、画集、手帳などの紙製品など。
★これからの苦労をお互いに支え合い質素倹約を意味し贅沢を戒めるための2年目★
◎ハンカチ、シャツなどの木綿製品など。
★革のように粘り強く乗り越えていく3年目★
◎ベルト、バッグ、財布、小物入れなどの革製品など。
★花が咲き実がなるように楽しい夫婦像ができつつある4年目★
◎花束、書籍、詩集など。
★花が咲き実がなりさらに大きな木となるように夫婦として絆が固まっていく5年目★
◎テーブルや椅子、箸、木彫品などの木工品や観葉植物など。
★鉄のように強いくさびをもう一度打ち込む6年目★
◎フライパンなどの鉄製品など。
★銅製品のように家庭も安定してくる7年目★
◎アクセサリー、食器などの銅製品や果物など。
★弾力性のある8年目★
◎靴、貴金属、アクセサリー、電気製品など。
★壊れやすい陶器を壊さずに持ち続けた9年目★
◎茶碗、湯のみ、飾り皿、コーヒーカップなど陶器類など。
★錫のような美しさとやわらかさを併せ持った夫婦になる10年目★
◎錫のビアグラス、ヤカン、アクセサリーなどの錫・アルミ製品など。
★鋼鉄のように強い絆の11年目★
◎自転車、フライパン、ゴルフクラブなど金属製品など。
★きめ細やかな愛情を12年目★
◎ネクタイ、スカーフ、ショールなど絹製品など。
★さらに深い愛情を13年目★
◎ハンカチーフ、テーブルクロスなどのレース刺繍品など。
★年齢を重ねて輝く14年目★
◎ネックレス、ブレスレット、印鑑など象牙品など。
★透明で曇りのない水晶のような信頼と愛の深さに到達した15年目★
◎指輪や置物などの水晶、クリスタル製品など。
★年代と共に値打ちが増す磁器のような20年目★
◎食器、置物のみなど、磁器製品など。
★いぶし銀のように内側から輝き充実した夫婦の素晴らしさを祝う25年目★
◎ペア時計、食器(スプーン)、アクセサリーなどの銀製品など。
★みずみずしい若さを保つ、まるで真珠のように気品あふれる夫婦になる30年目★
◎指輪、ブローチ、ネックレスなど、真珠の装飾品など。
★永い年月を経て成長する珊瑚のように夫婦の長い歴史の証の35年目★
◎指輪、ブローチ、ネックレスなど、珊瑚・ひすいの装飾品など。
★ルビーの磨かれた美しい深赤色は、夫婦の深い誠実な歴史を物語る40年目★
◎指輪、ブローチ、ネックレスなど、ルビーの装飾品など。
★サファイアの宝石言葉「誠実と徳望」に匹敵するような夫婦となったあかしの45年目★
◎指輪、ブローチ、ネックレスなど、サファイヤの装飾品など。
★金のような輝きをもった夫婦の50年目★
◎指輪、ブローチ、ネックレスなど、金の装飾品など。
★尊く深く、静かな美しさがあるエメラルドに似た夫婦の55年目★
◎指輪、ブローチ、ネックレスなど、エメラルドの装飾品など。
★長寿と一族の繁栄を意味する最高の結婚記念日60年目・75年目★
◎指輪、ブローチ、ネックレスなど、ダイヤモンドの装飾品など。
ポイント
結婚記念日のなかでも特に盛大に祝うとされているのが、結婚25年目の「銀婚式」と、50年目の「金婚式」とされています。
まとめ
お互いに結婚記念日には、それぞれの年の記念日の名前にちなんだ贈り物をするのも素敵かもしれませんね。
年数ごとの意味も夫婦ならではの奥深さがあります^^
決して1人では成しえないお互いに歩んでいくことに価値があるものだからこそ、結婚記念日は毎年、尊いものなのかもしれませんね。