新しい季節。
就職という人生で大きな節目にあたってお祝いの品や金品をもらう機会もあるもの。
就職祝いのお礼状は本人が出すのがマナーでもあります。
今回は、就職祝いのお礼状の書き方について親戚への手紙の文例なども一緒にご紹介します。
就職祝いのお礼状の書き方のポイントは?
就職祝いの手紙が親宛だった場合も、そのお礼状は本人が出すのがマナーとされています。
相手が気にかけてくれたことに対してまず謝意を示し、「おかげさまで」という謙虚な姿勢でお礼を述べ、近況や心境などを報告するようにしましょう。
お礼状は相手との関係によっては形式的になりがちなものですが、日頃の感謝を伝えるよい機会ととらえ、自分なりの誠意が伝えられる文面を心がけると、あなただけの心のこもったお礼状になりますよ。
就職祝いのお礼状はいつまでに出すの?
お礼状は、できるだけ早く出すのがマナーです。
厚意を受けた日から遅くとも3日以内には先方に届くように出すのがベストですが、どうしてもすぐにお礼状が出せずに、遅くなった場合には、遅くなったことをお詫びずる文面を添えて出すようにしましょう。
就職祝いのお礼状のポイント
- お礼とともに日頃の感謝も伝える
- 今後の決意や抱負を述べる
- 今後の指導、鞭撻を願う
就職祝いのお礼状の構成
★贈り物やお世話になったことなどの相手の厚意をあげ、感謝や感想などを具体的に伝える。
★今後の抱負などを述べる
就職祝いのお礼状【祖父母】への手紙の文例は?
このたびは、就職のお祝いと温かい激励のお言葉をいただきまして、ありがとうございました。
いただいたお祝いで早速ですが、新社会人の門出に際し何か記念に残るものをと思い、財布を購入しました。末永く大切に使わせていただきます。
いつも温かく見守ってくださるお二人にいつも心から感謝しております。
まだまだ右も左もわからない未熟な私ですが、これからもどうぞよろしくご指導ください。
まずは書中にて御礼申し上げます。
敬具
ポイント
また、日頃の感謝の言葉も添えるとグッと心温まるお礼状にもなりますよ!
就職祝いのお礼状【親戚】への手紙の文例は?
先日は過分な就職祝いをいただき、ありがとうございました。
何か記念に残るものを買わせていただこうと思っています。父や母もくれぐれもよろしくと申しております。
いつもお世話になるばかりですが、今後もいろいろとご相談させてください。
まずは略儀ながら、お礼かたがたご挨拶申し上げます。
敬具
ポイント
まとめ
お礼状は、厚意に対するお礼もですが、日頃の感謝をあらためて伝えることのできる絶好の機会でもあります。
メールやメッセージではなく、あらためて、筆をとるだけでも、相手は嬉しいものです。
ありきたりの文章しか書けなくても、心をこめて字を書いたりする時間をつくってくれたんだなと不思議と先方にも伝わるもの。
自分なりの心をこめたお礼状を。