卒業シーズン。
卒業という節目にあたってお祝いの品や金品をもらう機会もあるもの。
卒業祝いのお礼状は本人が出すのがマナーでもあります。
今回は、卒業祝いのお礼状の書き方について親戚への手紙の文例なども一緒にご紹介します。
卒業祝いのお礼状の書き方のポイントは?
卒業祝いの手紙が親宛だった場合も、そのお礼状は本人が出すのがマナーとされています。
相手が気にかけてくれたことに対してまず謝意を示し、「おかげさまで」という謙虚な姿勢でお礼を述べ、近況や心境などを報告するようにしましょう。
お礼状は相手との関係によっては形式的になりがちなものですが、日頃の感謝を伝えるよい機会ととらえ、自分なりの誠意が伝えられる文面を心がけると、あなただけの心のこもったお礼状になりますよ。
卒業祝いのお礼状はいつまでに出すの?
お礼状は、できるだけ早く出すのがマナーです。
厚意を受けた日から遅くとも3日以内には先方に届くように出すのがベストですが、どうしてもすぐにお礼状が出せずに、遅くなった場合には、遅くなったことをお詫びずる文面を添えて出すようにしましょう。
卒業祝いのお礼状のポイント
- お礼とともに日頃の感謝も伝える
- 今後の決意や抱負を述べる
- 今後の指導、鞭撻を願う
卒業祝いのお礼状の構成
★贈り物やお世話になったことなどの相手の厚意をあげ、感謝や感想などを具体的に伝える。
★今後の抱負などを述べる
卒業祝いのお礼状親戚への手紙の文例は?
あっという間の4年間で、もう少し勉強したかった気もしますが、いつまでも学生気分で甘えているわけにはいきません。
しばらくはアルバイトを続け、夢を諦めずに進んでまいります。
これからも変わらぬご指導をお願いいたします。
お礼かたがたご挨拶まで。
敬具
先日は過分な卒業祝いをいただき、ありがとうございました。
何か記念に残るものを買わせていただこうと思っています。父や母もくれぐれもよろしくと申しております。
いつもお世話になるばかりですが、今後もいろいろとご相談させてください。
まずは略儀ながら、お礼かたがたご挨拶申し上げます。
敬具
まとめ
お礼状は、厚意に対するお礼もですが、日頃の感謝をあらためて伝えることのできる絶好の機会でもあります。
メールやメッセージではなく、あらためて、筆をとるだけでも、相手は嬉しいものです。
ありきたりの文章しか書けなくても、心をこめて字を書いたりする時間をつくってくれたんだなと不思議と先方にも伝わるもの。
自分なりの心をこめたお礼状を。