LINEなどのメッセージアプリを使うとき、あまりにも長文だと読むほうも大変だろうし、簡潔にわかりやすく伝えたいんだけど、失礼のないようにも伝えたいというジレンマに悩んだことはありませんか?
私も、姪っ子が合格したという連絡を受けて、とりあえず合格のお祝いメッセージを送ろうとしたんですが、いろいろと悩んでしまいました。
「おめでとう」だけじゃ素っ気ない気もするし、長々と気持ちを綴ると読みにくくなるし、「ほんの一言を綴るだけ」でいいんですが、そこが難しい・・・。
そこで今回は、子どもなど本人に送る合格のお祝いメッセージの例文として、メールやLINEやSNSなどで使えるメッセージを注意ポイントつきでご紹介します。
合格のお祝いメッセージの例文 注意ポイントつきでご紹介!
一般的に手紙を書く際、幼稚園や小学校のお祝いの手紙は親宛に、中学生になったら一人前という敬意を込めて本人宛に送るといったものがあります。
現在では、小学校受験などもあり、状況に応じて、また相手との関係性によって送るようにするといいかもしれません。
本人への合格祝いのメッセージを送る際の注意ポイント
本人に向けてメッセージを送る場合、まずは本人の努力をたたえる言葉を伝え、プレッシャーにならないよう、忠告や期待を強調しすぎないようにするのがポイントです。
合格が第一志望ではなかった場合は?
合格といってもいろんなシーンがあります。
合格先が志望校とは異なることがあるので、学校について触れる時には注意が必要です。
合格が第一志望ではなかった場合には、「難関突破」、「見事合格」、「志望通りに」、「希望が叶い」などの言葉は避けたほうがよいでしょう。
合格先が第一志望かどうか不明の場合も、上記の言葉は避けて送るようにしたほうが無難です。
合格のお祝いメッセージの例文【親族、知人、友人の子ども向け】
改まったメッセージの文例
翔平君の新たなる門出を心より祝福するとともに、
ご家族みなさまのご健勝をお祈りしております。
並々ならぬ努力と、それを支えたご家族のご心中を察すると、頭の下がる思いです。実りの多い学生生活とみなさまのご健康をお祈りいたします。
関係性によっては、改まった文面で送ることもあるでしょう。
「年下だから・・・」と、上から目線の言葉遣いや、説教調になるのはNG!
敬意を欠いた言葉は失礼になるので注意しましょう。
一般的なメッセージの文例
第一志望に合格とのこと、さぞ大変だったろうと拝察いたします。
まずはゆっくりと受験の疲れを癒してくださいね。
実りある学生生活となりますように。
志望達成、本当によく頑張りましたね。
有意義な学生生活を送ってください。
合格の知らせは、この春一番の何より嬉しいものでした。
貴重な3年間がはじまりますね。
希望に満ちた未来へ思い切り羽ばたき、謳歌してください。
上記は一般的なメッセージの文例です。
形に残るメッセージは、受け取った本人にとってもかけがえのない嬉しいもの。
「おめでとう」のお祝いの言葉とともに、受験への慰労の言葉や今後の活躍を祈る言葉などを伝えるといいでしょう。
親しいときのメッセージの文例
素敵な高校生活になることを心から願って。
離れていてもいつも応援してるよ。
またいつでも遊びにおいでね。
そして受験お疲れさまでした。
一所懸命でまっすぐに突き進むあなたを尊敬しています。
本当に心からおめでとう。
受験頑張ったね。
しっかりご飯を食べて、しっかり寝ること。
夢に向かってガンバレ!
今まで本当によく頑張ったね。
風邪ひかないようにね。
上記は本人と親しい関係性のときのメッセージの文例です。
「親しき仲にも礼儀あり」というように、まずは、合格のお祝いの言葉を忘れずに!
親しい間柄であれば、気持ちをストレートに伝えやすく、受け取った本人にもダイレクトに届くメッセージになりやすくなります。
「おめでとう」のお祝いの言葉と一緒に、受験を頑張っている姿を知っているなら、「頑張ったね」などの言葉は本人にとっては嬉しいものです。
また、改まった言葉よりも何気ない言葉も嬉しいもの。
「お疲れさま」や「風邪ひかないように」など、人は「自分のことを想っていてくれること」に何よりも癒されたり嬉しかったりするものかもしれません。
親しい間柄だからこそのシンプルだけど何気ない言葉を大切にするのもおすすめです。
ちなみに、私が姪っ子に送った文面は・・・
受験勉強頑張ったね。
心からの「お疲れさま」を贈らせてください。
まずは自分自身にご褒美を!
しっかりご飯を食べて、しっかり寝て、しっかり遊んでください^^
合格祝いも期待してていいよ^^
○○ちゃんの笑顔も見たいから、合格祝い持参するね~!
といった感じで送りました。
姪っ子は、第一志望に落ちてしまったことを聞いていたので、学校のことなどよりも、「受験頑張ったね!」という想いを伝えようと思いました。
合格祝いを持って行った時に、あらためて姪っ子にお祝いを伝えたんですが、上記の文面の「受験勉強頑張ったね。心からの「お疲れさま」を贈らせてください。」というのに泣いてたとか泣いてないとか・・・、どんな気持ちだったのかは本人にしかわからないことですが、「何かわかんないけど、泣けた」らしいです。
あと、「しっかりご飯を食べて、しっかり寝て、しっかり遊んでください^^」も、「何か□□ちゃん(私)らしくてホッとした」といっていました^^;
まとめ
現在では、LINEやSNS、メールなどでメッセージをやり取りする機会が増えたぶん、限られた文面のなかでの表現力なども大切なことになってきたのかもしれませんね。
LINEだからと、さっと送るのもいいですが、文面が視覚的にも残るものなので、相手を想う気持ちを少しでも伝えられるよう、真摯に向き合いたいものだなと感じたものです。