忘年会

忘年会の進行表テンプレートをご紹介!2時間・3時間のタイムテーブルと司会キューを解説!

忘年会の幹事や司会を任されたものの、2時間や3時間の限られた時間に、挨拶・歓談・余興をどう配分すればいいのか分からないし、グダグダな忘年会になるのもイヤ。

また、通常業務を行いながら、幹事の仕事もしければならないので、進行表をゼロから作る時間がない。

「当日の進行ってどうすればいいの?」と悩まれる方も少なくありません。

そんな状況の方に向けて、そのまま使える忘年会の進行表テンプレートをまとめました。

先に結論です。

進行表は、宴会の終了時刻ではなく「完全退店時刻」から逆算して組みます。

退店時刻を起点にしておけば、当日の延長でお店や参加者に迷惑をかけるリスクを減らせます。

この記事では、次の内容を解説します。

  • 2時間・3時間コース別のタイムテーブル(余興あり・なし)
  • 司会が迷わないキュー(合図)の書き方
  • 時間が押したとき・巻いたときの対応
  • 閉会前に入れておきたい飲酒運転防止の一言

なお、記事内の時間配分は独自の断定ではなく、「歓談時間を確保するための初期設定」です。

会場の規約や社内の慣例が優先されるので、最終的には会場の予約内容に合わせて調整してください。

忘年会の進行表とノートパソコンを広げて準備をする幹事の様子

忘年会の進行表を作る前に確認する5項目

時刻を流し込む前に、会場と社内関係者に確認しておきたい前提が5つあります。

ここを飛ばすと、当日のタイムスケジュールが崩れる原因になります。

宴会時間と「完全退店時刻」を分けて確認する

会場との契約上の「宴会時間(例:2時間)」と、全員が店を出る「完全退店時刻」は、会場によって扱いが違います。

2時間の中に片付けや退店が含まれる会場もあれば、宴会終了後に別枠で退店時間がある会場もあります。

予約確認メールや会場の公式サイトで、必ず確認してください。

このテンプレートでは、19:00開始・21:00完全退店の2時間として組んでいます。

閉会宣言は20:45〜20:50に終える設計です。

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会場側に退店の猶予がある場合は、その分を歓談に回せます。

ラストオーダー・料理提供・乾杯ドリンクの時刻を確認する

ドリンクのラストオーダー(L.O.)の時刻は、会場によって異なります。

料理とドリンクで別時刻の会場もあります。

このテンプレートでは、仮に「終了の30分前」で組んでいます。

乾杯用のドリンクが全員に行き渡るまでにも、人数によって時間がかかります。

乾杯を何時に設定するか、L.O.の案内を何時に入れるか。

この2点は、事前にお店と擦り合わせておきましょう。

挨拶・乾杯・締めの担当者を仮置きする

忘年会では、主に次の役割が必要です(担当の割り振りは一例です)。

  • 開会の挨拶・乾杯の発声:部署の上長や先輩社員
  • 中締め・一本締め:役職者や年長者
  • 閉会の挨拶:幹事代表など

誰に何を頼むかを先に決め、挨拶の持ち時間も伝えておきます。

目安は各1〜3分です。

余興の有無と最大時間を決める

ビンゴ、クイズ、表彰式などを入れる場合は、準備と撤収を含めて「最大で何分使えるか」を先に出します。

このテンプレートの目安は次のとおりです。

  • 2時間コース:15〜20分程度
  • 3時間コース:30〜40分程度

司会・受付・会計・写真の担当を分ける

幹事1人に負担が集中すると、当日の進行が止まります。

受付・会計、司会、タイムキーパー、写真撮影の担当を事前に分け、進行表を全員で共有しておきましょう。

おすすめの理由(メリット):マイク設備のない個室・貸切会場・社内スペースでも、コンパクトなポータブルワイヤレスマイクや拡声器があれば、地声を張らずに司会進行やアナウンスができます。

注意点(デメリット):会場の音響設備との兼ね合いや、機器の持ち込み可否があります。事前にお店へ確認してください。

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2時間・3時間の忘年会スケジュールを比較|余興あり・なし別

忘年会の宴席で楽しそうに歓談し乾杯する日本の会社員たち

所要時間によって、入れられる内容の量は大きく変わります。

まずは3パターンの配分を比べてみましょう。

項目 2時間(余興あり) 2時間(余興なし) 3時間(余興・表彰あり)
開会・乾杯 10分 10分 10分
前半歓談・食事 40分 60分 50分
余興・企画・表彰 20分 なし 40分
後半歓談 30分 35分(一言スピーチ含む) 50分
締め・退店準備 20分 15分 30分

2時間で収まる内容・入れすぎない方がよい内容

2時間コースは、時間に余裕がありません。

余興を入れるなら、1つだけ(例:ビンゴのみ)に絞るのがおすすめです。

ゲームや長いスピーチを重ねると、食事と歓談の時間が削られ、参加者の満足度が下がります。

3時間で追加できる内容・増やしすぎない方がよい内容

3時間コースは歓談の時間を取りやすく、年間表彰、部署ごとの一言、少し長めの余興も組み込めます。

ただし、歓談が長すぎると中だるみします。

途中にアナウンスや企画を挟んで、流れにメリハリをつけましょう。

余興なしで歓談を楽しむ2時間スケジュール

少人数の会や、久しぶりに顔を合わせるメンバーが多い会は、余興なしの構成が向いています。

進行は開会・乾杯・締めだけに絞り、大半の時間を歓談に充てます。

おすすめの理由(メリット):「余興あり」の進行表を作るとき、景品選びや目録パネルの手配をまとめて進められます。持ち帰りの負担が少ない目録景品が揃っているので、準備の手間を減らしやすくなります。

注意点(デメリット):直前の手配は、発送日数の確認が必要です。予算と参加人数に合う景品セットも、社内で先に決めておきましょう。

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2時間の忘年会進行表テンプレート【余興あり】

もっとも使われやすい「2時間・余興あり」の標準形です。

時刻と〇〇の部分を、自分の会に置き換えて使ってください。

そのまま使える2時間タイムテーブルと司会キュー

経過 時刻例 進行項目 司会キュー・アナウンス 担当・備考
-15分 18:45 開場・受付 「まもなく開宴いたします。ご着席のうえお待ちください」 受付・会計(車・自転車で来場の方を確認)
0分 19:00 開会宣言 「皆様お揃いでしょうか。ただいまより〇〇部忘年会を始めます」 司会
2分 19:02 開会の挨拶 「まずは〇〇部長より、開会のご挨拶をいただきます」 〇〇部長
5分 19:05 乾杯の発声 「続きまして、〇〇課長に乾杯のご発声をお願いします」 〇〇課長
10分 19:10 歓談・食事(前半) 「それでは、お食事とお飲み物をお楽しみください」 全員
50分 19:50 余興(景品抽選など) 「皆様、お食事はお楽しみいただけていますか。ここで恒例の余興に移ります」 余興担当・司会
70分 20:10 歓談・食事(後半) 「余興へのご参加ありがとうございました。引き続きご歓談ください」 全員
90分 20:30 ドリンクL.O. 「お飲み物のラストオーダーです。追加のご注文はございませんか」 会場スタッフ・司会
100分 20:40 中締め・一本締め 「宴もたけなわではございますが、〇〇様より中締めのお言葉をいただきます」 〇〇様
105分 20:45 閉会宣言・連絡事項 「本日の忘年会はこれにて終了です。お忘れ物のないようお帰りください。お車や自転車でお越しの方は、運転をなさらないようお願いします」 司会・二次会案内
120分 21:00 完全退店 「お忘れ物のないようご退店ください」 幹事代表(退店・精算の確認)

2時間の忘年会進行表テンプレート【余興なし・歓談重視】

料理と会話を中心に楽しむ「2時間・余興なし」の進行表です。

少人数の会、部署内の集まり、食事を楽しみたい会に向いています。

経過 時刻例 進行項目 司会キュー・アナウンス 担当・備考
-15分 18:45 開場・受付 「定刻になりましたら開始いたします。お席へお進みください」 受付(車・自転車で来場の方を確認)
0分 19:00 開会宣言・挨拶 「これより〇〇部の忘年会を始めます。〇〇部長、ひとことお願いします」 司会・〇〇部長
5分 19:05 乾杯 「グラスのご用意はよろしいでしょうか。〇〇様、乾杯をお願いします」 〇〇様
10分 19:10 歓談(前半) 「本日はご歓談を中心に、お食事をご堪能ください」 全員
70分 20:10 一言スピーチ(任意) 「ここで、今年を振り返って皆様から一言ずついただきます」 任意(1人30秒×人数で所要時間を計算)
80分 20:20 歓談(後半) 「引き続き、ご歓談をお楽しみください」 全員
90分 20:30 ドリンクL.O. 「お飲み物の最終受付となります」 司会
105分 20:45 締めの挨拶 「それでは、〇〇様より締めのご挨拶をいただきます」 〇〇様
110分 20:50 閉会 「以上をもちまして閉会といたします。お車や自転車でお越しの方は、運転をなさらないようお願いします」 司会
120分 21:00 完全退店 「お忘れ物のないようご退店ください」 幹事(退店案内)

一言スピーチは、参加人数によって所要時間が大きく変わります。

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人数が多い会は、省略するか、代表者のみにしましょう。

3時間の忘年会進行表テンプレート【余興・表彰あり】

時間に余裕のある3時間コースで、年間表彰やしっかりした余興を入れる場合の進行表です。

そのまま使える3時間タイムテーブルと司会キュー

経過 時刻例 進行項目 司会キュー・アナウンス 担当・備考
-15分 18:45 開場・受付 「ご着席のうえ、開始まで今しばらくお待ちください」 受付(車・自転車で来場の方を確認)
0分 19:00 開会・代表挨拶 「ただいまより〇〇部の忘年会を開始いたします」 司会・部長/役員
8分 19:08 乾杯 「乾杯のご発声をお願いいたします」 幹部代表
10分 19:10 歓談(前半) 「ご歓談をお楽しみください」 全員
60分 20:00 年間表彰式 「これより本年度の年間MVP・優秀賞の発表を行います」 司会・プレゼンター
75分 20:15 余興・ゲーム大会 「続きまして、景品が当たるゲーム大会に移ります」 余興チーム
100分 20:40 歓談(後半) 「ゲーム大会、お疲れさまでした。引き続きご歓談ください」 全員
150分 21:30 ドリンクL.O. 「お飲み物のラストオーダーのお時間です」 司会
165分 21:45 中締め・三本締め 「締めのご挨拶と三本締めをお願いいたします」 〇〇様
170分 21:50 閉会・集合写真 「最後に集合写真を撮影します。お車や自転車でお越しの方は、運転をなさらないようお願いします」 写真担当・全員
180分 22:00 完全退店 「お忘れ物のないようご退店ください」 幹事

おすすめの理由(メリット):3時間コースで表彰式や大規模な抽選会を行うとき、予算や参加者に合った「選べるギフト」「目録景品」を、多くのショップから選んで手配できます。

注意点(デメリット):ショップ数が多く、比較に時間がかかります。社内精算に必要な領収書の発行方法も、事前に確認しておきましょう。

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司会台本と進行表を1枚にまとめるテンプレート

当日の混乱を防ぐコツは、タイムスケジュールと司会のセリフを別々に作らないことです。

1枚のシートにまとめておけば、次に何を話すかが一目で分かります。

時刻・進行・司会キュー・担当者を同じ行にする

ExcelやGoogleスプレッドシートで作る場合は、横軸に次の項目を並べます。

  • 予定時刻(経過時間)
  • 進行項目(プログラム)
  • 司会キュー(当日のセリフ・アナウンス)
  • 担当者名(誰がマイクを持つか、誰が動くか)
  • 備品・音響メモ(BGMやマイクの有無)

押した場合に削る一文、巻いた場合に足す一言を書く

進行表には、押し・巻きが起きたときの対応をあらかじめ書き込んでおきます。

  • 押した場合:「歓談を〇分短縮」「〇〇さんの挨拶を短縮依頼」
  • 巻いた場合:「歓談を〇分延長」「余興は足さず歓談を延ばす」

タイムキーパーと司会者の合図を決める

司会がマイクを持ちながら時計を確認し続けるのは、現実的ではありません。

サブ幹事をタイムキーパーに置き、目線で送れる合図を決めておきましょう。

  • 残り5分:スケッチブックのカンペを掲げる
  • 時間が押している:巻きのジェスチャーを送る

時間が押したときに削る順番|締めと退店時間は守る

腕時計を確認しながら進行状況をチェックする宴会幹事の人物

挨拶が長引いたり、料理の提供が遅れたりして、時間が押すことはよくあります。

このとき最もやってはいけないのは、締めの時間や退店時間を後ろにずらすことです。

お店とのトラブルや二次会への影響を避けるため、調整は途中の項目で行います。

10分押した場合の短縮優先順位

次の順で時間を削ります。

  1. 後半の歓談時間を削る(影響が最も小さく、調整しやすい)
  2. 余興のルールを簡単にする(例:クイズを5問から3問に減らす)
  3. 締めの登壇者に、マイクの近くで待機してもらう(移動時間を削る)

終了直前に始めない方がよい企画

L.O.を過ぎてから、急に「全員の一言スピーチ」を始めるのは避けましょう。

話し出すと止まらない人が出て、退店時間を大きくオーバーする原因になります。

予定より早い(5〜10分巻き)場合に追加できる内容

進行が順調で5〜10分ほど余ったら、歓談を延ばすのがいちばん簡単です。

無理に余興を足す必要はありません。

「ご歓談の時間を少し長めに取っています。引き続きお楽しみください」と、一言アナウンスを入れましょう。

閉会前に入れたい帰宅案内|飲酒運転を防ぐ一言

閉会前の帰宅案内は、マナーであると同時に安全面の配慮でもあります。

進行表の閉会キューに、あらかじめ固定しておくのがおすすめです。

警視庁の案内では、道路交通法上、次の行為が禁止されています。

  • 酒気を帯びて車両等を運転すること
  • 運転するおそれがある人に酒類を提供する、または飲酒をすすめること
  • 運転者が酒気を帯びていると知りながら同乗すること

酒類の提供や同乗にも、罰則が定められています。

詳細は警視庁「飲酒運転の罰則等」でご確認ください。

自転車も対象です。

自転車の酒気帯び運転と、酒類の提供・同乗への罰則は、令和6年11月1日に整備されています。

くわしくは自転車利用者にも必要な飲酒運転防止の大阪府警の案内をご覧ください。

同乗の扱いについては、飲酒運転をしない・させないための大阪府警のQ&Aも参考になります。

実務では、受付で「車・自転車で来ていないか」を確認し、該当者にはソフトドリンクを案内する。

閉会宣言で「お車・自転車の方は運転しないでください」と一言添える。

この2点を進行表に入れておくと、対応漏れを防げます。

忘年会の進行表に入れたい当日チェック欄

進行表の最下部か別シートに、直前チェックリストを付けておくと準備漏れを防げます。

幹事・司会用最終確認シート

  • 会場と「ラストオーダー時刻」「完全退店時刻」を最終確認したか
  • マイクの音量・スピーカーの動作確認は済んだか
  • 乾杯・締めの挨拶担当者は到着しているか
  • 余興用の景品・道具・音響(BGM)は揃っているか
  • 車・自転車で来場した人を確認し、閉会時の帰宅案内を入れたか
  • 二次会の会場案内・誘導方法を確認したか

なお、入店可能時刻、宴会の開始・終了時刻、ラストオーダー、完全退店、設備、人数変更の期限などの利用条件は、ご予約会場の公式サイトや予約確認メールでご確認ください。

よくある質問(FAQ)

忘年会が2時間なら、余興は何分が目安ですか?

15〜20分程度

このテンプレートでは、準備から結果発表、撤収まで含めて15〜20分程度を目安にしています。20分を超えると、歓談と食事の時間が大きく削られます。

参加者が全員そろわないときは、開始を待つべきですか?

定刻開始を基本とする

このテンプレートでは、定刻開始を基本にしています。開始を遅らせると、終了まで全体が押してしまいます。遅れそうな人には、事前に「定刻で始めます」と伝えておきましょう。乾杯の担当者が遅れる場合に備えて、代役も決めておくと安心です。

進行表は誰に共有すればよいですか?

幹事メンバーと会場責任者

幹事メンバー(受付・司会・タイムキーパー)に加えて、当日の会場責任者にも、印刷した進行表を1部渡しておきましょう。ラストオーダーのタイミングや料理を出すペースの調整が、ずれにくくなります。

まとめ|進行表は「歓談時間」と「退店時間」を守るためのもの

進行表を作る目的は、詰め込んだスケジュールをこなすことではありません。

参加者が心地よく歓談できる時間を確保し、退店時間を守ることです。

要点は次の3つです。

  • 完全退店時刻から逆算して、タイムスケジュールを組む
  • 進行表と司会台本は、1枚のシートにまとめる
  • 押したときは歓談を削り、締めと退店時刻は動かさない

この3点を押さえておけば、当日は落ち着いて進行できます。

※警察の公式情報(飲酒運転関連)は、2026年9月時点の内容を確認しています。

  • この記事を書いた人

山崎

中小企業での15年間、経理・総務・労務まで何でもこなす「現場の何でも屋」として実務を牽引。現在は独立し、ネット広告会社を経営しています。自社で実践している確定申告や節税、業務効率化のノウハウなど、実体験に基づいた「正確で、今すぐ使える実践的な知見」の発信が強みです。ビジネスの現場で直面する悩みをスピード解決できるよう、明快で迷わせない文章をお届けします。 詳しいライタープロフィールはこちら

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