忘年会

忘年会挨拶の順番や依頼の仕方は?デキる幹事の進行のコツもご紹介!

忘年会の幹事を任されることになった場合、事前に段取りや進行など準備することがたくさんあります。

特に、会社の忘年会などでは、一年を締めくくる挨拶をする風景もよく見られますね。

幹事を任された場合は、挨拶の順番の段取りや依頼なども大事な役目となります。

「忘年会の挨拶の順番って役職順でいいのかな?」

「忘年会の挨拶をお願いしたいけど、どうやってお願いしたらいいのかな?」

など幹事ならではのお悩みもたくさんあります。

幹事の仕事は本業と関係ないと思われがちですが、滞りなく忘年会の進行をすると意外と上司からの評価も上がったりするものですよ^^

そこで今回は、幹事さんのお役立ち情報として、忘年会挨拶の順番や依頼の仕方&滞りなく忘年会を進行させるポイントなどについてご紹介します。

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忘年会挨拶の順番は?

忘年会の幹事

会社の忘年会の準備をしている中で、「誰に挨拶をしてもらうのか?」「順番はどうすればいいのか?」などは意外と悩まれる方が多いのもです。

忘年会での基本的な流れは、

①開会の挨拶
②はじめの挨拶
③乾杯の音頭
④歓談と会食
⑤余興
⑥締めの挨拶
⑦閉会の挨拶

の大きく7つのパートに分かれます。

挨拶のタイミングは、「①開会の挨拶」「②はじめの挨拶」「③乾杯の挨拶」「⑥締めの挨拶」「⑦閉会の挨拶」になりますが、具体的に誰にお願いするのがよいのかをご紹介します。

開会の挨拶
開会の挨拶は、「幹事」であるあなたが行います。

ここのでの挨拶のポイントは、【元気よく簡潔に挨拶する】ことです。

軽い自己紹介と短い挨拶を行い、「はじめの挨拶」へ移ります。

開会の挨拶の例文

「皆さん、時間となりましたので、これより○〇株式会社の忘年会を始めさせていただきます。
本日、幹事を務めさせていただきます○○(所属と名前)と申します。どうぞよろしくお願い致します。
それでは、まず○○様に開会のごあいさつを頂戴したいと思います。○○様よろしくお願い致します!」
「本日はお忙しい中、○〇株式会社の忘年会にご出席いただきありがとうございます。
おかげ様でこの1年の締めくくりとなる忘年会を皆様とご一緒に迎えることが出来ましたことを嬉しく思っております。
司会は、私○○が務めさせていただきます。司会進行は不慣れなもので至らない点が多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。では、はじめに開会のご挨拶を○○様にお願い致します」
はじめの挨拶
はじめの挨拶は、参加者の中で「一番役職の高い方」にお願いするのが基本です。
一般的には社長に一言挨拶をお願いします。また、部署単位で行う場合は、部長や課長などにお願いしましょう。

挨拶をお願いするときのポイントは、【挨拶は手短にお願いする】こと!

社長など会社への想いが人一倍強い方は、話が長くなりがちです。ビールの泡がドンドン消えていくのも残念ですよね^^;

挨拶をお願いするときに、「3分ぐらいでお願いします」など具体的に時間を伝えておくと、依頼されたほうも時間を考えて挨拶しやすくなりますよ。

乾杯の音頭
乾杯の挨拶は、参加者の中で「三番目に役職の高い方」「はじめの挨拶と同じ方」にお願いするのが基本です。

「はじめの挨拶と同じ方」にお願いする場合は、そのままのスムーズに進行できます。

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若手社員に「乾杯の音頭」をお願いするのもいいかもしれません。若手の力で元気よく「かんぱーい!」とすると、場も盛り上がりやすく「歓談と会食」もワイワイとなりやすくなりますよ。

乾杯の挨拶に移るときの例文

「○○様、ありがとうございました!
それでは、皆さまお待ちかねの乾杯に移りたいと思います。皆さん、グラスの準備はよろしいでしょうか?
乾杯の音頭は、□□様にお願いします。」
「○○様、ありがとうございました。それでは乾杯に移りたいと思います。乾杯の発声は□□様にお願い致します。□□様こちらへお願いします!」
など、乾杯の音頭を取る方を簡単に紹介しましょう。
締めの挨拶
絞めの挨拶は、参加者の中で「二番目に役職の高い方」にお願いするのが基本です。

また、絞めの挨拶のときに「一本締め」や「三本締め」の手締めなども合わせてお願いをしておくとよいでしょう

絞めの挨拶は、酔いも進んでいますので間延びしてしまいがちです。会場の時間などもありますので、こちらも具体的な時間を伝えておくなど手短になるように事前にお願いしておきましょう

絞めの挨拶に移るときの例文

「宴もたけなわでございますが、お時間になりましたので締めさせて頂きたいと思います。締めの挨拶を△△様にお願いしたいと思います。」
「盛り上がっている中、恐縮ですがお時間が迫ってきております。締めの挨拶を△△様お願いします。」
閉会の挨拶
閉会の挨拶は、「幹事」であるあなたが行います。

二次会を準備している場合は、ここで二次会会場について説明します。

会場の時間も差し迫っているのでここでのポイントは、【間延びしないように退席を促す】ことです。

閉会の挨拶の例文

「△△様ありがとうございました。
皆さま、本日は○○株式会社の忘年会にご参加ありがとうございます。お忘れ物に注意してお帰り下さい。
尚、この後、二次会を○○(店やカラオケ店など)で予約致しておりますので、余力のある方はぜひご参加ください。」

挨拶の順番を改めてまとめますと、

①開会の挨拶 ⇒ 幹事
②はじめの挨拶 ⇒ 一番目に役職が高い方
③乾杯の音頭 ⇒ 三番目に役職の高い方、はじめの挨拶をする方
⑥締めの挨拶 ⇒ 二番目に役職の高い方
⑦閉会の挨拶 ⇒ 幹事
が基本になります。

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同じ役職が複数の場合は?

忘年会での挨拶をお願いするとき、「同じ役職の方が複数いた場合はどうするの?」なんて場面も出てきます。

その役職の中で「一番年配の方」へお願いするのが基本になります。

ただし、どちらも同年代であったり、社内の力関係など判断が難しい場合は、直属の上司に相談しておくのが良いでしょう。

忘年会挨拶の依頼の仕方は?

忘年会での挨拶の順番は上記のとおりですが、挨拶の依頼をお願いするのは役職の高い方ですので、失礼の無いように依頼したいものですね。

基本的に忘年会の挨拶を依頼する場合は、直接伺ってお願いするのがマナーです。

しかし、相手が忙しくなかなか時間を取れないこともありますので、その際はメールなどを使ってお願いすることもビジネスの場面では増えてきています。

忘年会の挨拶の依頼メールの例文

○○社長

お疲れ様です。営業部の○○です。

今年も、残すところあとわずかとなり、忘年会の季節となりました。

早速ですが、忘年会の日程が下記のとおり決定しましたのでご連絡いたします。

ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、ご出席いただけますようよろしくお願いいたします。

重ね重ね恐縮ではございますが、その席で○○社長に開会のご挨拶を一言頂きたくお願い申し上げます。

-記-

日時:
場所:
電話:
会場までのアクセス:
(地図やURLなど添付しておきましょう。)

担当:
電話:
メールアドレス:

本来であれば、直接お会いしてお願い申し上げるべきところ、期日に余裕がないため、メールにて失礼申し上げます。

営業部 ○○

役職の高い方は基本的に多忙ですので、メールで送る場合は要件を手短に伝えることがポイントです。

また、返事もいつまでに頂きたいかなども加えておくと、ギリギリにならずに済みます。

忘年会でのデキる幹事の進行のコツは?

忘年会での挨拶の依頼や、事前準備が整いましたら忘年会当日の進行についてポイントをご紹介します。

忘年会での基本的な流れは、

①開会の挨拶
②はじめの挨拶
③乾杯の音頭
④歓談と会食
⑤余興
⑥締めの挨拶
⑦閉会の挨拶
となります。

忘年会の当日での幹事の大事な役割は、【大きな声で話す】【時間の管理】です。

忘年会ではお酒が入っていますので、大きな声で話さないと聞いてもらえなかったり、みんなの声にかき消されてしまいます。

また、楽しい時間は過ぎるのが早いので時間の管理をしっかりしておかないとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

幹事さんは、乾杯を終えてホッとするのもつかの間、余興(ゲームなど)の準備と開始するタイミングを計っておかなければなりません。

歓談と会食の時間を15~30分程度取ったあたりで、参加者の様子と盛り上がりを見ながら、余興をスタートさせるのがポイントです。

歓談スタートの例
「○○様乾杯の音頭ありがとうございました。さて、それでは楽しみのご歓談と食事のタイムです。
本日は、この後ゲームやカラオケなどの余興も楽しんでいただけるように準備しております。
後ほどご紹介させていただきますが、まずはお食事とお酒を存分にお楽しみください。」
「それでは皆さん、しばらくの間ご歓談をお楽しみください。美味しい料理と飲み物は十分に用意してありますからご遠慮なくお楽しみください」

など、乾杯の挨拶後に参加者に伝えます。。

また、余興で行うゲームなどは皆で楽しめるものをいくつか準備しておくことをおすすめします。思いのほかゲームの進行がスムーズに進み、万が一時間が余った時でも対応できます。

余興の定番はビンゴゲームです。

商品付きビンゴ大会は盛り上がります。また、元気のいい新入社員や芸達者な社員などに余興のトップバッターをお願いするとテンポ良く進みます。だいたい1時間程度を目安にラインナップを組むと良いでしょう。

ビンゴゲームの商品などの予算がない場合は、参加者に1000円以内で景品を持ち寄ってもらうのも盛り上がります。

余興スタートの例文
「皆さまお楽しみのところですが、これから余興に移りたいと思います。毎年恒例のビンゴ大会を行いたいと思います。皆さまカードはお持ちでしょうか?それでは、始めさせていただきます」
余興終わりの文例
「ありがとうございました、以上で余興のほうを締めさせて頂きたいと思います。楽しんでいただけたでしょうか?ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。まだまだ料理もお酒もありますので、時間いっぱいまでしばらくおくつろぎください」

一年を締めくくる忘年会での幹事を任されると、事前準備から当日まで何かと大変なものですので、一人で抱え込まないようにしましょう。

同期の仲間や先輩などを頼って、役割分担しながら忘年会の準備や当日の進行などを行うことがデキル幹事の一番のコツです。

まとめ

忘年会の幹事を任された場合、事前準備や挨拶の順番を考えたり、失礼の無いように依頼したり、当日の司会進行をしたりと大変なことが多いと思います。

忘年会の幹事さんの大切なことは、一人で抱え込まずに仲間や先輩を頼ってあなたも楽しめるように頑張ってくださいね。

また、当日の司会進行で大切なことは、【大きな声で話す】【時間の管理】をしっかり行うことが忘年会を成功させるコツです!

多少失敗しても同じ職場や普段から付き合いのある取引先の方ですので、温かく見守ってくれますよ^^

一年を締めくくる忘年会は、参加者全員が楽しめる宴になるとよいですね♪

  • この記事を書いた人

山崎

インターネット広告を扱う小さな会社を営んでいます。 今までの経験を活かし、ビジネスマナー・経理・手続き・税金・節税などの題材を中心に書いています。 詳しいライタープロフィールはこちら

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