忘年会

忘年会幹事の挨拶と進行はどうするの?順番は?新人幹事が気をつけるポイントをご紹介!

年末になると、一年の締めくくりとして忘年会を行う会社が多く、新入社員は忘年会の幹事や司会などに指名されることもよくあります。

「忘年会の幹事は初めてのことでどうしたらいいのかな?」

「上司や上役などが参加するし失礼があったらどうしよう…」

と緊張して仕事が手につかない、夜も寝られない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか(かなり大袈裟かもしれませんが^^;)

でも、指名されたものは仕方ありません!ここは前向きに「忘年会の幹事」楽しみましょう。

大丈夫です!これから、簡単できるに忘年会の当日の幹事の仕事についてご紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね。

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忘年会幹事の挨拶と進行はどうするの?

忘年会 幹事の挨拶

初めて忘年会などの幹事役をするときは、誰でも不安なものです。

でも大丈夫です、幹事をする際に気をつけるべきポイントを抑えることで、大成功とまではいかなくても、失敗する確立をグッと減らすことができます。

これから幹事役が抑えるべきポイントについてご紹介していきます。

まず、忘年会当日の幹事の仕事で気を付けるべき2つのポイントがあります。

それは、忘年会の司会進行役タイムキーパーです。

忘年会を行う際、会場(お店など)の予約時間(使用時間)は前もって決められていることがほとんどです。

ですので、幹事役が当日気をつけるポイントは、予約時間内に滞りなく会を進めて終わらせるのが幹事の一番の仕事になります。

では、忘年会幹事の基本的な進行の流れをご紹介します。

  • 幹事(司会者・進行役)の紹介・挨拶
  • 開会の挨拶
  • 乾杯
  • 歓談と会食
  • 余興
  • 閉会の挨拶
の大きく6つに分かれます。これらの6つのポイントは司会進行する際の基本的な流れになりますので、これらを押さえておけば大丈夫です。

幹事(司会者・進行役)の紹介・挨拶

初めに、幹事の挨拶を簡単に行います。ここでの挨拶で気をつけることは簡単(簡潔)にするのがポイントです。

参加者の皆さまは「早く乾杯をして、お酒が飲みたい!」となっている方が大半ですので、あなた(幹事)の挨拶は短い自己紹介程度にして、次の開会の挨拶へとスムーズに流していきましょう。

※長々と話さなくてよいので気が楽になりますね。

幹事の紹介と挨拶の例
「皆さん、時間となりましたので、これより○年度の忘年会を開始させていただきます。
本日、幹事を務めさせていただきます○○(所属と名前)と申します。どうぞよろしくお願い致します。
それでは、まず△△社長(当日の一番上役)に開会のごあいさつを頂戴したいと思います。△△社長、よろしくお願い致します!」
「本日、お忙しいところ忘年会にご出席いただきありがとうございます。
おかげ様でこの1年の締めくくりとなる忘年会を皆様とご一緒に迎えることが出来ましたことを嬉しく思っております。
司会は、私○○が務めさせていただきます。司会進行は不慣れなもので至らない点が多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。では、はじめに開会のご挨拶を△△様にお願い致します」

などです。

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参加者にはっきり聞こえるように大きな声で行うのがコツです。

開会の挨拶

開会の挨拶は、基本的に参加者の中で一番上役にお願いするのが一般的です。

また、一番の上役(社長など)の方は、話し始めると長くなりがちなので、言いにくいかもしれませんが、予め手短にしてもらうように依頼しておきましょう。(一番難しい仕事かもしれませんが、頑張ってお願いしましょう)

開会の挨拶は、事前のお願いしておくのがマナーです。
当日、いきなりお願いするのは避けましょう。

乾杯

乾杯の挨拶は、開会の挨拶と供に願いしておくか、または、開会の挨拶者に準ずる方にお願いしておきます。

乾杯の挨拶に移る時の例
「△△社長、ありがとうございました!
それでは、皆さまお待ちかねの乾杯に移りたいと思います。皆さん、グラスの準備はよろしいでしょうか?
乾杯の音頭は、□□長(開会の挨拶に準ずる方)お願いします。」
「△△様、ありがとうございました。それでは乾杯に移りたいと思います。乾杯の発声は□□長にお願い致します。□□長、こちらへお願いします!」
など、乾杯の音頭を取る方を紹介します。

注意ポイント

乾杯の音頭をお願いする方にも、事前にお願いしておくのがマナーです。

歓談と会食

乾杯が終われば、お待ちかねの忘年会がスタートします。

最初の一仕事を終えてホッとするのもつかの間、幹事はゆっくりしてられません。
忘年会がスムーズ進行されるように、余興(ゲームなど)の準備と開始するタイミングを計っておきましょう。

歓談と会食の時間を15~30分程度取ったあたりで、参加者の様子と盛り上がりを見ながら、余興をスタートさせるタイミングを計ります。

歓談スタートの例
「ありがとうございました。さて、それでは楽しみのご歓談と食事のタイムです。
本日は、この後ゲームやカラオケなどの余興も楽しんでいただけるように準備しております。
後ほどご紹介させていただきますが、まずはお食事とお酒を存分にお楽しみください。」
「それでは皆さん、しばらくの間ご歓談をお楽しみください。美味しい料理と飲み物は十分に用意してありますからご遠慮なくお楽しみください」
など、乾杯の挨拶後に参加者に宣言しましょう。

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余興

余興はゲームなど、皆で楽しめるものをいくつか準備しておきましょう。

余興の定番はビンゴゲームです。商品付きビンゴなどが盛り上がります。

また、元気のいい新入社員や芸達者な社員などに余興のトップバッターをお願いするとテンポ良く進みます。だいたい1時間程度を目安にラインナップを組むと良いでしょう。

ポイント

ビンゴゲームの商品などの予算がない場合は、参加者に1000円以内で景品を持ち寄ってもらうのもおすすめです。その方が盛り上がる場合もあります。
余興スタートの例
「皆さまお楽しみのところですが、これから余興に移りたいと思います。毎年恒例のビンゴ大会を行いたいと思います。皆さまカードはお持ちでしょうか?それでは、始めさせていただきます」

※お酒が入ってくると、決めてきたスケジュール通り進まないことがほとんどですので、臨機応変に対応できるように時間に余裕をもっておきましょう。

余興締めの例
「ありがとうございました、以上で余興のほうを締めさせて頂きたいと思います。楽しんでいただけたでしょうか?ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。まだまだ料理もお酒もありますので、時間いっぱいまでしばらくおくつろぎください」

閉会の挨拶

開会の挨拶と同様、閉会の挨拶も簡単に済ませるように心がけましょう。

閉会の挨拶を上司などにお願いする場合は、話の短い方に依頼し、話の長い方には簡潔に済む手締め(1本締めなど)などをお願いすると文句も出ないかと思います。

閉会の挨拶の例
「さて、皆さんと楽しんで参りました今年の忘年会も、残念ながらお開きの時間となりました。
最後は、三本締めでお開きとさせていただきます。皆さん、どうぞご起立ください。締めの音頭は××さんにお願い致します。
(締めの音頭が終わったら)以上で忘年会をお開きとさせていただきます。皆さん、ありがとうございました!あと、お忘れ物に注意してお帰り下さい」
「盛り上がっている中、恐縮ではありますが、お時間が迫ってきております。ここで一旦、場を締めさせて頂きたいと思います。
本日は忘年会に参加頂き、ありがとうございました!
尚、二次会を□□(店やカラオケ店など)で予約致しておりますので、余力のある方はぜひご参加ください」

忘年会を絞めたら、スムーズに退席するように誘導しましょう。ダラダラとしてしまうと会場にも迷惑が掛かってしましますので注意が必要です。
また、幹事の方がうまく取り仕切っていると、お店の方に好印象を与えられるので、次回の飲み会をするときなど優遇してくれる場合もありますよ。

忘年会幹事の挨拶は誰に頼むの?順番は?

開会の挨拶は、一番上役にお願いすればいいのですが、意外と悩んでしまうのが、乾杯の挨拶や、締めの挨拶、余興の順番などです。

忘年会での挨拶の順番は

  • ①開宴の挨拶
    幹事役が行います。手短に簡潔に済ませましょう。
  • ②始めの挨拶
    参加者の中で「一番上の役職の方」にお願いします。
    予め時間を切ってお願いすると間延びすることもないのでしょう。
  • ③乾杯の音頭
    乾杯の挨拶は「三番目に役職が高い方」へお願いするのが一般的です。
    もしくは、流れをスムーズに行うために「始めの挨拶」を行う方へ乾杯の音頭も一緒にお願いしても良いでしょう。

    また、宴会部長や、敢えて若くて威勢の良い社員にお願いしてみるのも盛り上がるので良いかもしれませんね。
    盛り上げ上手な方が行うとそれだけで良いスタートが切れるものです。

  • ④締めの挨拶
    最後は「二番目に役職が高い方」にお願いするのが一般的です。
    締めの挨拶の際、手締めの音頭(一本締めや三本締めなど)を行う事も多いかと思います。そちらについても合わせてお願いしておきましょう。
    こちらも間延びしないように予め時間を切ってお願いしておきましょう。
  • ⑤退席の挨拶
    幹事役が行います。会場に迷惑が掛からないように順次退席を促していきましょう。

ちなみにその後、二次会の場を設ける場合は、次のお店の場所、誘導等をスムーズに進めるのも幹事のお仕事ですよ。

忘年会新人幹事の挨拶で気をつけることは?

「忘年会の幹事などは、新入社員の仕事」なんてことも多いかと思います。

入社して、ようやく仕事にも職場にも慣れてきたことに忘年会の幹事なんて大役は非常にプレッシャーにもなるのではないでしょうか。

でも、安心してください。多少失敗しても大丈夫です。先輩方も通ってきた道ですので、職場の先輩を頼りながら進めれば良いのです。

一人で抱え込むのではなく、先輩や同期の仲間をうまく巻き込みながら進めていきましょう。

特に、忘年会などの幹事を務める時に気をつけなめればならないことは1つです。

「元気に大きな声で話す!」
です。

忘年会の幹事などは、慣れていない人がほとんどです。緊張して当たり前です!

緊張してボソボソ何を言っているかわからないと場も盛り上がりにかけてしまいます。

反対に、間違っても、噛んでも、大きな声で話していると場の空気も盛り上がったりします。

幹事の仕事は大変ですので、周りの上司や先輩、同僚などに助けを求めて今年一年の締めくくりをみんなで作り上げれば良いのです。

まとめ

忘年会は1年を締めくくる大事な宴会です。

忘年会の盛り上がりは幹事の力量にかかっているといっても過言ではありませんが、一人で全部行うのではなく、周りの人の力を借りて進めると必ず成功しますので頑張ってくださいね。

  • この記事を書いた人

山崎

インターネット広告を扱う小さな会社を営んでいます。 今までの経験を活かし、ビジネスマナー・経理・手続き・税金・節税などの題材を中心に書いています。 詳しいライタープロフィールはこちら

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