頭痛

【見分け方】突然の頭痛を薬以外で和らげる方法は?片頭痛・緊張型頭痛のタイプ別対処法

突然やってくる頭痛。

痛み止めの薬に頼るのも一つの方法ですが、「できれば薬を飲まずに抑えたい」「妊娠中だから安易に薬を飲みたくない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

頭痛を薬に頼らず和らげるためには、まず「自分の頭痛のタイプ」を正しく知ることが最優先です。

なぜなら、頭痛のタイプによって対処法がまったく異なり、間違えると逆効果になってしまうからです。今回は、一般的な2大慢性頭痛(片頭痛・緊張型頭痛)の見分け方と、妊婦さんでも実践できる安心のケア方法、おすすめのストレッチやツボを解説します。

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あなたの頭痛はどっち?2つのタイプと症状の特徴

頭痛
慢性頭痛は、大きく分けると「片頭痛」「緊張型頭痛」の2つに分類されます。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

ズキズキ痛む「片頭痛」

痛みの特徴
「ズキンズキン」「ガンガン」と、脈拍に合わせて波打つように痛みます。頭の片側(ときには両側)や後頭部が痛み、ひどい時は吐き気や嘔吐を伴います。
その他の特徴
光や音、ニオイに敏感になります。動くと痛みが強くなるため、じっとしていたくなります。
前兆
頭痛が起こる前に、目の前にチカチカ・キラキラした光が現れて視野が見えにくくなる「閃輝暗点(せんきあんてん)」や、あくび、首・肩のこりが現れることがあります。

ギューッと締め付けられる「緊張型頭痛」

痛みの特徴
頭全体や後頭部、首筋にかけて「ギューッ」「ハチマキで締め付けられるよう」な鈍い痛みが持続します。

その他の特徴
首や肩のひどいこり、目の奥の痛み、軽いめまいを伴うことがあります。片頭痛とは違い、動いても痛みは悪化せず、光や音に過敏になることもありません。

痛みの特徴: 頭全体や後頭部、首筋にかけて「ギューッ」「ハチマキで締め付けられるよう」な鈍い痛みが持続します。

【タイプ別】薬に頼らない頭痛の対処法(妊婦さん対応)

自分の頭痛タイプが分かったら、それぞれのタイプに合ったケアを行いましょう。「片頭痛は冷やす」「緊張型頭痛は温める」が基本です。

「片頭痛」のときの対処法

片頭痛は、脳の血管が急激に拡張して周囲の神経を刺激することで起こります。そのため、「血管を収縮させること」と「刺激を減らすこと」がポイントです。

痛む部分を冷やす

冷たいタオルや冷却シート、氷嚢(ひょうのう)などで、痛むこめかみや後頭部を冷やしましょう。血管が引き締まり、痛みが和らぎます。

暗くて静かな部屋でじっと休む

片頭痛のときは光や音の刺激で痛みが悪化します。部屋の電気を消してカーテンを閉め、テレビやスマホを見ずに、静かな環境で横になりましょう。

カフェインを少しだけ摂る

コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには血管を収縮させる作用があります。引き始めにカップ1杯程度飲むと効果的です(※妊婦さんはカフェインの過剰摂取に注意し、1日1〜2杯程度に留めてください)。

普段の生活を記録して予防する

片頭痛は、特定の食べ物(チョコレートやチーズなど)や寝不足、人混みなどの外的ストレス、女性ホルモンの変化で誘発されます。「何をしたときに痛くなったか」をメモしておくと、予防に役立ちます。

やってはいけないこと

マッサージや入浴、運動などで体を温めると、血管がさらに広がって激痛に変わるため厳禁です。

「緊張型頭痛」のときの対処法

緊張型頭痛は、精神的なストレスや、長時間のデスクワークなどによる姿勢の悪さから、首や肩の筋肉が緊張して血行が悪くなることで起こります。そのため、「筋肉をほぐして血行を良くすること」がポイントです。

首や肩を温める・ゆっくり入浴する

蒸しタオルや湯たんぽで首や肩を温めたり、お風呂(湯船)につかって全身をじんわり温めましょう。血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれて頭痛が楽になります。

注意ポイント

入浴中の「首揉み」はNGお風呂で温まっているときに、硬くなった首筋を力任せにマッサージするのは避けてください。
首には重要な血管が通っているため、急な刺激でめまいや脳貧血を起こす危険があります。
ほぐすなら、肩や頭皮を優しくもみほぐす程度にしましょう。

姿勢を改善し、こまめに休憩する

スマホやパソコンを長時間同じ姿勢で見続けるのは避け、1時間に1回は立ち上がって体を伸ばしましょう。

動画で実証!緊張型頭痛に効く「首スライドストレッチ」

デスクワークなどで同じ姿勢が続いたときは、1分ほどの簡単なストレッチが効果的です。

専門の整体院が推奨する、頸椎(首の骨)のズレや緊張を整えるストレッチをご紹介します (0:04)。

メモ


【動画直伝!首ストレッチの手順】(0:12)
1.椅子に座り、背筋をまっすぐ伸ばします (0:49)。

2.顔の向きは正面のまま、頭を前へ突き出し (0:57)、次に後ろへスライドさせます (1:00)(鳥のようなイメージです) (1:11)。
これを4回繰り返します (2:11)。

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3.次に、頭を真横にスライドさせるように左右に動かします(鏡を見ながら行うと上手にできます) (1:38)。これを4回繰り返します (2:11)。

4.最後に、頭をぐるっと時計回りに1回 (1:57)、反対(反時計)回りに1回 (2:03)、首を大きく回します (2:08)。見た目は少しユニークですが、首や肩の緊張がスッと抜ける非常に効果的なストレッチです (0:24)。

覚えておくと安心!頭痛を和らげる3つのツボ

薬が使えないときや仕事中にも役立つ、頭痛におすすめのツボです。頭痛のタイプに合わせて押し方を変えましょう。

天柱(てんちゅう)※緊張型頭痛向け

  • 場所
  • 首の後ろの髪の生え際付近、2本の太い筋肉の外側のくぼみにあります。

  • 押し方
  • 頭を少し後ろに倒し、親指をツボに垂直に当てて、頭の中心に向かって強めにグッと押し上げるように刺激します。首の血行を促します。

百会(ひゃくえ)※緊張型頭痛・リラックス向け

  • 場所
  • 頭のてっぺん、左右の耳を結ぶ線と、鼻からの直線が交わる中心にあります。

  • 押し方
  • 両手で頭を包むようにし、中指を重ねて心地よい強さでゆっくり下に押します。自律神経を整え、ストレス性の頭痛を緩和します。

合谷(ごうこく)※万能のツボ・片頭痛時もOK!

  • 場所
  • 手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる手前の、やや人差し指側にあるくぼみです。押すとジーンと響くところです。

  • 押し方
  • 反対側の親指で、人差し指の骨のキワに向かって強めに押し揉みます。

ポイント

片頭痛のときは、頭や首のツボ(天柱など)を押すと血管が刺激されて悪化することがありますが、手のツボである「合谷」なら頭を動かさずに痛みを和らげることができるためおすすめです。

妊婦さんは要注意!すぐ病院へ行くべき危険な頭痛のサイン

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れ、骨盤の歪みなどから頭痛が起こりやすくなります。上記のセルフケアで改善する軽度なものであれば問題ありませんが、中には重大な病気が隠れているサインの場合もあります。特に妊娠中期(16週以降)〜後期にかけて、以下のような症状を伴う頭痛がある場合は、セルフケアで様子を見ようとせず、すぐにかかりつけの産婦人科を受診してください。

  • 頭痛と一緒に目がチカチカする
  • 目がかすむ血圧が急に高くなっている
  • 手足や顔に強いむくみがある、急激に体重が増えた
  • これまでに経験したことがないほどの激しい頭痛

これらは「妊娠高血圧症候群」の代表的な兆候であり、放置すると母子ともに危険な状態(けいれん発作や脳出血など)になるリスクがあります。

また、妊娠中の市販の痛み止め(特にロキソプロフェンやイブプロフェンなど)は、お腹の赤ちゃんの血管に影響を与える可能性があるため自己判断で飲んではいけません。

痛みが辛いときは我慢せず、病院で妊婦さんでも使える安全な薬(アセトアミノフェンなど)を処方してもらいましょう。

まとめ:自分のタイプを知って正しいケアを

頭痛は「冷やすべきか、温めるべきか」「ツボを押していいか」がタイプによって真逆です。まずはご自身の症状が「ズキズキ(片頭痛)」か「ギューッ(緊張型頭痛)」かを見極め、適切なケアを選んでくださいね。

特に妊娠中の方は無理な我慢は禁物です。少しでも不安な症状があるときは、お医者さんに相談して安心安全なマタニティライフを過ごしましょう。

医療に関する免責事項

本記事に掲載されている情報は、一般的な頭痛のタイプやセルフケアに関する情報提供を目的としたものであり、特定の症状の診断や治療を目的とした医療アドバイスではありません。頭痛の症状や頻度には個人差があります。症状が改善しない場合や、激しい痛み、その他不安な兆候がある場合は、自己判断での対処を避け、必ず速やかに医療機関(脳神経外科、頭痛外来、かかりつけの産婦人科など)を受診してください。本記事の情報に基づく行動によって生じた不利益について、当サイトは一切の責任を負いかねます。
  • この記事を書いた人

ゆき

主婦・会社経営と複数の草鞋を履きながら、本サイトの統括(編集長)を務めています。Webデザイナー・エンジニア・ディレクションなど15年培った「徹底的なユーザー目線の構成力」が強みです。これまでの豊富な人生経験から得た「失敗や後悔をライフハックに変える」共感の姿勢を大切に、大人のマナーや、シンプルで丁寧な身軽な暮らしのヒントを提案します。読者の皆様の毎日に寄り添う、心地よいメディア運営を心がけています。 詳しいライタープロフィールこちらから

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