先日、うちの子が鼻づまりで泣きました^^;
風邪を引いてしまい熱も高かったので学校を休んで眠っていましたが、熱はへっちゃらだったのに「鼻詰まり」で泣くなんて・・・>_< 「だって息できないし苦しいし、眠れない(T_T)」
確かに鼻詰まりの不快感は、いろんな症状の中でも不快指数高めです。
鼻づまりで泣く子供のために、どうにか解消できる方法を模索・・・。
今回は、色々紹介されている鼻詰まり解消法のなかでも効果の高かった方法をご紹介します。
鼻づまり解消法は?
一般に「鼻づまり」とは、鼻腔を通る空気の流れが悪くなることによって起こる感覚です。
まずは、鼻詰まりが起こる原因について知りましょう。
鼻詰まりの原因は?
鼻詰まりの主な原因は、鼻の構造など以外は、鼻粘膜の腫れが原因となります。
鼻粘膜の腫れは、様々な原因によって引き起こされます。鼻の中の粘膜には、たくさんの毛細血管が通っています。
このたくさんの毛細血管が拡張したり収縮したりすることにより、鼻粘膜も腫れたりひいたりするのです。
鼻詰まりの症状が出る身近なものとして「風邪」や花粉症などの「アレルギー」があります。
風邪のウイルスやアレルギーを引き起こす物質が鼻の中に侵入すると、人間の体は、異物を排除しようとして防御システムを働かせます。
この防御システムの発動により、鼻に侵入した異物を追い出そうと鼻の粘膜が活発になります。
鼻の中の毛細血管が拡張すると同時に粘膜が炎症し腫れあがっていきます。
これにより、鼻の通り道が狭くなり、同時に空気も通りにくくなってしまうのです。
さらに炎症による腫れがひどくなると、完全に鼻の通りが塞がれるために鼻詰まりとなり、鼻での呼吸が難しくなってしまうのです。
他にも、ストレスや不規則な生活、偏った食生活なども鼻詰まりの要因になると考えられています。
とっても怖い鼻づまりの悪影響
人間の体はとってもよくできています。
人間の呼吸方法である「鼻呼吸」は、吸い込んだ息を加湿・加温して取り込みます。
それにより、喉や気管、肺を乾燥から守っているのです。
これが、鼻詰まりにより鼻呼吸ができなくなると、必然的に口での呼吸となりますが、口呼吸は、空気を加湿・加温されないまま取り込まれるので、喉や気管を痛めやすくなってしまいます。
また、鼻やのどの粘膜には「線毛」という毛が隙間なく生えていて、異物が侵入した際に「たん」と一緒に体外に排出してくれます。
鼻づまりによって口呼吸になると、鼻というフィルターを通さずに直接外気が入ってきてしまうため、線毛も十分な働きができず、異物の排除が満足にできず、カゼをひきやすくなったりもしてしまいます。
他にも、鼻づまりによって様々な悪影響があります。
[list class="li-check li-mainbdr main-c-before"]
- 不眠
鼻づまりは鼻呼吸が困難になるため、息苦しさなどから十分な良質な睡眠がとれなくなります。 - 生活への影響
鼻呼吸は、頭蓋底(脳の底)の冷却も担っています。これがなくなるために、「いつでも頭がボーとする」とか、集中力の低下といった症状が出て、集中力が散漫になることがあります。 - 口呼吸になる
口呼吸になることで、鼻というフィルターを通さずに直接外気が肺に入ってくるため、細菌やウイルスなどの病原体に感染しやすくなります。
また、口の中が乾きやすくなるので、唾液による口腔内の自浄作用が低下し、虫歯や歯周病になりやすくなります。 - ニオイ感覚の低下
鼻づまりになると、鼻の奥にある嗅上皮に、においの分子が届きにくくなるため、においを感じにくくなってしまいます。
においは味覚にも影響を及ぼしますので、においがわからなくなると味覚も低下し、食欲減退など、悪循環を招きやすくなってしまいます。
鼻づまりは、しっかりケアして早期に回復するのが一番ですね!
鼻づまり解消法 即効&簡単な方法は?
一旦、鼻水が出始めたり、鼻づまりになってしまうと、それを完全に止めるのはなかなか難しいものです。
でも、少しでも解消できる方法を知りたいのも事実。
うちの子も鼻詰まりのあまりの苦しさに色んな解消法を試しました。
まずは、とりあえず、色々な方法を試した結果、即効性のある簡単な方法をご紹介します。
口に水を含む
口にごく少量の水などを口に含みます。
そしてその水を飲み込まずに、口に含めたままの状態でしばらく待ちます。
(※この「間」は、自分のお好みで)その後、その水を飲み込みます。
ただこれだけです。
でも、うちの子は不思議と鼻水が止まり、開放感に満ち足りた笑顔になりました。
子どもでも何だか楽しみながらできて嬉しいのか、水の量を調整したり、口に含む量を色々と変えたりしながら、試行錯誤していました^^;
でも、即効性はすごくて、本人もビックリするほど鼻の不快感が消えて嬉しそうでした。
鼻づまり解消法 長時間効果が持続する方法は?
うちの子が一番苦しんだのが、夜眠る時の鼻詰まりです。寝入ってしまえば大丈夫なんですが、寝入るまでにあまりの鼻詰まりの息苦しさに泣き出してしまうほどでした。
そんな時には、即効性のある口に水を含む方法は逆に難しく、またもや試行錯誤です^^;
そして、長時間効果が持続する方法を色々と試して効果が高かったものをご紹介します。
夜、眠る時なども活用できるのでおすすめですよ!
鼻腔拡張テープ
これは、賛否両論分かれたりもしていますし、効果は個人差があるようですが、ハマる人にはハマるようで、うちの子もバッチリハマりました^^
でもコツがあって、ある程度鼻が通っている時にテープを貼るのがコツみたいで、鼻詰まり真っ最中の時に貼ってもあまり効果を感じないようです。
うちの子は、口に水を含む方法や下記に紹介する方法などで、ある程度鼻水が緩和された状態の時にテープを貼ってあげると、鼻詰まりをある程度の時間解消できていました。
種類によっては、テープが強力でかぶれたりすることもあるので、特にお子さまの場合は長時間貼りっぱなしは避けた方がいいかもしれません。
鼻を温める
これは、「局所温熱療法」とも言われるみたいなのですが、とっても効果があったので、大トリでご紹介です^^;
温かく温めた蒸しタオルを鼻の穴をよけて鼻に当てます。するとあら不思議。いつの間にやら鼻呼吸に!
これと似た方法で、温かい飲み物などの蒸気を鼻にあてる方法も試しましたが、確かに効果はありました。温かい蒸気を吸い込むのがいいのかもしれませんね。
お風呂の湯船に浸かった状態のようになって^^;
鼻が温まると鼻水が出てくるので、鼻水はしっかりかんで出し切りましょう。
でも子でもでも試せるということは、大人でも気軽に試せるのでおすすめですよ!
まとめ
うちの子も鼻詰まりの大変さを味わってからは、熱よりも鼻詰まりを怖がるようになりました。
息苦しいのが相当こたえたようです。まずは、鼻づまりにならないように予防法を徹底するのはもちろんですが、いざ!という時にお試しくださいませ。