「背を伸ばしたい!」
身長は、遺伝的要因の影響が20~25%程度ですので、残り約80%近くがその他の要因で伸ばすことが可能だと言われています。
でもだからと言って、とりあえず毎日牛乳を飲んでみたり、足を引っ張ったり、身長が伸びると言われることを片っ端から試してみたりしていませんか?
巷には、身長が伸びると言われる色んな情報がありますが、なかには間違ったものもあります。
せっかく毎日努力するなら、しっかりと正しい知識で取り組みましょう!
今回は、背が伸びる効果的な方法について、気になる噂の検証も含めてご紹介します。
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背が伸びる効果的な方法は?気になる噂のアレって本当に効果があるの?
身長を伸ばすために良い!とされるものは昔から色々とありますが、それって本当に効果があるの?と疑問に思うのも正直なところです。
身長を伸ばすのに効果的として、よく言われている下記について、それぞれ確認していきましょう。
牛乳を飲む
これは、本当に昔からよく言われますね。
「牛乳を毎日飲めば背が高くなる!」と信じて飲み続けている人も多いかもしれません。
牛乳が身長を伸ばすのに良いとされる理由として、「カルシウム」が挙げられます。
「牛乳=カルシウム=骨が強くなる=身長が伸びる」といった方程式が成り立つのかもしれませんね。
身長にカルシウムは関係あるの?
牛乳の白い色は、カルシウムによるものです。
牛乳は、カルシウムが豊富なうえにカルシウムの吸収率が他の食品に比べて高いく、手軽にある程度の量を摂取できるというメリットがあります。
カルシウムは、ご存知のように骨の主成分ではありますが、カルシウム自体が身長を伸ばすものではありません。
そのため、「牛乳を飲めば身長が伸びる」というのは間違いで、正しくは、「牛乳を飲めば骨の成長を助ける」といったほうがいいかもしれません。
カルシウムだけでなくバランスの良い食事が大切
身長を伸ばすために、体の栄養分となる食事はとても重要です。
しかし、カルシウムだけを積極的に摂取しても残念ながらあまり意味があるとは言えません。
一番大切なのは、偏った栄養にならないようなバランスのとれた食事です。
特に成長期などは、人間の体はまだまだ細胞が増え続け、いわば体を作りあげている途中です。
体の形成には多くの栄養素を必要とするため、バランスの良い食事は、身長を伸ばすためには必要な要素であると言えます。
牛肉を食べる
牛肉には、アルギニンと呼ばれる、タンパク質の最小単位の物質が多く含まれています。
このアルギニンは、成長ホルモンの合成に関与しているとされ、特に成長期である10代に成長ホルモンを分泌させることで身長だけでなく、健やかな成長につながると考えられています。
尚、アルギニンは、乳幼児や子供のうちは体内で合成できない必須アミノ酸であるため、食品から摂取するしかなく、子どもにとっては重要な成分であるとも言えます。
身長を伸ばすために牛肉を食べるのは効果あり!
成長ホルモンの合成に関与するアルギニンは、タンパク質を多く含む食品に含まれています。
そのため、タンパク質を多く含む牛肉を食べることは、身長を伸ばすのに効果的と言えます。
タンパク質を多く含む食品には、他にも、大豆製品、肉類、魚介類などがあり、なかでも大豆製品にはアルギニンが豊富に含まれるので、牛肉ばかりでなく、やはりバランスの取れた食事で適度に摂取するのがおすすめです。
尚、アルギニンを効率よく摂取するにはビタミンB6が必要です。
ビタミンB6は、各種食品に広く含まれていますが、代表的なものとして、かつお、まぐろなどの魚類、レバーなどに多く含まれています。
また、果物ではバナナに1本(約90gに0.34mg)と比較的多く含まれていますので、一緒に摂取するようにするとより効果的です。
ポイント
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足を引っ張る
これも身長を伸ばす方法として、昔からよく言われていますね。
でも、足を引っ張っても身長が伸びるということは残念ながらありません。
身長が伸びるメカニズムは、基本的には、足の骨や背骨などの「骨が伸びる」ことで身長も伸びます。
骨と骨は連結していて、その部分に軟骨というやわらかい部分があり、その軟骨部分が伸びることで身長が伸びていくのです。
大人になるにしたがってこの軟骨部分は堅い骨になってしまい骨は伸びなくなり、身長の伸びも止まります。
足を引っ張ることで、この軟骨部分が伸びるわけではないので、足を引っ張ることで身長が伸びる可能性は低いと言えます。
でも、足を引っ張ることで姿勢が良くなったりといったストレッチ効果は期待できますので、背骨が伸びたりすることで多少身長が高くなった状態ができることもあるかもしれません。
ジャンプする
ジャンプするに共通することかもしれませんが、バスケットなどのジャンプする運動が多いスポーツも身長を伸ばすには効果的として紹介されたりしますね。
これも残念ながら、ジャンプすることで身長は伸びません。
ジャンプすることで骨の軟骨部分が刺激されることで身長の伸びも促されるとされていましたが、最近の研究では、ジャンプではなく、「全身を使う運動が身長の伸びに効果がある」とされています。
バスケットボールも全身を使ったスポーツですので、それによって身長の伸びを促しているのかもしれませんが、すべての人の身長が伸びるとも言いきれませんので、注意が必要です。
運動は身長の伸びには効果がある!
骨の成長にも関係する成長ホルモンは、運動中と運動後に多く分泌されるとされています。
そのため、成長期には運動をしないよりも適度な全身運動を心掛けることで身長の伸びに影響があるとされています。
ジャンプ運動にこだわらず、自分が楽しく毎日続けられる運動を取り入れるといいかもしれませんね。
よく寝る
「寝る子は育つ」と昔からよく言われます。実はコレ、本当なんです。
身長を伸ばすうえで大切な「成長ホルモン」は、睡眠時に分泌されるため、睡眠は身長を伸ばすためには大きく影響するのです。
本来、人間の体は生命維持や成長のため睡眠は必要不可欠で、睡眠の質が落ちたり、睡眠を確保できなかったりすると、著しく支障をきたす生き物です。
特に成長期の睡眠は、成長を促進させる大きな役割を担っており、しっかり睡眠を取ることで身長が伸びることにも繋がりますので、しっかりと睡眠時間を確保するよう心掛けましょう。
一般的に、幼児期から小学生は10時間、中学生から高校生は8時間の睡眠時間をとることが好ましいとされています。
現代の子供は、昔に比べ睡眠時間が短くなっており、その影響もひとつの要因として、身長の伸びが頭打ちになってきているとも言われています。
人間の体に必要不可欠な睡眠は、成長にとっても重要な役割を担っていますので大切にしたいものですね。
足が大きいと身長が伸びる?
足のサイズが大きいと身長が伸びると言われますが、これも医学的根拠はなく決定的ではありません。
足の大きさは、女性と男性で身長が同じ場合、男性の方が足のサイズが大きい印象がありますが、基本的にはほとんど変わりません。
この足(足底部)は、乳幼児から乳児期頃に最も成長し、小学校低学年ぐらいになるとその成長スピードは緩やかになり、その後、およそ17歳頃まで成長すると言われており、骨の軟骨部分が固まる時期とちょうど重なります。
足が大きいからといって、必ずしも背が高くなるわけでもなく、小さいからと言って身長が伸びないというわけでもなく、骨は、体のバランスを取りながら成長していくので足が大きいことに対し「バランスよく身長が伸びていく傾向が強い」ということなのです。
足の大きさよりも、体全体の成長促進のためにバランスの良い食事や睡眠・運動など総合的に心掛けたほうがいいかもしれませんね。
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まとめ
身長が伸びると言われるいろんな噂も、効果があるものやないものなど様々です。
せっかく毎日続けるのであれば、間違った方法ではなく正しいやり方で取り組むようにしたいものですね。