お悔やみの言葉の例文 忌み言葉&宗教により異なるお悔やみの言葉の例文をご紹介!

訃報の知らせはある日突然やってくるものです。

弔問の際やお通夜、告別式(葬儀)の場で遺族にお悔やみや慰めの言葉をかけたいと思っても、いざとなるとなかなか言葉が出てこないものです。

お悔やみの言葉は、故人の死を悼み、哀悼の気持ちを伝えるものですが、忌み言葉に気を付けたり、宗教や宗派によってもお悔やみの言葉の言い回しが違ったりといったように、お悔やみの言葉にもさまざまなマナーがあります。

お悔やみの言葉を伝える際には、遺族や相手の心情にも十分配慮し、マナーにも気をつけたいものです。

お悔やみの言葉

今回は、お悔やみの言葉について、忌み言葉や宗教により異なるお悔やみの言葉を例文つきでご紹介します。

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お悔やみの言葉の例文は?

一般的なお悔やみの言葉

このたびは、まことにご愁傷さまでございます。
心からお悔やみ申し上げます。
このたびは、思いがけないお知らせに本当に驚きました。
いまだに信じられない気持ちでございます。

遺族は、通夜、葬儀の準備に追われて忙しいので、お悔やみの言葉をかける際には、長々と話しかけるのは避け、お悔やみの言葉は簡潔を心がけるようにするのがマナーです。

病気や長患いで亡くなった場合のお悔やみの言葉

皆様のご看病の甲斐なく、本当に残念です。
心よりお悔やみ申し上げます。
ご病気と伺っておりましたが、ご家族の皆さまも、さぞ、お力落としのことと存じます。
謹んでお悔やみ申し上げます。
ご病気と伺いながら、お見舞いにも参りませんで、失礼いたしました。
本当に心残りでございます。

故人の病状や死因についてあれこれ尋ねることはNG。

入院中にお見舞いに行けなかった場合は、簡潔にひとことお詫びをしておくこともよいでしょう。

急死(事故死など)の場合のお悔やみの言葉

突然のご不幸で、さぞお力落としのこととお察しいたします。
どうぞ、お気をしっかりおもちください。
本当に思いがけないことで、言葉が見つかりません。
ご遺族の皆様のお悲しみはいかばかりかと拝察いたします。

急死(事故死など)の場合、遺族は大変なショックを受けているものです。
故人の病状や死因についてあれこれ尋ねることはNGですし、遺族の心情を配慮することも大切です。
突然の死に心が追いつかない場合は、無理にお悔やみの言葉を伝えようとはせず、無言で哀悼の意を伝えてもよいでしょう。

故人にお世話になった場合のお悔やみの言葉

ご生前には、○○様にはひとかたならぬお世話になりました。
本当に心残りでございます。

夫を亡くされた方へのお悔やみの言葉

このたびは、思いがけないお知らせを受けまして、本当に驚きました。
どんなにかお力落としのことと思いますが、お子様のためにも、どうぞお気をしっかりお持ちになってください。
ご冥福をお祈り申し上げます。

妻を亡くされた方へのお悔やみの言葉

奥様には親しくお付き合いをいただきました。
ご心中をお察しいたします。
お慰めの言葉もありません。

大切なパートナーを失うことは、大変な喪失感でもあります。
故人への弔意とともに、励ましの言葉も伝えるようにするとよいでしょう。

若い人が亡くなった場合のお悔やみの言葉

このたびはご愁傷さまでございます。
ご家族の皆さまのお嘆きはいかばかりかと存じます。
本当に残念でなりません。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

大切な身内を失った遺族の思いは複雑で、無念さは計り知れないものがあります。
余計な言葉は控え、弔意を伝えるようにしましょう。

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高齢者の場合のお悔やみの言葉

もっと長生きしていただきたかったのですが・・・。
本当に残念なことでございます。
心からお悔やみ申し上げます。

大切な身内を失った遺族の思いは複雑です。
たとえ高齢で亡くなった場合でも、「天寿をまっとうして」「年に不足はない」といった言い方はマナーNGなので避けましょう。

弔問や通夜の場での忌み言葉は?

弔問の際に遺族に言葉をかけるときや、弔電やお悔やみの言葉を送るときは、忌み言葉を使わないよう気を配ることも大切です。

知らなかったでは済まされないこともありますので、事前にしっかりチェックしておきましょう。

「四」「九」の文字

「四=死」「九=苦しみ」を連想させるため、使わないようにするのがマナーです。

重ね言葉

不幸が重なるのを嫌い、下記のような重ね言葉は用いないようにします。

  • 「重なる」
  • 「重ね重ね」
  • 「くれぐれも」
  • 「たびたび」
  • 「返す返す」
  • 「しばしば」
  • 「まだまだ」
  • 「いよいよ」
  • 「皆々様」

繰り返す言葉

不幸が再び訪れることを嫌い、下記のような繰り返す表現の言葉は用いないようにします。

  • 「また」
  • 「再び」
  • 「再々」
  • 「次々に」
  • 「追って」
  • 「続いて」

生死の直接的表現の言葉

「死亡」「死去」「死ぬ」「生きる」「生存」などの生死に関する直接的表現も避けるようにするのがマナーです。

「ご逝去」「永眠」「世を去る」「お元気なころ」「ご生前」などの表現に言い換えるようにしましょう。

お悔やみの言葉 宗教により異なるお悔やみの言葉の例文をご紹介!

仏教以外の葬儀では「冥福」「成仏」「供養」といった仏教用語は控えるようにするなど、お悔やみの言葉でも宗教や宗派によって言い方やマナーも違ってきます。

それぞれの場面や状況に応じて適したお悔やみの言葉を伝えられるようにある程度の知識を身につけておくと心強いものですよ。

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神道でのお悔やみの言葉

「御霊(みたま)のご平安をお祈りいたします。」
「御安霊(ごあんれい)の安らかならんことをお祈り申し上げております。」

神道では死者を命(みこと)とあがめて、祖先の神々とともに家の守護神として祀ります。
神式で行われる葬祭儀式は「神葬祭(しんそうさい)」、通夜は「通夜祭(つやさい)」、葬儀は「葬場祭(そうじょうさい)」と呼びます。

お悔やみの言葉として、「ご冥福」や「供養」などは使わず、「回向(えこう)」、「冥土(めいど)」、「追善(ついぜん)」などの仏教用語も使いません。

キリスト教でのお悔やみの言葉

カトリックでは「帰天(きてん)」、プロテスタントでは「召天(しょうてん)」というように、キリスト教では、死者が仏や神になるという考えはありません。

「神に召された」ということから、拝礼はあくまでも神に向かって捧げます。

キリスト教では人の死は神様のもとへ召されることと考えられているため、「お悔やみ」「哀悼」なども使わないとされ、お悔やみの言葉がないとされています。

そのため、下記のような言い方が一般的となっています。

「安らかなお眠りをお祈りいたします。」
「安らかにお眠りくださいますようお祈り申し上げます。」
「天に召された○○様の平安をお祈りいたします。」

まとめ

お悔やみの言葉と一口に言っても、実にさまざまなものがあります。

その中には宗教・宗派ごとでの決まった言い方やマナーというものもあります。

それぞれの場面や状況に適切なお悔やみの言葉やマナーについて知っておくと安心ですね。

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