縁結びの神様として知られるオオクニヌシノオオカミを祀る「出雲大社」。
日本最古の歴史書といわれる「古事記」にその創建が記されているほどの歴史ある古社でもあります。
「縁結び」と聞くと、男女の縁をイメージしがちですが、出雲大社は男女の縁だけでなく様々な「良いご縁」をたぐりよせる日本を代表する縁結びの神様を祀る神社なんです。
今回は、出雲大社への体験記!参拝所要時間や参拝の仕方&作法についてや御朱印情報などについてもご紹介します。
【体験記】出雲大社の参拝所要時間や参拝の仕方&作法は?
出雲大社は、八雲山を背にした神域は森厳な空気が流れ、そのなかで数千年もの歴史を持ちながら、厳かに神殿が立っています。
まずは、参道の入口へ。
上記は、「勢溜(せいだまり)」といわれる参道の入り口。
その昔、市が立ったり、芝居小屋などが立ち並び、大いに人が集まったことから名づけられた「勢溜」は、人の勢いが集まり、溜まる場所という意味があるそう。
駐車場のある西側や歴史博物館のある東側からも境内には入れますが、この「勢溜の大鳥居」が出雲大社の神域の入口です。
堂々たる佇まい!!とにかく大きい!入口からして圧倒されてしまいます^^
ちなみに、「勢溜の大鳥居」を振り返ると、ズドーン!と一直線に伸びた道が。
遠くに見える「宇迦橋の大鳥居」から出雲大社に続く参道は、「神門通り」といい、出雲の名物グルメや地元ならではのスイーツやお土産屋さんなどが立ち並び賑やかなスポットとなっています。
それにしても、圧巻の参道ですよね^^さすが出雲大社!スケールが別格です^^;
「勢溜の大鳥居」をくぐって、ゆるやかな下り坂を歩きます。とにかく敷地が広大で圧倒されます^^
上記は、「松の参道」です。この松の参道は、銅の鳥居まで続いています。
松の参道をしばらく進むと、右手に「ムスビの御神像」が見えてきます。この像は、幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)のエピソードの一場面で、オオクニヌシノオオカミが、海神から幸魂の「おかげ」を授かり、生きとし生けるものすべてが幸福になるための「縁」を結び、「ムスビの大神」となられた時の像とのこと。
この像も、目の前で見ると相当な大きさで、迫力満点です!
「ムスビの大神」をさらに進むと、出雲大社御本殿の銅の鳥居にやってきます。
拝殿をぐるっと回ると、その奥に御本殿が姿を現します。
神聖な御本殿なので写真を撮るのは控え、お詣りに^^
御本殿でお詣りをした後、左手に進むと「神楽殿」への向かうことができますが、ここでちょっとお待ちを!!
あまり知られていないのが、出雲大社の御神座は西向きになっていますので、御神座御の正面からお参りできる【摂末社】への参拝も忘れずに行ってくださいね♪
【摂末社】は御本殿に沿って左手に進んだところにあります。
また、【摂末社】に行く途中で驚いたのが、境内にある杉の木です、幹の周りぎっしりとおみくじが着けられていてチョットびっくりでした^^;
御本殿の裏には、素鵞社や因幡の白うさぎの石像などを見ることができます。
また、出雲大社にはいろんなところにうさぎの石像がありますので、探してみるのも楽しいですよ♪
ちなみに、野見宿禰神社にあるウサギの石像は、ふんどしをしたお相撲さんスタイルなので、とってもカワイイんですよ♪
御本殿を参拝した後は、大しめ縄で有名な【神楽殿】です。
大しめ縄は、長さ13.5m、周囲8m、重さ4.4tもあり日本最大級の大しめ縄です。
出雲大社の参拝方法は?
一般の神社では、手を二回打つ「二拍手」ですが、出雲大社は「四拍手」が正しい作法となります。二度拝礼して四回手を打ち、最後にまた一回拝礼をします。
下記に詳しく、出雲大社の参拝方法&手水舎についてご紹介していますのでご参考に!
②ひしゃくを左手に持ち替え右手を清めます。
③ひしゃくを右手に持ち替えて、水を左手に受けて口に含み、口をすすいで清めます。
④再度左手を清め、最後に使ったひしゃくの柄を清めます。
②4回手をたたき、手を合わせ神様にご挨拶をします。
③最後に再び90度の礼を1回します。
出雲大社の参拝所要時間は?
出雲大社は八雲山を背に、参道から神殿まで広大な敷地です。普通に歩きながらいろんな場所をカメラにおさめながらだと、およそ2時間程度かかりました。
広い境内には、立ち寄りたいスポットがたくさん!
裏山の八雲山にある亀の尾の滝や、神在月に全国から集まった八百万の神々が宿所とされる社、パワースポットとしても有名なスサノオノミコトを祀る素鵞社(そがのやしろ)などなど・・・。
出雲大社は、ゆっくりと時間をかけてめぐるのが理想的な気がします。
ゆっくりとじっくりとパワー注入!するためにも、時間に余裕を持って、参拝するのがおすすめかもしれません。
出雲大社の御朱印
出雲大社に参拝するまで、御朱印をいただいたことはないのですが、記念にいただいちゃいました^^
シンプルイズベストな御朱印ですね^^
尚、出雲大社の御朱印は拝殿の裏側でもらえます。
出雲大社の境内には御朱印帳は販売されていないので、出雲大社の参道の「神門通り」や「神楽殿」のそばのお土産屋さんなどで購入する必要があります。
私は、急遽、「せっかくだし、御朱印もいただいちゃおう!!」と盛り上がってしまったので、「神楽殿」のそばのお土産屋さんで購入。
帰りに「神門通り」をぶらぶらしたんですが、おしゃれな御朱印帳専門店があったりしたので、色々と見て購入するのもいいかもしれませんね。
この出雲大社の御朱印をスタートに、御朱印めぐりもはじまりました!
これもひとつのご縁。出雲の神様、良いご縁をありがとうございますm(_ _)m
まとめ
縁結びの神様として知られる出雲大社。
広大な境内に圧倒されっぱなしでしたが、ゆっくり時間をかけてパワー注入!できた気がします。
今度は是非、ご縁に導かれて、神在月に行ってみたいな~と思う出雲大社のお散歩でした^^