ビジネス、学校、友だち同士のおつきあい、冠婚葬祭など、さまざまなシーンで求められるちょっとした挨拶やスピーチ。
歓送迎会もそのひとつかもしれませんね。
挨拶などは「何を言えばいいのか・・・。」と悩んでしまうことも多いものです。
今回は、歓迎会の挨拶について、新入社員や転任者などシーン別の迎えられる側の挨拶の例文をポイントつきでご紹介します。
歓迎会の挨拶の例文 迎えられる側の挨拶の例文やポイントをご紹介!
歓迎会の挨拶の基本的な流れとは?
歓迎会では、自己紹介も兼ねて迎えられる側・歓迎される側に挨拶をお願いされることもあります。
最初は緊張しておりましたが、みなさんからお声をかけていただき、大変たのしいひとときになりました。
② 申し遅れましたが、広報部で働かせていただくことになりました、○○○○(氏名)と申します。
③ 広島県出身で大学時代は東京で過ごしました。大学在学中に東京ディズニーランドでアルバイトをしたことがきっかけで、広報という仕事に興味を持ちました。
研修を経て、この部に配属となり、まだ右も左もわからず、正直どうすればいいのかわからず戸惑うことが多く、毎日、反省の日々です。
ただ、わからないながらも先輩方の仕事ぶりを近くで見させていただきながら、1日でも早く自分も同じように仕事ができるようになりたいと思っています。
とはいっても、まだまだ未熟者です。皆様にいろいろご迷惑をかけたりすることもあろうかと思います。
ですが、一生懸命にがんばりたいと思っておりますので、なにとぞご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
④ あらためて、本日はありがとうございました。
※自己紹介のあとに謝辞を伝えてもよいでしょう。
謙虚な姿勢で、支援、指導、鞭撻などを願います。
歓迎会で歓迎される側の挨拶の際は、上記の構成を参考にまとめるとスムーズですよ。
転任社員の歓迎会でのあいさつの例文
本日は皆さまお忙しいところ、私のためにこのような会を開いていただき、ありがとうございます。
私は生まれも育ちも大阪で、東京での暮らしは初めてです。本心を申し上げますと東京の空気になじめるかどうかとても不安でした。
でも、本日の歓迎会で、みなさんからあたたかいお言葉をいただき、何とかやっていけそうだと心から思っております。
これから、みなさまにはさまざまにお世話になりますが、1日も早くこの職場になじみ、仕事にも慣れるよう頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくご指導をお願いします。
最後に、改めて、本日はこんな素晴らしい会を開いていただき、ありがとうございました。
ビジネスの場合は、これからの仕事ぶりに期待を持ってもらえるように結ぶのもポイントです。
歓迎会の席では、歓迎される側は持ち上げて行われることも多いものです。また、場合によっては転任先に馴染みの顔が並んでいたりということも。
そういった場面でも、謙虚な姿勢であくまで、礼儀正しいあいさつを行うようにしましょう。
転職者の歓迎会でのあいさつの例文
この場をお借りして、あらためて、自己紹介させてください。
このたび、みなさんと一緒に働かせていただくことになりました、○○○○(氏名)と申します。よろしくお願いします。
私は以前、小学校で教師をしておりました。旅行好きは学生時代からで、教師になってからも休みになると国内旅行を中心に日本各地出向いておりました。
そんななかで、自分の好きな旅行に携わる仕事をやりたいと思うようになり、今回、思い切って転職を果たし、今、この場に立っております。
今の仕事とはまったく畑違いの職種で、経験のない仕事で、みなさまには何かとご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導のほどよろしくお願い致します。
本日は、ありがとうございました。
ですが、転職した場合でも、新しい職場では誰もが新人でもあります。
謙虚な姿勢であくまで、礼儀正しいあいさつを行うようにしましょう。
アルバイトやパートの歓迎会でのあいさつの例文
本日はこのような会を開いていただき、ありがとうございます。
1日も早く仕事に慣れて一生懸命がんばりたいと思います。
どうかみなさま、ご指導のほどよろしくお願い致します。
本日は、ありがとうございました。
場合によっては、詳しい自己紹介などを省略して、シンプルにまとめてみるのもよいでしょう。
でも、シンプルなぶん、味気ないあいさつにならないよう、謙虚な姿勢で、礼儀正しいあいさつを行うようにしましょう。
まとめ
迎えられる側・歓迎される側は、歓迎会が非常にリラックスした雰囲気であっったり、たとえ無礼講と言われても、適度な緊張を保ち、礼儀正しくしておくことが大切です。
誰でもはじめての場所や人に囲まれると緊張するものですが、挨拶の場は、これからお世話になる職場や新しい仲間になる場所で、自己紹介もできる貴重な場でもあります。
シンプルなあいさつで、自分の言葉でも構いません。
これからよろしくお願いします!という気持ちを伝える挨拶を心がけましょう。