歓送迎会シーズン。
別れもあれば、新たな場所で新しい仲間との出会いもあります。
歓迎会で新しい仲間を迎える側の挨拶は、「何を言えばいいのかな……」と、戸惑う人も多いものです。
突然ですが、あなたが新しい環境に飛び込んだ時はどんな気持ちでしたか?
やる気をみなぎらせていた反面、「仕事をちゃんと覚えられるかな」「職場の人間関係は大丈夫かな」と、たくさんの希望と大きな不安を抱えていませんでしたか?
厚生労働省が発表している最新の労働環境調査でも、働く人が抱える不安やストレスの要因として「職場の人間関係」が常に上位に挙げられています。
新しく仕事の仲間として加わるメンバーも、かつてのあなたと同じように、様々な希望と不安を抱えながら過ごしています。
そんな新しい仲間を温かく迎え入れ、少しでも不安を取り除いてあげるのが歓迎会であり、迎える側であるあなたの言葉です。
完璧に、威厳を持って話そうと気負う必要はありません。
ハキハキとした温かい言葉でメッセージを伝えるだけで、新しい仲間に「この人がいる職場なら安心だ」という最高の安心感(心理的安全性)を届けることができます。
今回は、歓迎会における「迎える側(上司・先輩)」の挨拶について、基本的なマナーや押さえるべきポイント、すぐに使える具体的な例文まで余すことなくご紹介します。
歓迎会の挨拶 迎える側の挨拶の基本構成は?

歓迎会の迎える側の挨拶は、これから一緒に働く新しい仲間に向けた最初のメッセージでもあります。
歓迎会は式典よりもリラックスした雰囲気で行われることが多いため、迎える側の言葉はあまり堅苦しくならないように注意し、率直に歓迎の気持ち(ウェルカム感)を示すほうがよいでしょう。
挨拶全体の流れは、以下の3つのステップ(序文・本文・結文)で構成すると、シンプルで温かみのあるスピーチになります。
| ・ | ①祝辞(序文) | : | 新しい仲間への歓迎の意と、入社・配属への祝意を伝え、自己紹介をします。複数人いるときは、まとめてではなく、一人ひとりの名前を挙げるとより丁寧で「あなたを歓迎している」という強い気持ちが伝わります。 |
| ・ | ②本論(本文) | : | 新しく加わったメンバーが共感できる自分の昔のエピソードを交えつつ、「これだけは最初に伝えておきたい」という仕事への姿勢やエールを伝えます。ただし、お酒の席でもあるため、あまりお説教がましくならないようにポジティブに伝えるのがポイントです。あれもこれもと詰め込みすぎると、一番伝えたいポイントがぼやけてしまうので、メッセージは1つに絞りましょう。 |
| ・ | ③結びのあいさつ(結文) | : | 改めて歓迎の意を示し、「一緒に頑張っていこう」と未来に向けた前向きな励ましの言葉でスピーチを締めくくります。 |
歓迎会で迎える側が挨拶をするときの8つのポイント
歓迎会で迎える側が挨拶をする際に、押さえておくべき重要なポイントを解説します。
社会人の先輩として信頼されるための基本をチェックしておきましょう。
| ・ | ポイント①:表情や姿勢 | : | 迎える側の挨拶でも、一番大切なのは「第一印象」です。その鍵を握るのが、「笑顔」と「姿勢」です。挨拶に慣れていないときは、緊張や恥ずかしさなどで顔がこわばり、姿勢も前かがみになりやすいもの。しかし、ここは少し意識的に、背筋をピシッと伸ばして「笑顔」を作りましょう!緊張した硬い顔よりも、笑顔の方が何倍も親しみやすく、新しい仲間に安心感を与えられます。 |
| ・ | ポイント②:ゆっくり話す | : | 人前で挨拶するときは、誰でも緊張するものです。特に慣れないと、緊張と「早く終わりたい」という気持ちから、いつもより早口になってしまいがちです。早口になると、何を言っているのか聞き取れなくなってしまい、歓迎の気持ちが伝わりません。文と文の間に意識して一呼吸置いたり、いつもより気持ち「ゆっくり」と話すように心掛けましょう。 |
| ・ | ポイント③:聞き取りやすい声 | : | 緊張や恥ずかしさから、声が小さくボソボソとした話し方になってしまいがちです。上手なセリフを言うことよりも、相手にしっかり届くように話すことが何よりも大切です。対面の会場であれば後ろの席の人まで届くようなハリのある声を意識し、オンライン参加者がいる場合はマイクの通りを意識して、ハキハキと発声することを心がけましょう。 |
| ・ | ポイント④:改まった言葉遣い | : | 新しくチームに加わる仲間たちですが、リラックスした歓迎会の席であっても、普段のデスクの隣で雑談しているのと同じ崩れた言葉遣いではメリハリがつきません。「ようこそ!」という親しみやすさは大切にしつつも、大勢の前でする公の挨拶としてのマナーを守り、「です・ます調」を基本とした改まった言葉遣いを見せることで、先輩としての信頼感がグッと高まります。 |
| ・ | ポイント⑤:文を短くする | : | 「〜〜で、〇〇でしたので、□□なことがありましたが……」と、文が切れないだらだら話は、何が言いたいのか聞き手にとっては分かりにくいものです。「〜〜です。〇〇でした。□□なことがありました」など、一つの文を短く区切ることで、間延び感のない引き締まったスピーチになります。原稿を作る段階から、できるだけ文を短く切るように意識しましょう。 |
| ・ | ポイント⑥:NGワードの回避 | : | 友人同士で当たり前に使っている言葉(「タイパ」「ワンチャン」など)は、幅広い世代が働く職場では適切な表現とは言えません。また、覚えたてのビジネスカタカナ用語(「アジェンダ」「フィックス」など)を無理にスピーチで使うのも、背伸びしている印象を与えがちです。どの世代の上司・先輩が聞いても一発でスッと意味が理解できる、丁寧で分かりやすい言葉を選ぶようにしましょう。 |
| ・ | ポイント⑦:言葉選びの気配り | : | 失礼のないようにしようとするあまり、四字熟語や堅苦しい格言など、背伸びした挨拶文を作りがちになるものです。しかし、難しい言葉や普段使わない表現は、お酒の席やカジュアルな歓迎会の場では聞き手にとって頭に入りきらないことが多いもの。誰もが一発で理解できる、等身大の分かりやすい言葉を選ぶよう心がけましょう。 |
| ・ | ポイント⑧:時間を守る | : | 新しい仲間への期待や、伝えたいアドバイスはたくさんあると思います。しかし、長すぎるスピーチは聞き手を疲れさせてしまい、会の進行にも影響を与えます。新人に贈るアドバイスやメッセージは「これだけは!」という1つに絞り、時間は「1分〜3分ほど(300文字〜900文字ほど)」を目安にコンパクトにまとめるのがおすすめです。 |
【開催形式別】現代の歓迎会で意識すべきマナーと注意点
現代のビジネスシーンでは、歓迎会のスタイルも多様化しています。
それぞれの開催形式に合わせた振る舞いを知っておくと、さらに好印象です。
| ・ | 対面(居酒屋など)の場合 | : | お酒が入る賑やかな席であっても、自分の挨拶が始まったら一度背筋を伸ばし、手に持っているグラスや箸をテーブルに置いてから話し始めるのが大人のマナーです。 |
| ・ | オンライン開催の場合 | : | 画面越しでは表情が暗く見えがちなので、部屋の照明を明るくしたり、カメラの角度を「少し見下ろす形(目線の高さ)」に調整したりしましょう。また、話すときは画面の先輩の顔ではなく「カメラのレンズ」をまっすぐ見ると、聞き手側としっかり目が合っている印象を作れます。 |
| ・ | オフィスの共有スペースの場合 | : | カジュアルな場だからこそ、私語が混ざりやすい傾向があります。周囲がざわついていても焦らず、全員に届くような少し高めのトーンでハキハキと話し始めるのがコツです。 |
歓迎会で迎える側が行う挨拶例文(立場・シチュエーション別)
それでは、上記のポイントを押さえながら、迎える側のさまざまなシーン別の例文をご紹介します。
①新入社員歓迎会での「上司」としての挨拶例文(寄り添い・チームワーク編)
部長の〇〇です。
新入社員の〇〇さん、□□さん、改めて入社おめでとうございます!わが商品開発部にこうして2人の新しい仲間を迎えることができ、メンバー一同、大変嬉しく思っております。
まだ慣れない環境や仕事ばかりで、戸惑うことも多いでしょう。ですが、わからないことがあったら、どんなに小さなことでも遠慮なく私たちに質問してくださいね。
仕事で行き詰まったときは一人で抱え込まず、まずは誰かに相談してください。何事もみんなで共有し、チームワークで助け合いながら仕事をしていきましょう。
最初から失敗せずにできる人はいません。失敗することを恐れず、目の前のことに前向きに向き合う姿勢こそ、仕事をするうえで何よりも大切なことです。一度経験した失敗は、次にどう活かすかを一緒に考えていきましょう。失敗は成長のための大事なステップですから、安心して色々なことにチャレンジしてください。
私たちも、お二人のみずみずしい感性や元気をもらえることを楽しみにしています。これからは大切な仲間として、お互いに刺激し合いながら一緒に成長していきましょう。
どうぞこれから、よろしくお願いいたします!
②新入社員歓迎会での「上司」としての挨拶例文(仕事の基本・ほうれんそう編)
僭越ながら、ご指名をいただきましたので、迎える側を代表して一言ご挨拶をさせていただきます。
我が部署に配属されてから少し日が経ちましたが、〇〇さん、〇〇さん、新しい環境には少し慣れましたか?改めまして、皆さんの××部への参加を、メンバー一同心から歓迎いたします!
皆さんのフレッシュな姿、長袖の上着、そして程よい緊張感を拝見していると、私自身やここにいる先輩たちにも、そんな初々しい頃があったなと大変懐かしく思い出します。
会社の理念や大きな方針については入社式などでたくさん聞いたと思いますので、私からは、皆さんがこれから実際に業務に向き合ううえで、何よりも大切にしてほしい「仕事の基本」を1つだけお話しさせてください。
それは、基本中の基本である【ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)】です。これからの仕事は、対面だけでなく社内チャットツールなども使いながら進めていくことになりますが、自分で勝手に判断して進めてしまう前に、まずは上司や先輩に「相談」してください。そして、業務の進捗をこまめに「報告」し、受け取ったメッセージは正確に「連絡」する。これらを、先輩から「あの件、どうなっている?」と尋ねられる前に、自分から発信していくことがプロとしてとても大切です。
「そんな当たり前のこと」と思うかもしれませんが、仕事に慣れてきた頃にこそおろそかになりがちなことですので忘れずにいてください。
いささか教訓めいたお話になってしまいましたが、私たちはこれから皆さんのみずみずしい力を借りながら、チーム一丸となって一緒に楽しく仕事を進めていきたいと思っています。仕事は明日から一歩ずつ一生懸命やっていけば大丈夫ですので、今日はリラックスして、先輩メンバーたちとの交流を心から楽しんでください。これからどうぞ、よろしくお願いいたします!
③新入社員歓迎会での「先輩社員」としての挨拶例文(熱血・成長サポート編)
お疲れ様です。××部の〇〇と申します。僭越ではございますが、歳の近い先輩を代表して一言ご挨拶をさせていただきます。
新入社員の皆さん、改めまして入社おめでとうございます!先ほどから皆さんの緊張した表情を見ていて、実は昨年の自分を思い出していました。当時は平気な顔をしていましたが、新しい環境への戸惑いや、「自分に何ができるのだろう」という強い不安を抱えていたのをよく覚えています。
学生時代とは違い、社会に出ると教科書やマニュアル通りにいかないことがたくさんあります。思いがけないトラブルに直面したり、日々の業務の中でたくさんの疑問や壁にぶつかったりすることもあると思います。そんな時は、私たち先輩社員に遠慮せず、何でも相談してくださいね。私たちの経験が、必ず皆さんのお役に立てるはずです。
もちろん、会社はプロの仕事の場ですから、時には思うようにいかない厳しさに直面することもあるかもしれません。ですが、それは決して皆さん一人だけの責任ではなく、チーム全員でカバーし、皆さんにプロとして着実に成長してもらうための大切なプロセスです。
私たち先輩も、皆さんに仕事を教えることで、改めて多くのことを学び、一緒に成長させてもらいたいと思っています。私たちが困るくらい、たくさんの好奇心とやる気を持って仕事に飛び込んてきてください。今日から同じチームの仲間として、一緒に楽しく、一歩ずつ頑張っていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします!
④新入社員歓迎会での「先輩社員」としての挨拶例文(優しく寄り添うエール編)
皆さん、改めまして入社おめでとうございます!そして、ようこそ××部へ!××部の〇〇です。大変僭越ではございますが、先輩社員を代表して一言ご挨拶をさせていただきます。
皆さんは今、新しい仕事やこれからの将来に対して、大きな期待と同時に「上手くやっていけるだろうか」という不安を感じていませんか?実は、私も新入社員の時は全く同じでした。「自分に何ができるんだろう」「本当に務まるのかな」と、毎日ドキドキしながら過ごしていたのをよく覚えています。
ですが、どうぞ安心してください!私たちの会社には、皆さんの悩みや疑問にいつでも耳を傾け、優しくサポートしてくれる頼もしい先輩たちがたくさんいます。分からないことがあるときや、困ったことがあれば、どんな小さなことでもドンドン相談してくださいね。
仕事のプロとして求められる厳しさはもちろんありますが、最初から何でも完璧にこなそうと思い詰める必要は全くありません。まずは目の前の、自分に与えられた小さな仕事を一つずつ確実にこなしていきましょう。そうして、自分にできることを1つずつ増やしていってくれれば、それで大正解です。
皆さんは今日から、同じ職場で働く大切な仲間です。皆さんと一緒に仕事ができることを、メンバー一同本当に楽しみにしています。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします!
⑤キャリア採用(中途・異動)のメンバーを迎える場合の挨拶例文
〇〇さん、経営企画部へようこそ!今回、こうして〇〇さんという非常に心強い仲間を迎えられたことを、心から嬉しく思います。
〇〇さんがこれまで別の部署や前職の最前線で磨いてこられた独自の視点や現場のノウハウは、必ずこれからの経営企画部での業務にも新しい風を吹き込み、大いに役立つことと確信しております。
仕事の進め方や環境が変わることで、最初は少し戸惑う部分もあるかもしれませんが、新しい業務に慣れるまでチーム全員でしっかりとサポートします。これまでの経験を大いに活かしていただきつつ、お互いの強みを融合させて、このチームをさらに盛り上げていければ嬉しいです。
ぜひ、〇〇さんならではの視点から気づいた意見やアイデアをどんどん聞かせてください。これから一緒に新しい目標へ向かう大切な仲間として、みんなで一緒に頑張っていきましょう。どうぞ、よろしくお願いいたします。
【キャリア採用のメンバーを迎える際のコツ】
新入社員とは異なり、すでに経験を積んだ中途採用や異動のメンバーに対して「失敗を恐れずに」「ほうれんそうを徹底して」といった基本の心得を話すのは、上から目線に感じられてしまい逆効果です。キャリア組を迎える際は、これまでの実績への敬意(リスペクト)をベースにし、「これまでの経験を活かしてチームに新しい風を吹き込んでほしい」という対等な仲間としての期待を伝えるのが鉄則です。
【自己開示のコツ】歓迎会でウケが良い「趣味」の選び方
挨拶の中に趣味やプライベートの話題を少し混ぜると、新しい仲間が後からあなたに話しかけやすくなります。
ただし、何でも話していいわけではありません。
適切な「塩梅」を押さえましょう。
| ・ | 好印象を持たれやすい定番テーマ | : | 旅行、グルメ(食べ歩き・ラーメン巡りなど)、スポーツ(観戦・実践)、アニメ・漫画、映画鑑賞、料理などは、世代を問わず共通の話題を見つけやすいため非常におすすめです。 |
| ・ | 避けた方が無難なテーマ | : | ギャンブル、過度にマニアックな政治・宗教の話題、お酒の失敗談などは、初対面のビジネスの場ではリスクが高いため避けましょう。 |
| ・ | 話す長さの目安 | : | 趣味の話は挨拶全体のメインではありません。あくまで「15秒〜30秒以内」にギュッと収め、「休日は〇〇をしてリフレッシュしています。これから皆さんのサポートに全力を尽くします!」と、最終的に仕事への意欲に繋げるのがスマートです。 |
【無茶振り対策】急に「乾杯」や「中締め」を頼まれたときの15秒フレーズ
歓迎会では、メインの自己紹介以外にも、幹事から「〇〇さん、ちょっと締めてください!」「最後に一言感想ちょうだい!」と急に振られることがあります。
そんな時、焦らず15秒で返せる優秀フレーズを持っておくと言葉に詰まりませんよ。
乾杯の音頭を急に振られたら
「急なご指名ではございますが、迎える側を代表して乾杯の音頭を取らせていただきます。
新しい仲間である〇〇さんのこれからのご活躍と、我が部署のますますの発展を祈念いたしまして、乾杯!ありがとうございました!」
最後に一言感想を求められたら
「本日は本当に楽しい時間をありがとうございました!
新しいメンバーの皆さんのフレッシュな笑顔を見て、私たちもたくさんのパワーをもらいました。
明日からの業務、新しい仲間と共にさらにチーム一丸となって頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!」
歓迎会で新人を迎える挨拶の構成ポイント
歓迎会の挨拶は、以下の流れを基本ステップとして構成すると、誰でも簡単にまとまりのあるスピーチが作れますよ。
| ・ | ステップ① | : | 自己紹介をし、新しい仲間(入社・配属メンバー)を心から歓迎する言葉を伝えます。 |
| ・ | ステップ② | : | 今日こうして歓迎の場を設け、チーム全員で直接お祝いできたことの喜びを伝えます。 |
| ・ | ステップ③ | : | 新しい仲間が共感できるよう、かつての自分の経験や新人時代のエピソードを話します。 |
| ・ | ステップ④ | : | 新しい仲間への期待や、これからの活躍を楽しみにしている気持ちを先輩を代表して伝えます。 |
| ・ | ステップ⑤ | : | 「本文(主題)」として、仕事に取り組む上で大切にしてほしい姿勢や心構えを1つだけ優しく伝えます。 |
| ・ | ステップ⑥ | : | 最初は分からなくて当然なので、チーム全員でしっかりとサポート・指導することを約束します。 |
| ・ | ステップ⑦ | : | 「一緒に楽しく頑張っていこう」という、未来に向けた前向きな励ましの言葉を伝えます。 |
| ・ | ステップ⑧ | : | 改めて歓迎の意を述べ、挨拶の結びの言葉として綺麗に締めくくります。 |
「私」の呼び方は、スピーチの場では「わたし」ではなく「わたくし」と言うのが改まった公の席での正しいマナーです。
「私ども」は、「私たち」をへりくだって言う言葉です。ビジネスの場では、自分側の集団(既存メンバーなど)のことを指す場合、「私ども」とするのが通例となっています。
【直前チェック】スピーチ5分前にスマホで見直す最終確認リスト
会場に向かう電車の中や、自分の出番の直前に、この5つの項目を最終チェックしましょう。
これだけで本番の失敗を完全に防ぐことができます。
| ・ | ✅ | 主役(新しい仲間)の名前の漢字や読み方は間違っていないか? |
| ・ | ✅ | 挨拶を崩しすぎず、「です・ます調」の改まった言葉遣いになっているか? |
| ・ | ✅ | 伝えたいアドバイスやエールは「1つ」に厳選されているか?(あれこれ詰め込まない) |
| ・ | ✅ | 話す時間は長すぎず、1分〜3分以内に収まりそうか? |
| ・ | ✅ | 相手がキャリア採用の場合、上から目線の教訓ではなくリスペクトの言葉になっているか? |
まとめ:新しい仲間を温かいウェルカムメッセージで迎えよう
いかがでしたか?
歓迎会は、新入社員や異動してきたメンバーとの「親睦」が最大の目的です。
迎える側は、主役となる相手の緊張をそっとほぐし、チーム全員で温かく迎え入れる「心理的安全性」の高い雰囲気を作ることを何よりも心がけましょう。
環境が変わったばかりの新しい仲間は、希望や不安で揺れ動いている時期ですので、その緊張を優しく解きほぐすような言葉をかけてあげてくださいね。
あなた自身の言葉で紡ぐ率直なウェルカムメッセージこそが、何よりも相手の心に深く届くものです。
難しく考えず、迎える側の挨拶では「これから一緒に働けて嬉しい」という心からの歓迎の気持ちを、まっすぐ丁寧に伝えてみてくださいね。