入社おめでとうございます。
「早く仕事を覚えるぞ！」と意気込んだり、「配属先で上手くやっていけるかな…」なんて不安になっていませんか？
新入社員になりたての頃は、顔や名前を覚えてもらったり、反対に一緒に働く仲間の顔や名前を覚えたりすることが最初の仕事です。
そして、その大きな仕事の場所は、新入社員の歓迎会の場ではないでしょうか。
ここで、しっかり顔と名前を覚えてもらい、コミュニケーションをとることができれば、職場に慣れるのも早まりますし、上司や先輩にも仕事も教えてもらいやすくなったりするものです。
ですので、新入社員の歓迎会での挨拶は新社会人としての第一歩ともいえるかもしれませんね。
ですが、歓迎会の挨拶で「何を話していいのか？」「どうすればいいのか？」など人前での挨拶することに慣れていないときは悩んでしまうものです。
そこで今回は、新人歓迎会の挨拶 新入社員がする挨拶の例文やポイントについてご紹介します。
新人歓迎会の挨拶 新入社員がする挨拶の例文やポイントをご紹介！
春は、新生活が始まる季節でもあり、新社会人の方は、研修も終わり配属先が決まる時期でもあります。
配属先が決まれば、歓迎会が開かれますが、頭を悩ませるのは歓迎会での挨拶ではないでしょうか。
社会人としてこれから一緒に働く上司や先輩に向けてしっかり挨拶できれば、他の新入社員よりもグッと印象が上がるかもしれません。
新入社員の歓迎会に関わらず、挨拶文を作るときは、あるポイントを押さえたり、流れに沿うことで、簡潔でまとまりのある挨拶をすることができます。
まずは、新入社員が挨拶するときの押さえておくべきポイントについてご紹介していきますね。
新人歓迎会での挨拶するときのポイントは？
そのポイントは、「笑顔」と「姿勢」です！
新入社員に関わらず、挨拶に慣れていない時は緊張や恥ずかしさなどで、顔はこわばり、姿勢は前かがみになりやすいものです。
しかし、ここは頑張って「笑顔」をつくりましょう！
緊張した顔よりも、笑顔の方が何倍も印象がいいものです。
また、同じように「前かがみ」の姿勢よりも、背筋を伸ばし姿勢を正している方が何倍も印象がいいものです。
ですので、初めて上司や先輩たちの前で挨拶するときは「笑顔」と「姿勢」を何よりも意識してくださいね^^
特に、慣れていないと緊張と早く終わりたい気持ちとで、いつもより早口になってしまいやすいものです。
早口では、何を言っているかわからなくなることがあるので注意が必要です。
ですので、文と文の間に一呼吸置いたり、いつもより気持ちゆっくりと話すように心掛けましょう。
特に、慣れていないと緊張や恥ずかしさで、声も小さくボソボソと話してしまいがちなってしまいます。
新人の挨拶ですので、上手く挨拶することよりも、後ろの席にいる上司や先輩にも聞こえるように大きな声でハキハキ話すことが大切です。
と文が切れない「だらだら話」は、何を伝えたいか聞き手にとってはわかりにくいものです。
など、一つの文を短くすることで、「だらだら」と間延びしたスピーチではなく、引き締まったスピーチなりますので、できるだけ短く文を切るようにしましょう。
文章などは「起承転結」の4つで構成するとのが基本とされていますが、歓迎会の挨拶の場合は、「序文（はじめ）」「本文（主題）」「結文（むすび）」の3つの構成をもとに作るとシンプルにまとまりのある挨拶になるのでおすすめです。
自己紹介や歓迎会を開いていただいた感謝の気持ちなどを話します。
【本文（主題）】
入社できた喜びや、未熟な自分へのご指導をお願いする言葉を話します。
また、趣味やアピールできるエピソードがあれば、ここで話します。
【結文（むすび）】
これからの抱負や感謝の気持ちを伝えて締めます。
基本的に「序文（はじめ）」と「結文（むすび）」は、基本的には決まった言葉をつかいますので、「本文（主題）」に注力することができます。
できるだけどの世代にも分かる言葉で話すようにしましょう。
しかし、あまり長い時間挨拶をしてしまうと聞き手が疲れてしまいますし、また、会の進行にも影響を与えますので、基本的には1～3分ほどを目安にまとめるのがおすすめです。
それでは、上記のポイントを押さえながら下記に立場別の挨拶の例文をご紹介していきます。
新人歓迎会で新人が行う挨拶例 その①
本日は、私ども新入社員のためにこの様な素晴らしい会を開いていただき誠にありがとうございます。
この春から、××会社の社員の一人として、また、一人の社会人として新しくスタートしました。
××会社は、私が希望する会社でしたので、内定をいただいたときの嬉しさはなんとも言えないものでした。
採用していただき本当にありがとうございました。
まだまだ社会人として未熟ですので、先輩方の足を引っ張ることもあるかと思います。
しかし、微力ではございますが、一日も早く××会社の戦力になれるように一生懸命頑張りますので、ご指導のほど宜しくお願いします。
本日はありがとうございました。
新人歓迎会で新人が行う挨拶例 その②
本日は、私ども新入社員のために、このような盛大な歓迎会を開催していただき、誠にありがとうございます。
また、先ほどは□□社長をはじめ、△△専務、◇◇先輩の皆さまから、大変お心のこもった歓迎のお言葉を頂戴し、新入社員一同たいへん感激しております。
私どもは、希望の会社に入社できましたことの喜びと感謝とともに、社会人として、××会社の一員としての責任の重さを実感しています。
一人の人間としても未熟な私どもが、会社の一員としての役目を果たせるかを考えますと、不安な気持ちもあります。
不慣れなため先輩方にご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、失敗を恐れず何事にも積極的にぶつかってく覚悟ですので、厳しいご指導をお願いいたします。
どうぞこれからよろしくお願いします。本日は誠にありがとうございました。
新人歓迎会で新人が行う挨拶例 その③
申し遅れましたが、○○年入社、××部に配属されました○○（フルネーム）と申します。
●●県■■市の出身で、大学時代は▲▲（クラブ活動や趣味など）に明け暮れていました。
もし、▲▲をされる方がいらっしゃいましたら、ご一緒させていただきたいと思っています。
本日は、□□社長をはじめ、諸先輩方からの励ましのお言葉をいただき、改めて社会人になったんだと身が引き締まる思いです。
以前から◇◇に関心があり、そうした仕事ができればと思い応募し、内定を頂いたときの嬉しさは生涯忘れることはありません。
社会人になったとはいえ、一人の人間としても、社会人としてもまだまだ未熟な私ですが、一日でも早く一人前になれるように努力しますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
改めまして、本日は素晴らしい歓迎会を開いてください本当にありがとうございました。
新人歓迎会で新人が行う挨拶例のポイントは？
- 自己紹介をします。
- 自分たちのために歓迎会を開いていただいたお礼を伝えます。
- 採用してくれたことへの感謝の気持ちを伝えます。
- 上司や先輩から頂いた言葉へのお礼や感激の言葉を伝えます。
- 現在の心境などを伝えます。
- 今後の決意や抱負を伝えます。
- 未熟な自分へのご指導をお願いします。
- お礼の言葉で締めくくります。
また下記に、できていなくても特に問題ありませんが、知っていると「この子はビジネスマナーを勉強しているな！」と思われるポイントをご紹介します。
ポイント
ポイント
まとめ
いかがでしたか？
今回は、新人歓迎会の挨拶 新入社員がする挨拶の例文やポイントについてご紹介しました。
上記に例文をご紹介しましたが、社会人になって初めての挨拶ですので完璧に挨拶する必要はありません。
新入社員の挨拶は、上手い下手ではなく、あなたがどんな人なのかを先輩たちは知りたいものなので、あなたらしい挨拶をして下さいね^^
