歓送迎会

新人歓迎会の挨拶 上司や先輩など迎える側の挨拶はどうする?例文やポイントをご紹介!

新入社員が入社してくると「ようこそ、我が社へ!」と迎え入れるために歓迎会が開かれます。

新人の挨拶はもちろんですが、社会人の先輩として上司や先輩の挨拶も歓迎会にはつきものです。

この時期の新入社員は、
「仕事をちゃんと覚えられるかな…」
「人間関係は大丈夫かな…」
「ミスして迷惑かけないようにしないと…」
なんて、様々な不安を抱えていると思います。

そんな中で開かれる歓迎会では、社会人の先輩として、新入社員の不安を和らげる心のこもった挨拶をしたいものですし、しっかりした挨拶で先輩社会人としての背中をみせたいものですね。

しかし、挨拶に慣れていないと「どんなことを話せばいいの?」なんて悩まれる方も多いものです。

そこで今回は、新人歓迎会の挨拶 上司や先輩など迎える側の挨拶はどうする?例文やポイントについてご紹介します。

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新人歓迎会の挨拶 上司や先輩など迎える側の挨拶はどうする?例文やポイントをご紹介!

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あなたの新入社員の時はどんな気持ちでしたか?

やる気をみなぎらせていましたか?
仕事への不安はありませんでしたか?
人間関係が円滑にいくか不安ではなかったですか?

これから新しく仕事の仲間として働く新入社員は、あなたと同じように様々な希望と不安を抱えながら過ごしている時期だと思います。

そんな新入社員を温かく迎え入れ、少しでも不安を取り除いてあげるのが歓迎会であり、社会人の先輩であるあなたの言葉です。

しかし、歓迎会の挨拶は、ただ単に挨拶をするだけではありません。

「自信なさげに、たどたどしく挨拶する先輩」「ハキハキと挨拶する先輩」とでは、どちらの先輩についていこうと思いますか?

当然、後者の方だと思います。

たかが歓迎会の挨拶かもしれませんが、その挨拶で新入社員に社会人としての立ち振る舞いなどの背中を見せることも、社会人の先輩として大切な役目です。

なんて少しプレッシャーを与えてしまいましたが、安心してください!

挨拶には、マナーや守るべきポイントがありますので、これらをしっかり押さえておくと、簡潔でまとまりのある挨拶をすることができます

まずは、挨拶するときの基本的なマナーや押さえておくべきポイントについてご紹介していきますね。

新入社員の歓迎会 迎える側の挨拶のポイントは?

ポイント①:笑顔と姿勢
大切なのは第一印象です!

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挨拶をするときは、緊張や恥ずかしさなどで、顔はこわばり、姿勢は前かがみになりやすいものです。

ですが、ここは嘘でも虚勢でもいいので、姿勢を正して笑顔を作りましょう

硬い緊張した顔よりも、笑顔の方が何倍も印象がいいものです。

また、同じように「前かがみ」の姿勢よりも、背筋を伸ばし姿勢を正している方が何倍も印象がいいものです。

挨拶は下手でもいいので、「笑顔」と「姿勢」を意識してくださいね^^

ポイント②:ゆっくり話す
人前で挨拶するときは、誰でも緊張するものです。

特に、慣れていないと緊張と早く終わりたい気持ちとで、いつもより早口になってしまいやすいものです。

早口になりすぎて、何を言っているかわからないのでは意味がありません。

ですので、文と文の間に一呼吸置いたり、いつもより気持ちゆっくりと話すようにしましょう。

ポイント③:大きな声でハキハキと話す
上記でもご紹介しましたが人前で挨拶するときは、誰でも緊張するものです。

特に、慣れていないと緊張や恥ずかしさで、声も小さくボソボソと話してしまいがちなってしまいます。

上手に挨拶することよりも、後ろの席にいる人にも聞こえるように大きな声でハキハキ話すことが何よりも大切です。

ポイント④:改まった言葉を使う
新入社員ですので、これからあなたの部下または後輩になります。

しかし、リラックスした歓迎会での挨拶であっても、隣の席で話しているのと同じではいけません。

挨拶など改まったシーンでは、改まった言葉を使いましょう!

ポイント⑤:一つの文を短くする
「~~で、○○でしたので、□□なことがありましたが…」

と文が切れない「だらだら話」は、何を伝えたいか聞き手にとってはわかりにくいものです。

「~~です。
○○でした。
□□なことがありました。」

など、一つの文を短くすることで、「だらだら」と間延びしたスピーチではなく、引き締まったスピーチなりますので、できるだけ短く文を切るようにしましょう。

ポイント⑥:決まった構成で作る
上記でご紹介した「だらだら話」になるもう一つの理由が挨拶文の構成ができておらず、話があっちいったり、こっちいったりになってしまう場合です。

文章などは「起承転結」の4つで構成するとのが基本とされています。

しかし、歓迎会の挨拶の場合は、「序文(はじめ)」「本文(主題)」「結文(むすび)」の3つの構成をもとに作るとシンプルにまとまりのある挨拶になるのでおすすめです。

【序文(はじめ)】
自分の名前や新入社員を迎え入れる気持ちなどを話します。

【本文(主題)】
自分が新入社員であった時の話や仕事に慣れるためのアドバイスなどを話します。
また、趣味やアピールできるエピソードがあれば、ここで話します。

【結文(むすび)】
励ましの言葉を伝えて締めくくります。

ポイント⑦:難しい言葉や普段使わない言葉は避ける
挨拶に慣れていない時は、失礼のないようにしようと堅苦しい挨拶文を作りがちになるものです。

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というよりも、なんとなく「難しい言葉」や「普段使わない言葉」を使わなければと気負ってしまう方も多いものです。

ですが、難しい言葉や普段使わない言葉は、聞き手にとってはわかりにくい場合が多いので、できるだけ誰でもわかる言葉を選びましょう!

ポイント⑧:時間を守る
新入社員へのアドバイスや期待していること、伝えたいことはたくさんあると思います。

しかし、あまり長い時間挨拶をしてしまうと一番伝えたいポイントが分からなくなってしまいます

また、聞き手は疲れてしまいますし、覚えてられません。

会の進行にも影響を与えますので、基本的にはアドバイスや期待していることは1つに絞り3分ほどを目安にまとめるのがおすすめです。

それでは、上記のポイントを押さえたシーン別の挨拶の例文を下記にご紹介していきますね。

歓迎会での先輩社員の挨拶例 その①

お疲れ様です。××部の○○と申します。

僭越(せんえつ)ではございますが、歳の近い先輩からの挨拶をとのことですので、高い場所から失礼いたします。

新入社員の皆さん、改めまして入社おめでとうございます。

先ほどから皆さんの緊張した表情を見ていて、昨年の自分のことを思い出しました。

当時は、見栄を張って平気な顔をしていましたが、新しい生活とともに、自分に何ができるのかという不安も抱えていました。

学生時代とは違い、教科書通り、マニュアル通りに行かないことはたくさんあります。

思いがけないトラブル、人によって言っていることが違うなど様々な疑問を持つこともあると思います。

そんな時は、私たち先輩社員に遠慮せずに相談してください。

私たちの経験の中でお役に立てることがあると思います。

ただ、時には厳しいことを言うかもしれません。

先ほども言いましたが、会社は学校ではありませんので、仕事が上手くいかなければそれは本人だけの問題ではありません。

業務に影響を与えたり、大きな損害になることもあります。

私たちも先輩社員から厳しく指導され、社会人として成長できたと実感しています。

最初は本当に嫌でしたが、今ではありがたいと思っています。

私たちも先輩として試行錯誤しています。皆さんに教えることで、勉強になりますので、私たちが困るぐらい、好奇心とやる気をもって仕事に取り組んで下さい。

これからもどうぞよろしくお願いします。

歓迎会での先輩社員の挨拶例 その②

皆さん、改めまして入社おめでとうございます。

そして、ようこそ××部へ。××部の○○です。

大変僭越ですが、ご挨拶させていただきます。

皆さんは、今、自分の仕事と将来について期待と不安が半ばしていることではありませんか?

そういう私も新入社員の時は同じように揺れ動いていました。

新しいことに挑戦するという気持ちとともに、自分に何ができるのか?どんな仕事なのだろう?自分に務まるのだろうか?と不安な日を過ごしていました。

しかし、安心してください!私のときもそうでしたが、色々な悩みや疑問に答えてくれる頼もしい先輩が当社にはたくさんいます。

ですので、どんなことでもいいのでドンドン相談してくださいね。

仕事は当然厳しいものですが、最初から何でもできなければと思い詰めずに、自分に与えられた仕事を確実にこなし、自分にできることを1つずつ増やしていってください。

皆さんは、同じ職場で働く仲間ですので、これからもどうぞよろしくお願いします。

歓迎会での上司の挨拶例

僭越ながら、ご指名をいただきましたので、ご挨拶をさせていただきます。

既に入社してから1週間経ちましたが、○○(新入社員の名前)君、○○(新入社員の名前)さん少しは慣れましたか?

改めまして、皆さんの××部への参加を心から歓迎し、お祝いいたします。

皆さんの真新しいスーツ姿、そして、程よい緊張感を拝見していると、自分や皆さんの先輩にも、このような頃があったのだなととても懐かしく思い出します。

当社の理念などは、入社式で社長からのご挨拶にありましたので、私からは、実際に仕事に対するうえで大切なことをお話しさせていただきます。

仕事の基本は【ほう・れん・そう】と覚えてください。報告、連絡、そして相談です。

仕事から帰ってきたら、その日の動きをその日のうちに上司に報告してください。
電話などで受けた伝言は、正確に速やかに連絡してください。

自分で勝手に判断せずに上司や先輩に相談しながら進めてください。

これらを上司や先輩から「どうなっているの?」と尋ねられる前に、自分で行うことが仕事をしていく中でとても大切です。

「そんな当たり前のこと」と思うかもしれませんが、仕事に慣れてくるとおろそかになりがちなことですので忘れずにいてください。

いささか教訓めいたお話になり申し訳ありません。

ともかく、私たちはこれから皆さんのお力を借り、協力しながら仕事を進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

まあ、仕事は明日らか一生懸命やってもらうということで、今日は楽しく飲んで先輩たちと交流してください。

歓迎会で迎える側の挨拶例のポイントは?
  • 入社・配属を歓迎する言葉と自己紹介をします。
  • 新入社員が共感できる、自分の経歴や経験を話しましょう。
  • 仕事の厳しさとそれに対する支援を約束します。
  • 「一緒に頑張ろう」や励ましの言葉で締めくくります。

「本文(主題)」では、仕事に取り組む姿勢、社員としての心得など、これだけは最初に伝えておきたいことを1つ伝えるようにしましょう。

あれも、これもと詰め込み過ぎると、どれが大事なのかわかりにくくなりますし、覚えてられなくなってしまいます。

また、歓迎会は、新入社員を温かく迎え入れ、不安を取り除き、今後の仕事を円滑にするために開かれますので、あまり説教がましくならないように注意してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、新人歓迎会の挨拶 上司や先輩など迎える側の挨拶はどうする?例文やポイントについてご紹介しました。

入社したての頃の新入社員は、希望や不安で揺れ動いている時期ですので、そんな不安を取り除いてあげるようにしてあげてくださいね。

  • この記事を書いた人

山崎

インターネット広告を扱う小さな会社を営んでいます。 今までの経験を活かし、ビジネスマナー・経理・手続き・税金・節税などの題材を中心に書いています。 詳しいライタープロフィールはこちら

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