関東のお祭り

潮来祇園祭禮2019の日程&駐車場は?見どころや山車情報もご紹介!

潮来祇園祭禮

茨城県潮来市で行われる「潮来祇園祭禮(いたこぎおんさいれい)」は、800年以上の歴史を誇る日本古来の例大祭です。

無形文化財として登録されている「潮来ばやし」に合わせて、若衆と山車と芸座連の一体となって行う曲曳きは必見です!

今回は、潮来祇園祭禮の日程&駐車場情報や見どころ、山車の情報などについてご紹介します。

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潮来祇園祭禮の日程は?

毎年8月の第1金曜日からの3日間行われる「潮来祇園祭禮」の日程の詳細や主なスケジュールは下記のとおりとなっています。

日程 2019年8月2日(金)~4日(日)
時間 08:00~22:00
場所 潮来市潮来地区 素鵞熊野神社ほか
交通 【電車】
JR「潮来駅」西口下車、徒歩約20分
【車】
東関東道「潮来IC」より約4.5㎞

※祭り開催期間中は、交通規制が行われます。

駐車場 あり
お問合せ 0299-63-1111
(潮来市観光商工課)
公式HP http://www.omaturi.jp/index.html

潮来祇園祭禮の主なスケジュールは?

初日
09:10頃    御神楽(獅子舞)奉納(素鵞熊野神社)
10:00~10:30 お浜下り
10:30~22:00 各町内山車乱曳き
16:30頃    御神楽(獅子舞)奉納(御仮殿)
18:00~20:30 駅前通り曲曳き
20:20頃    御神楽(獅子舞)奉納(天満宮)
中日
07:30~08:00 出発式
08:00~22:00 各町内山車乱曳き
11:00頃    御神楽(獅子舞)奉納(御仮殿)
17:00~20:30 七丁連合
11:00頃    御神楽(獅子舞)奉納(年番引継式場)
17:55~21:00 東部合同曳き
最終日
09:00~22:00 各町内山車乱曳き
16:00~17:00 お山上り
21:30頃    御神楽(獅子舞)奉納(天満宮)

潮来祇園祭禮の駐車場情報!

潮来祇園祭では、無料の駐車場が設置されます。ただし、台数に限りがありますので基本的には、公共交通機関を利用しての来場がおすすめです。

あやめ駐車場
◆駐車台数:不明
長勝寺駐車場
◆駐車台数:不明

また、3駅離れた「佐原駅」周辺には駐車場がありますので、コチラに車を停めて電車で移動するパーク&ライドでの来場の方が車で行く場合はスムーズに停めることができるかもしれません。

佐原駅北駐車場
◆住所:千葉県香取市佐原イ211
◆駐車台数:220台
◆料金:300円/24時間

潮来祇園祭禮の交通規制情報

潮来祇園祭禮開催期間中は、会場周辺に交通規制が行われます

◆時間:17:30~21:30

◆潮来駅西口T字路~セイミヤ潮来店前の交差点間

潮来祇園祭禮 会場図

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※現在、最新の会場図は公表されていないため、過去のものを掲載しています。最新情報が公開され次第更新します。

潮来祇園祭禮の山車情報は?

潮来祇園祭禮では、山車の上に様々な大人形や飾り物がつけられていますが、はじめて見る大人形は一目見ただけでは、何の人形を表しているかわからないものですね。

せっかく豪華な山車を見ても、何を表しているかわからなければ感動も半減してしまいますので下記にご紹介しおきます。

  • 三丁目 御神楽
  • 下壱丁目 福俵白鼠
  • 上壱丁目 日本武尊
  • 七丁目 素盞嗚尊
  • 西壱丁目 神武天皇
  • 七軒町 源 義経
  • 五丁目 源頼政
  • 二丁目 大國主命
  • 六丁目 弁慶
  • 四丁目 天乃岩戸
  • 大塚野 本多平八郎忠勝
  • あやめ二丁目 真田幸村
  • 八丁目 静御前
  • 濱壱丁目 神功皇后

また、山車の周りには、「高彫り」という精巧がかつ華麗な彫刻がはめられており、山車・飾り物・彫刻・玉簾・額・幟など、江戸・明治時代からの伝統的な匠の技を現在に伝えるもので、各町内の財産として大切に管理されています。

また、山車のうち3基は県の文化財に指定されているなど、貴重な文化財を見るのも楽しみのひとつですね。

潮来祇園祭禮の見どころは?

潮来祇園祭禮では、初日に二体の神輿(天王様、権現様と呼ばれている)が出御する「御浜下り」で祇園祭がはじまります。

中日に、各町内の巡行を行い、最終日には還御(お山上り)が行われ祇園祭が終わります。

総勢14基の山車のほとんどは、総欅造りで潮来囃子の芸座連が山車に乗って演奏する形式のものです。

山車の上部は、大人形や飾り物が上下にせり出す精巧な作りになっています。

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圧巻なのは、曲曳きで曳き手の若衆が潮来ばやしに合わせて「のの字曳き」や「そろばん曳き」などを見せてくれるところは必見で、思わず拍手を送りたくなります。

●「のの字廻し」
山車に向かって左前の車輪を軸として、『の』の文字を描くように後輪を担ぎ上げるよう数回転させるもの「曲曳き」です。

力の集中配分がくずれると、山車は方向性を失ってしまいますので、この軸をずらさず回転させることが曳き手の妙技といわれます。

「のの字廻し」最中は、山車の停止は恥とされて、ゆっくりと回転させることが上手とされます。

●「そろばん曳き」
山車を、そろばんを反対にして前後に転がすように山車を曳き廻す「曲曳き」です。
前進時には、アップテンポのお囃子にあわせて素早く進み、所定の位置で急停止させ、間髪入れずにスローテンポなお囃子にのせゆっくり後退し、これを数回繰り返します。
全員の息が合っていないと非常に危険で、一歩まちがえば【ご破算】となるので、そろばん曳きと呼ばれています。
一番の盛り上がりは、中日に行われる【七丁連合】【東部合同曳き】です。

【七丁連合】は、西地区の7基の山車による合同曳きで、「のの字曳き」などの曲曳きを披露してくれます。

【東部合同曳き】は、東地区の6基の山車が合同曳きを行い、踊り合戦などを見せてくれます。

どちらも時間帯が近いので、どちらを見るか悩みどころです。

忘れてはいけない見どころは、潮来祇園祭禮に花を添える「御神楽(獅子舞)の奉納」です。

素鵞熊野神社、御仮宮、天満宮で獅子舞の奉納演武が行われるのでこちらも必見です。

また、市内を流れる前川沿いには大きな幟がいくつも立てられるなど、都市部の祭礼にはない潮来独特の風景を楽しむのもこの期間でしかできない楽しみのひとつです。

まとめ

800年以上の歴史を持つ潮来祇園祭禮は、古き日本のお祭りの文化を現在に残している例大祭として、毎年12万人もの方が訪れる人気のイベントです。

一度は日本古来のお祭りに触れたいものですね。

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