日本でも秋の定番イベントとして、すっかりおなじみになった「ハロウィン」。
仮装をしてイベントに参加するのは大変だけど、お家にかぼちゃのちょうちんを飾って、アットホームにハロウィン気分を味わいたい!なんて方も多いものです。
市販されているプラスチック製のかぼちゃを飾るのも手軽で素敵ですが、少しだけ手間をかけて本物の「生かぼちゃ」でランタンを手作りすると、お家のイベント感が何倍も盛り上がりますよ。
秋のレクリエーションとしてみんなでかぼちゃのランタンを作ることがあるんですが、本物の素材に触れる時間は大人も子供も本当にワクワクするものです。
「えっ、でも生のかぼちゃをくり抜くのって難しそうだし、すぐ腐っちゃいそう…」と不安に思う必要はありません。
今回は、家にある身近な道具を使って子供でも安全に作れる手順や、カビ・腐敗を防いで長持ちさせるための保存方法の裏ワザまで、手作りハロウィンを100%楽しむための完全ガイドをお届けします!
失敗しない!手作りに適したハロウィンかぼちゃの選び方

本物のジャック・オー・ランタンを作るにあたって、まず一番大切なのが「適切な種類のかぼちゃを選ぶこと」です。
実は、私たちが普段スーパーのお野菜売り場で買っている緑色の食用かぼちゃ(栗かぼちゃなど)は、皮が信じられないほどカチカチに硬いため、大人の力でもナイフが通らず怪我をするリスクが極めて高くなります。
そのため、手作りランタンには「観賞用・おもちゃかぼちゃ」と呼ばれる、オレンジ色や黄色のかぼちゃを必ず用意しましょう。
これらは皮が薄くて適度に柔らかいため、ステーキナイフなどでもザクザクと簡単に切り進めることができます。
おすすめの観賞用かぼちゃ(プッチーニやペポかぼちゃなど)を選ぶときは、以下の3つのポイントを意識して触ってみてくださいね。
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カボチャの形 : |
| 表面の凸凹(デコボコ)が少なくて滑らかなものを選ぶと、下書きがしやすく切り抜きもスムーズです。 |
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置いたときの座り : |
| 床や台に置いたときにグラグラせず、しっかりと自立して安定感があるものを選びましょう。 |
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皮の硬さと状態 : |
| 全体を一通り触ってみて、どこにも部分的に「やわらかく傷んでいる箇所」がないか確認します。 |
ハロウィンの時期が近づく9月下旬〜10月中旬頃になると、大型のホームセンターや街のお花屋さん、フラワーショップの店頭に並び始めします。
近くにお店がない場合は、ネット通販を利用すると、大小様々なサイズや形の元気な生かぼちゃをお家に届けてもらえるので、とても便利でおすすめですよ。
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🟢 おすすめの理由(メリット):皮が柔らかくてくり抜きやすい観賞用かぼちゃを、重い思いをせず自宅でじっくり選んでまとめ買いできる
🔴 注意点(デメリット):生ものなので、イベント当日のタイミングに合わせて配送日時をしっかり計算して注文する必要がある
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子供と一緒に作れる!生かぼちゃランタンの正しい作り方6ステップ
道具が揃ったら、いよいよオリジナルランタン作りのスタートです!
手元が滑って怪我をしないよう、テーブルに新聞紙やレジャーシートを広げて、落ち着いた環境でゆっくり進めていきましょう。
ステップ1:お化けの顔を下書きする

かぼちゃの顔のデザインに迷ったら、インターネットで無料配布されている公式の型紙を印刷して使うのが一番スマートで失敗しませんよ^^
特におすすめなのが、海外の大手育児ブランド「パンパース」の日本公式がファミリー向けに配布しているパンパース公式ホームページ「ジャック・オー・ランタンの作り方と無料型紙」です。子供向けのお茶目で可愛いデザインが豊富に揃っています。
また、より本格的で少し怖い本場のデザインに挑戦したい方は、印刷のプロであるキヤノンが提供している総合素材サイトキヤノン(Canon)クリエイティブパーク公式ホームページ「ハロウィンカボチャの型紙」も、A4サイズでそのまま印刷して使えるのでとても便利でおすすめです!
用意した型紙をかぼちゃの表面にテープで貼り付けたら、千枚通しや画鋲、竹串などを使って、型紙の線のうえからポツポツと細かく穴を開けていきましょう。
型紙をはがしたあと、開いた点と点をクレヨンやマジックで繋ぐと、失敗せずに綺麗な下書きが完成します。
ステップ2:頭(ヘタ)の部分に穴を開ける

中身をくり抜くために、頭のヘタの周りにある大人の握りこぶしがすっぽりと入るくらいの大きさの円を描きます。
下書きに沿ってステーキナイフを斜め45度内側に向けて刺し、ぐるりと1周切り込みを入れましょう。
最初にナイフを突き刺すときだけは少し硬くて力が必要ですので、必ず大人が手を添えて怪我をしないように注意してあげてくださいね。一度ナイフが入ってしまえば、ノコギリを引くように楽に切ることができます。
この時、後からかぼちゃの中身(ワタ)を取り出すために、握りこぶしが入るくらいの大きな穴をあけるのがコツです。ステップ1の時に一緒に下書きを付けておくと綺麗に切れますよ。
ステップ3:中身(ワタと種)を徹底的にかき出す

頭の蓋(ふた)をパカッと外したら、開いた穴から大きめのスプーンやお玉を差し込みます。
内側にあるカボチャの種や、ドロドロとした繊維(ワタ)を、底や壁を削るようにして力強くかき出していきましょう。
子供たちに「中身をすくい出すお手伝い」をお願いすると、宝探しみたいでとっても大喜びしてくれますよ!
この時に出来るだけきれいに中身を取り除くことが、後からカビを生えにくくするための大事なポイントになります。
ステップ4:お化けの顔を丁寧に切り抜く

ステップ1で描いたお化けの目・鼻・口の下書きの線に沿って、ナイフを垂直に刺して切り込みを入れていきます。
かぼちゃの中身(ワタ)を抜いているので、ナイフを入れるとき、意外と皮が柔らかく感じられます。刃が滑ってケガをしないように十分に気をつけて、カボチャの内側からもう片方の手で少し壁を押さえながら切り進めましょう。
くり抜いたパーツを内側から外側へポコンと押し出すと、お馴染みのギザギザの口や三角の目が綺麗に現れます。
ステップ5:内側の繊維をきれいに仕上げる

下書きに沿って切り取り終えたら、切り口にかぼちゃの繊維などが残っていたりしますので、スプーン等でもう一度きれいに取り除き仕上げます。
内側に余分な繊維が残っていると、そこから水分が出て傷みやすくなるため、ここでツルツルにしておくことが大切です。
ステップ6:中に灯りを仕込んで完成!

最後に、かぼちゃの内部に明かりを仕込めば、世界に1つだけのオリジナルジャック・オー・ランタンの完成です!
お部屋の電気を暗くして、壁に映る怪しげでお茶目な影を家族みんなで楽しんでくださいね。もちろん、明るい場所でも十分にハロウィンの雰囲気を引き立ててくれますよ。
本物のロウソクはNG?安全で映える最新の「LEDライト」
昔ながらの伝統では、かぼちゃの中に本物のロウソクを立てて火を灯していましたが、現代のお家ハロウィンでは「本物の火の使用は絶対に避けること」を強くおすすめします。
なぜなら、倒れて火災になるリスクやお子様の火傷の危険があるだけでなく、本物の火の熱がかぼちゃの内側を温めてしまい、生ものが一撃でドロドロに腐敗してしまう原因になるからです。
火をつけるときは火傷や火災に十分注意してくださいね。もしロウソクを使う場合は、着火ライターなどを使うと便利ですが、ロウソクが絶対に倒れないようにしっかり固定しましょう。
そこで大活躍するのが、100円ショップやネット通販で手軽に買える電池式の「LEDキャンドルライト」です!
熱を一切持たないためかぼちゃが長持ちしますし、最近のLEDライトは本物の炎のように「ゆらゆらと光が揺れる機能」がついているものが多いため、暗闇に置くと本物以上に怪しく美しい雰囲気を安全に演出できます。
100均の振動センサーライトなどを仕込んで、かぼちゃの近くを歩くとパッと自動で光るような仕掛けにするのも、子供たちが大興奮して盛り上がりますよ。
2週間持たせる!作ったかぼちゃを長持ちさせる3つの防腐保存ワザ
せっかく子供と一緒に一生懸命作ったお気に入りのハロウィンかぼちゃ。できるだけ長い間、玄関先やお部屋に飾って楽しみたいですよね。
しかし、手作りのランタンは100%「生もの」ですので、そのまま放置しておくと水分によってカビが生えたり、2日~長くて5日程度ですぐに腐ったり、カビたりして痛んでしまいます(;´д`)トホホ
そのため、少しの手間で寿命を最長1〜2週間まで劇的に伸ばすことができる、本場海外でも使われている「3つの強力な防腐・保存の裏ワザ」を伝授します!
漂白剤や洗剤を用いた防腐・カビ防止処理を行う際は、必ず事前に腕の内側などでパッチテストを行うか、直接肌に触れないようゴム手袋を着用してください。万が一、皮膚に異常が現れた場合は直ちに使用を中止し、専門医にご相談ください。当サイトの情報による肌トラブル等の責任は負いかねますので、安全なご使用をお願いいたします。
ワザ1:キッチン用漂白剤を使った「まるごと殺菌消毒」
かぼちゃが腐る最大の原因は、くり抜いた内側の湿気に雑菌やカビの胞子が繁殖することです。
作り終えた直後のカボチャを、バケツ1杯の水に対してキッチン用の塩素系漂白剤(ハイターなど)をキャップ1〜2杯(約15ml)混ぜた薄い液体に、半日ほど丸ごとドボンと浸しておきましょう。
これだけで内側まで完璧に殺菌され、カビ防止に非常に高い効果を発揮してくれます。一番良い方法は大きな冷蔵庫をお持ちなら「冷蔵庫の中で保存」することですが、かさばる場合はこの漂白剤での殺菌が一番おすすめです。
ワザ2:切り口に「ワセリン」を塗って乾燥・シワシワを防止
かぼちゃは水分が抜けると、目や口の周りからシワシワに萎縮して、おじいちゃんのような顔に潰れてしまいます。
漂白剤から引き上げて水気をしっかり拭き取ったあと、くり抜いた目や口の「切り口(断面)」や内側の壁に、お家にある「ワセリン」や「植物油(サラダ油)」を指で薄くハケのように塗ってコーティングしてあげましょう。
これが水分の蒸発を防ぐバリアとなり、みずみずしいシャキッとしたお化けの表情を長くキープしてくれます。
ワザ3:保管の天敵は湿気!「風通しの良い日陰(陰干し)」に置く
かぼちゃを保存するときに一番注意することは「湿気」です!作り終えたハロウィンかぼちゃは、まずしっかりと陰干しして乾かしましょう。
「日陰」(直射日光の当たらない)の「風通しの良い」場所で干すこと。ただし、太陽は移動しますので、午前中は日陰でも午後には直射日光が当たっているなんてこともあります。直射日光に長時間当たるとカボチャの色素が抜けてしまうので、定期的に様子を見て移動させてあげてくださいね。
湿気が多いとカビの原因になりますので、保管するときは、すのこの上や乾いた場所に置きましょう。
ただし、これらの対策を行っても長くて5日〜1週間程度しか持ちませんので、ハロウィン当日に合わせるなら「できるだけ直前」に作るように計画してくださいね。
一番長持ちさせる方法の一つとして、中にロウソクやライトは仕込めなくなってしまいますが、「かぼちゃをくり抜かずに、切り取った型紙を表面に貼り付けるだけ」でハロウィンかぼちゃを作る方法もあります。これなら生かぼちゃが全く傷まないので、何週間でも綺麗なまま飾り続けられますよ^^
まとめ:世界に1つの手作りランタンで、最高の秋の思い出を
一見、ハードルが高そうに思える生かぼちゃのランタン作りですが、質のよいかぼちゃを選び、くり抜くときに怪我をしないように気をつければ、驚くほど簡単にお化けのちょうちんが出来上がります。
完成後は出来るだけ乾燥させた状態で、湿気に気をつけて保存してあげてくださいね。
また、小さめのミニかぼちゃを使ってランタンをいくつか作り、当日の食卓を彩るのもグッとハロウィンらしく過ごせちゃいますのでとってもオススメです^^
自分でデザインしたお化けの顔にポッと灯りがともった瞬間は、子供たちにとっても忘れられない特別な「秋の思い出」になります。
手作りの楽しさと長持ちケアの知恵を上手に活かしながら、今年はご家族みんなで、世界に1つだけの温かいハロウィンの夜を楽しんでみませんか?Happy Halloween!!