お食い初め 画像

赤ちゃんが生まれるとお七夜やお宮参り、初節句などお祝いや願いを込めた様々行事が行われます。

赤ちゃん生まれて100日目に行われる「お食い初め」という行事があります。

昔から行われている行事も由来や意味を知ることで、行事に対する向き合い方がかわることもあります。

今回は、お食い初めとは?意味や由来&いつくらいにやるものなどお食い初めの祝い方などお食い初めの基本的な作法についてご紹介します。

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お食い初めとは?意味や由来は?

赤ちゃんは生まれた時にはお母さんのおっぱいやミルクを飲んで成長をしていきますが、2,3カ月が経過すると離乳食など、母乳やミルク以外のものも口にできるようになってきます。

初めは母乳やミルク以外の味のものを飲むことができるようにリンゴやミカンの汁、お茶などから始め、重湯やおかゆ、ご飯へと1年近い月日を経て大人と同じ食事に近づけていきます。

そんな間の生後100日前後に「お食い初め」という儀式を行います。

100日祝いに行われるので「百日(ももか)の祝い」とも言われています。

生後100日は3か月を過ぎたころで、早い子は下の前歯が生え始めてくるころなので、地域によっては「歯がため」「真魚(まな)の日」「箸始め」「箸揃え」などと言われることもあります。

お食い初めとは?

生まれてから元気に100日目を迎えられ、歯も生え始めたことの喜びと子どもが一生食べ物に困ることがないようにという願いを込めた意味が「お食い初め」にはあります。

ただし、「お食い初め」を行う時期は、まだ母乳やミルクなどの液体ばかりを飲んでいる時期なので、実際に食べさせることはありません

子どもが一生食べ物に困らないように願い、食べるまね事をさせる儀式です。

お食い初めの由来は?

「お食い初め」の習慣は、平安時代から行われていたといわれています。

そのころは、生後50日目の赤ちゃんにお餅の入った重湯を口に含ませるという儀式があったことが由来とされています。

その儀式は「五十日(いのか)の日」と言われ、重湯に入れるお餅を「五十日餅(いのかもち)」と言われていました。

それが100日になり、重湯に入れるものも鎌倉時代にはお餅ではなく魚に変わったことが「真魚の日」とも言われる所以で、「お食い初め」と言われるようになったのは室町時代になってからといわれています。

お食い初めはいつするの?100日目じゃないとダメなの?

「お食い初め」は、生後100日目のお祝いなのですが、地域によっては110日目のところも120日目のところもありますので、厳密に100日目にしなければいけないというわけではありません

お祝いの日ということで生後100日目前後で、赤ちゃんやママの体調が良く、家族が揃ってお祝いできお日柄の良い日ならいつでも良いのです。

お日柄の良い日は「日がいい日!天赦日や一粒万倍日&新月や満月など縁起のいい日のまとめ」で詳しくご紹介していますので併せてご覧ください^^

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お食い初めの祝い方はどうするの?

お食い初めに必要なものはなに?

お食い初めの祝い方ですが、準備をするものは【食器】【祝い箸】【料理】【歯がための石】が基本です。

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【食器】は通常の食器でもよいのですが漆の食器を用いるのが一般的です。

【祝い箸】も通常の箸でもよいのですが、両端が細くなっている柳で作られたものを使用します。

お食い初めの器や箸は誰が用意するの?

お食い初めに使う食器や祝い箸は、新しいものを用意します。

本来であれば、父方の家紋が入った漆器を母方の実家から贈るのが習わしです。

しかし、最近ではそのまま赤ちゃんが使えるようにプラスチック製の赤ちゃん用の食器やお箸を用意することが多くなっています。

また、赤ちゃん用の食器や箸も、慣例に従い母方の祖父母が贈ることありますが、祖父母からお祝い金をいただき両親が気に入ったものを用意することもあります。

昔の慣例に従うことも大切ですが、必ずそうしなければいけないということはありませんので、それぞれのスタイルで行うのもいいかもしれませんね。

お食い初めの料理はどんなものを用意するの?

お食い初めに準備する料理は、一汁三菜尾頭付きの鯛赤飯が基本になります。

定番料理は、ハマグリや鯛などの「お吸い物」、季節の野菜の「煮物」、めでたいの由来から「鯛の尾頭付き」、箸休めのための「香の物」としてキュウリやナスなどのぬか漬けなどが一般的です。

それに赤飯を用意し、これらを赤ちゃんの口につけて食べる真似をさせます。

吸い物に入れるハマグリには「二枚の貝殻はその二枚しか合わない」ということから、将来そのような相手と結婚できますようにという願いが込められています。

ニンジンやダイコンを入れて紅白にしたり、先が見通せるようにとれんこんを入れたり、子だくさんを願いサトイモを入れるなど、季節の野菜は縁起を担ぐものを用意したりします。

ほかにも、シワができるまで長生きするようにということで「梅干し」を置く場合もあります。

歯固めの石はどこで手に入れるの?

お食い初めで使う「歯がための石」は、丈夫な歯が生えることを願うために用意しお膳に乗せる儀式用の石です。

川や海など水辺の気に入った石を拾って洗うか、神社でもらってきたものを使ったりします。

お食い初めの祝い方は?

正式なお食い初めの作法は、長寿にあやかる意味で祖父母や親族の年長者が「養い親」という役を務めます。

「養い親」とは、赤ちゃんを抱いてお箸をとり、お祝い膳から食べ物を運んで赤ちゃんに食べさせる真似をさせる役のことです。

基本的には、男の子には男性の年長者に、女の子には女性の年長者に「養い親」をお願いするのが通例です。

また、両親と赤ちゃんだけで行うときは、父親が「養い親」をつとめます。

養い親が赤ちゃんに「ご飯、吸い物、ご飯、魚、ご飯」の順番に食べる真似をさせることを三回繰り返し、最後に歯がための儀式をします。

歯固めの儀式は、箸を歯がための石に当ててからその箸を赤ちゃんの歯ぐきに当てる儀式です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、お食い初めとは?意味や由来&いつくらいにやるものなどお食い初めの祝い方などご紹介しました。

「お食い初め」などの儀式も、基本的な作法などを知ることで向き合い方も変わることもあります。

また、「お食い初め」の時期は、ちょうど離乳食が始まる時期でもありますので、お祝い膳とは別にスープやおかゆを用意して、本当の意味での「お食い初め」にするのもいいかもしれませんね。