5月の第2日曜日は「母の日」。
母の日のお祝いの仕方に特に決まりはありませんが、日本では母親への感謝の心を表す日として、赤いカーネーションを贈るのが一般的となっています。
ほかにも、母親の好きな花を贈ったり、何かプレゼントを贈ったり・・・。
贈り物もいいですが、普段は面と向かって伝えていない、感謝の言葉を手紙やメッセージカードに込めて、添えたりすることで、とても喜ばれる母の日の贈り物になるもの。
今回は、母の日に伝えたい!メッセージの例文について、シンプル&義理の母にも使える文例などをご紹介します。
母の日のメッセージの例文は?シンプル&義理の母にも使える文例をドンとご紹介!
母の日のメッセージのポイント
母の日に手紙やメッセージカードなどでメッセージを伝える際には、できる限り「手書き」で書くようにしましょう。
パソコンを使用したり、市販されているメッセージカードを購入したまま渡したりといったものは、味気ないのでやめましょう。
手書きで手紙となると、「大変そう」となってしまう人もいるかもしれませんが、長々と書く必要はなく、2行もしくは3行程度の文章でも十分です。
長さなどにこだわるのではなく、自分が何を1番に伝えたいのか?をシンプルに自分の言葉で伝えるようにしましょう。
「母の日」に、あらためて感謝の言葉を贈られたらとっても嬉しいものですよ。
母の日のメッセージの例文【定番】
★お母さん、いつも感謝しています。ありがとう。
★お母さん、いつもありがとう。いつまでも元気でいてください。
お母さんに向けて「いつも感謝している」という簡単な一言でも感激するほど嬉しいものなのですが、せっかくの母の日なのでもう一歩踏み込んでプラスアルファの言葉を付け足してみるのもおすすめです。
例えば、「過去の思い出について触れてみる」などはおすすめで、一緒に旅行に出かけたことがあるなら、「あの旅行、楽しかったね。」と、付け足してみたり、過去に母親から時計などプレゼントされた物があるのなら、「買ってくれた時計、毎日欠かさず愛用しているよ。」という言葉でも良いです。
何気ない一言ですが、日頃から気にかけている様子なども伝わり、グッとくるメッセージになりますよ!
また、あなたが結婚していて子供がいるのなら自分だけで完結せずに、お子さんにも協力してもらって、一言メッセージなどを一緒に書き記すのも素敵です。
お子さんが小さく、正しく文字が書けずにまるで記号のような見た目になっていても構いません。
子どもからはもちろん、孫からの手紙をもらうと嬉しくない方は存在せず、一生の思い出として心に残るメッセージになりますよ。
母の日のメッセージの例文【学生の場合】
★お母さん、いつも朝起こしてくれてありがとう。
★お母さん、いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう。
★お母さんの子どもに生まれて幸せです。いつもありがとう。
母の日のメッセージの例文【社会人の場合】
初任給もらったから、お母さんの好きな花を買ってきました。
母の日に感謝を込めて贈ります。
これからも、よろしくお願いします。
★母の日に心を込めて贈ります。
いつもありがとう。
体に気をつけて、いつまでも元気でいてください。
★お母さんへ、母の日の贈り物です。
最近忙しくてあまり帰れなくてゴメン。
また夏休みにみんなで会いに行くね。
いつまでも元気でいてください。
手紙やメッセージには、母の日という機会に、それぞれが抱いている気持ちを思い思いに書いていくのが最良なのですが、おすすめなのは感謝の言葉を伝えることを忘れないことです。
お母さんに対し「いつもありがとう」と告げた後、それぞれの近況などを交えながらメッセージを書いていくと書きやすいかもしれません。
例えば、一人暮らしを始めて初めての母の日を迎えたのなら、一人暮らしをしてからお母さんの大変さとありがたみを理解することができたという旨を伝えるのもいいでしょう。
また最後の締めくくりには、母の息災を願う言葉や未来に目が向けられて、将来が楽しみになる前向きな一言で締めくくるのもおすすめです。
義理の母への母の日のメッセージの例文&ポイント
いつも優しく見守っていただきありがとうございます。
日頃の感謝の気持ちを込めて。
★お母さん、いつもありがとうございます。
いつまでも元気でいて下さい。
★母の日に心を込めて。
お身体ご自愛下さいね。
★お母さんへ
母の日に日頃の感謝の気持ちを込めて、ささやかですが、プレゼントをお送りいたします。今後ともよろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。
★お母様へ
日頃は何かとお世話になり、心より感謝しております。
これから暑さが一層強まりますので、どうぞご自愛くださいませ。
実母の場合は、比較的カジュアルな気持ちで書いていく事ができますが、少し難しさを感じてしまうのが義理の母に対してメッセージを書くときかもしれません。
義理の母という事もあり「お義母さん」と表記する方が少なくないですが、他人行儀なイメージが強くなってしまいます。
血縁関係ではなく関係性が異なるので使い分けるのは当然なのですが、メッセージにて、あえて距離感を作ってしまうような「お義母さん」といった書き方は必要はないでしょう。
そのため義理の母であっても「お母さん」と書きメッセージをかくようにしましょう。
また、自分のパートナーである旦那については、名称にさん付けをして書くようにします。
つい書いてしまいがちなのが、2人でプレゼントする品物を選んだ事を伝える際に普段から呼んでいる呼び名で旦那のことを表してしまうことです。
義理の母においては自分の旦那はいつまでも息子であるがゆえに、違和感のある呼び方をされると受け入れがたい思いをされる方もいらっしゃいます。
手紙やメッセージというあらたまった機会だからこそ、言葉の選び方には注意したいものです。
また、関係性によっては、本当の親子のようにフランクな言葉遣いでやり取りする事例も稀有ではないですが、たとえ普段は仲良しで堅苦しい言葉のやり取りをしていなくても、形に残り続ける手紙においてはフォーマルな印象に仕上げるように心がけるのもポイントです。
普段カジュアルな雰囲気で接しているからこそ、そうした場面で一転してしっかりとした印象が与えられると、常識があり礼儀正しい人だという認識を持っていただけるきっかけにもなります。
「親しき仲にも礼儀あり」というように、親しい間柄だからこそ、大切な節目やポイントでは、礼節を重んじた礼儀正しい対応を心がけたいものかもしれません。
まとめ
普段は、あまり感謝の言葉を伝えていない人も、母の日という機会に、あらためて感謝の言葉を贈ると喜ばれるものです。
また、何よりも母の日に準備してくれたという気持ちが伝われば十分です。
何か贈り物をするのも素敵ですが、感謝の言葉を伝えることが何よりの贈り物として胸に刻まれるものです。
母の日に、世界にひとつだけの、あなたからのメッセージを添えてみませんか?