ジャックオーランタン

日本でも馴染み深くなってきた「ハロウィン」イベント。

この時期は、ハロウィンの仮装の準備や、かぼちゃのお化けのディスプレイを作ったりと忙しくなってきているのではないでしょうか?

でも、なぜ「ハロウィン」では「かぼちゃ」を使うのでしょう?

当たり前に行っていたことも由来や意味を知るとより一層ハロウィンイベントを楽しめるものです。

そこで今回は、ハロンウィンかぼちゃの由来、ジャックオーランタンの由来や逸話についてご紹介します。

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ハロウィンかぼちゃの由来とは?

まずは、ハロウィンの由来について簡単にご紹介しておきますね。

ハロウィンとは、キリスト教のカトリックの祝日のひとつで、全ての聖人と殉教者を記念する「諸聖人の日」(11月1日)の前夜に行われる行事で、亡くなった家族や友人をしのぶ、西洋版のお盆ともいえるお祭りなんです。

上記でご紹介したようにハロウィンは、西洋版のお盆ともいえる行事ですが、同時に古代ケルト人の秋の収穫を祝う行事でもありました。

これが後に、キリスト教の「万聖節」と結びついて現在の形になったといわれています。

ハロウィンの由来については「ハロウィンとは何のお祭りなの?由来は?どうして仮装するの?」で詳しくご紹介していますのでこちらも併せてご覧ください。

日本のお盆では、キュウリの馬やナスの牛を飾りますが、「なぜハロウィンでカボチャの提灯を飾るの?」についてご紹介します。

ハロウィンでカボチャを使うのはなぜ?

本来、ハロウィンは古代ケルト人が行っていた宗教的な儀式を起源としていて、「かぼちゃ」ではなく、「かぶ」を使って提灯を作っていたのですが、キリスト教の文化圏に広がった際、「かぶ」に馴染の少ない文化圏では、収穫量の多い「かぼちゃ」を代わりに使うようになったことが「ハロウィンかぼちゃ」の発端になったといわれています。

そして、キリスト教が世界中に広まったため、「ハロウィン」といえば「かぼちゃの提灯」が定番になっているのです。

「ハロウィン」は収穫を祝うお祭りですが、もう一つ、日本の「お盆」のように死者(先祖や友人など)の魂が戻ってくると信じられている側面もあります。

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ただ、日本と違うことは、良い精霊とともに悪霊も一緒に戻ってくると信じられている点です。

ハロウィンかぼちゃは、精霊を迎えるための迎え火として灯される反面、ある逸話をもとに悪霊を追い払う魔除けの火として飾られるようになり、現在のようにハロウィンのシンボルとなりました。

ハロウィンでのジャックの由来は?

ハロウィンで「ジャック」と言えば、「ジャックオーランタン(Jack-O’-Lantern)」日本語訳すると「提灯ジャック」のことをさします。

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ハロウィンで、「かぼちゃのお化け」「かぼちゃの提灯」と言われるものはすべて「ジャックオーランタン」のことです。

「ジャックオーランタン」とは、オレンジ色のかぼちゃを中身をくり抜いて、顔を作り、内側にロウソクを立てて灯したハロウィンならではの「ランタン(提灯)」のことです。

この「ジャックオーランタン」がなぜ飾られるとようになったかとういうのは、「ハロウィン」で精霊や先祖の魂と共にやってくる悪霊から、子供や、作物、家畜を守るための魔除けの役目があると信じられていたからです。

では、なぜジャックの火が「魔除けの火」と信じられたのかというと、下記にご紹介する逸話がもとになっているようです。

ハロウィンのジャックの話

その昔、ある乱暴者で人をだますのが得意な男「ジャック」がいました。

ある夜に、この男が悪魔に出会い、魂を取られ地獄に落ちそうになりますが、ジャックは、逆に悪魔をだまして、永遠に悪魔に魂を取らず、地獄に落とさないよう悪魔に約束をさせます。

ジャックは、地獄に落ちることはないため安心して悪いことばかりしていましたが、やがてジャックも年を取り死んでしまう時がきました。

ジャックは、意気揚々と天国に向かいますが、ずっと悪いことをしてきたジャックは天国に入れてもらえません。

次に、仕方なく地獄に向かいますが、悪魔との約束のために地獄にも入れてもらえません。

行き場所を無くし暗闇を彷徨っているジャックを見かねて、悪魔が少しの火をジャックに渡し、かぶの中に火を入れランタンを作り、死後1人きりで行く当てもなくただ彷徨い続けるだけになりました。

この逸話より、悪魔を追い払ったジャックの火として、ハロウィンでは「ジャックオーランタン」が作られ、悪霊を追い払う象徴として使われるようになり、ハロウィンでは玄関先などにカボチャの提灯を飾るようになったとされています。

まとめ

今回は、ハロウィンのかぼちゃ、ジャックオーランタンの由来や逸話を紹介しました。

日本で馴染のイベントになってきていますので、ただ楽しむのも良いですが、由来や逸話などを知ると、イベントではなく祭りとして楽しむことも出来るのではないでしょうか?

収穫や先祖に感謝するとともに、この機会に「悪いことをすると、ジャックみたいに一人ぼっちなってしまうよ」と子どもに教えてあげるのもいいかもしれませんね。