「まだまだ小さいと思っていたあの子がランドセルを背負う日がやってくる!」なんて想像すると感慨深いものですね。
そんな可愛い甥っ子や姪っ子の成長の節目にお祝いを贈りたいものですね(^^♪
小学生の入学祝の金額は、多すぎても親御さんを恐縮させてしまうこともありますので、
「お祝いは、いくらぐらい?いつ渡せばいいの?」
なんて準備をする時に、確認しておきたくなりませんか?
そこで今回は、小学生に贈る入学祝いの金額の相場や、渡す時期、渡し方などについてご紹介します。
入学祝い 小学生にあげる金額の相場は?
かわいい甥や姪が成長する姿は、とても嬉しいものですね。
甥や姪の成長の大きな節目である小学校の入学にはお祝いをしてあげたいものです。
ですが、「小学校入学のお祝いは何がいいかな?」なんて悩まれていませんか?
小学生の入学祝いはなにを贈ればいいの?
小学生になると、本人が欲しいものや、親御さんが子供のために揃えてあげたいものなど、考え出すとお祝いの品は決まらなくなってしまうもの…^^;
小学生へお祝い品を贈る場合は、これからの生活で使える実用的なものを選ぶのがいいのですが、小学校によっては学校指定の用品があり、せっかく贈っても役に立たない場合もありますので、できるだけ先方の要望や希望を聞いて必要なものを贈るようにしましょう。
最近ではお祝いの品を贈るよりも、好きなものや必要なものを購入できるように、お祝い金として現金を贈ることが一般的になってきています。
下記に小学生に贈る入学祝いの金額の相場についてご紹介しますね。
入学祝いの金額の相場は?
祖父母 | 10,000円~50,000円 |
叔父・叔母(20代~) | 5,000円~10,000円 |
叔父・叔母(30代~) | 5,000円~10,000円 |
叔父・叔母(40代~) | 10,000円~ |
友達・知人 | 3,000円~5,000円 |
小学校の入学祝いに贈るお祝い金の相場は、5,000円~50,000円が一般的な相場です。
祖父母の場合は、ランドセルの購入代金なども含まれますので、少し金額が高くなる傾向があります。
もちろん上記の金額は決まっているわけではありませんので、あなたがあげたいと思われる金額をあげるのも良いでしょう。
ただし、少し気をつけなければならないことは、高額になりすぎると相手に負担を感じさせてしまうことがあるということです。
なお、小さなお子様にあげる入学祝いの場合、「現金をあげるのはちょっと…」と思われる場合は、図書券、商品券、文具券などを贈るのもいいでしょう。
一般的には、子供に贈るお祝いはお返しが必要ないと言われています。
贈る時に大事なのは、「お返しをしなければ!」と思わせないようにするのが、大人としての心配りかもしれませんね^^
入学祝いののしについて
お祝い金の金額を決めたら、次はのし袋に入れて贈る準備をしていきます。
水引や表書きや中袋の選び方や書き方について、簡単にご紹介しますね。
- 水引…「紅白の蝶結び」を選びましょう。
ポイント
蝶結びは、結び直しが出来るので、入学祝いのように"何回あっても嬉しいお祝い"の時に使います。 - 表書き(上側)…「入学御祝」「祝御入学」「御入学御祝」などを書きます。
- 表書き(下側)…贈り主の名前をフルネームで書きます。
メモ
夫婦連名で出す場合は、右側にご主人のフルネーム、左側に奥様の名前のみを書きます。 - 中袋(表側)…金額を記入します。金額を書く場合は、漢数字で書くのが一般的です。
「一」=「壱」、「五」=「伍}、「千」=「仟」、「万」=「萬」、「円」=「圓」など
- 中袋(裏側)…住所、氏名を記入します。
中袋に、お札を入れるときは、お札の表側(肖像画)を上に向けて、中袋の表側とお札の表側が揃うようにいれます。
また、お札は新札を用意しましょう。
入学祝い 小学生に渡す時期は?
入学祝いの準備が出来れば、「いつ渡すのがいいの?」と確認をしておきたくなるものですね。
遠方に住んでいるなど、様々な事情で会う機会が少ないため、お正月などのみんなが集まった時に、入学祝を渡すパターンが最近は増えています。
小学校に入学する場合は、確実に入学するのがわかっているので、決してマナー違反というわけではありません。
しかし、入学式を迎えるまでに4か月もありますので、「ちょっと早すぎかも…」と思われる方も多くいらっしゃいます。
一般的に、入学祝いを渡すタイミングとしていいとされているのは、
入学が始まる2~3週間前(3月初旬)
を目安に渡すのが良いとされています。
入学祝い渡し忘れた場合は?
入学祝いには、「入学のお祝い」と「学校生活での必要なものをそろえる援助」という意味がありますので、入学前に渡すのが良いのですが、「忘れてしまった…( ;∀;)」「バタバタして渡しそびれた(-_-;)」など入学式前に渡せない場合もあります。
その際、「もう遅いから…」と諦めないでください。
入学祝いは、入学してから、初めて会った時に渡しても問題ありません。
入学祝いは気持ちですので、遅くなったからと言って渡さないのではなく、気づいたときに出来るだけ早く渡すようにしましょう。
入学祝いの渡し方はどうするの?
入学祝いなどを渡す際は、直接手渡しをするのがマナーです。
入学祝いを渡すときには、可愛い甥っ子や姪っ子に、直接渡したくなるものですが、相手が小学生の場合は、直接本人に渡さず、親御さんに渡します。
どうしても直接渡したいと思われる方は、先に親御さんに断りを入れてから、親御さんの目の前で渡すようにしましょう。
注意ポイント
入学祝いを郵送する場合は?
入学祝いを直接渡したいけれども、「遠方である」「会う機会が少ない」など様々な事情で、入学式の前後に直接会うことが出来ない場合もあります。
その際は、入学祝を郵送する方法もあります。現在では、郵送で贈ることはマナー違反ではありません。
ただし、入学祝いを郵送する時にも注意が必要なポイントがありますのでご紹介しますね^^
「現金書留」とは、個人が現金そのものを直接送ることの出来る郵便です。
郵便物として現金を送る場合は郵便法により現金書留にする必要があります。
詐欺犯がレターパックや普通の郵便で現金を送らせる指示をしますが郵便法違反となりますので気をつけましょう。
先方に負担を感じさせないようにするためにも、1本連絡を入れることをオススメします。
入学祝いと一緒に、手紙を添えるなどするとより一層あなたのお祝いの気持ちが伝わりますし、何より先方も喜んでくれます^^
入学祝いの手紙を書くときはどうするの?
小学生に入学祝いを送る場合の宛名は、本人ではなく、親御さん宛の名義で出すのが一般的です。
小学校に入学したての頃は、文字を読めない場合もありますので、手紙は親御さん宛に出すのが基本です。
ポイント
手紙の書き方は
①入学を祝う言葉
※子供の成長のお祝い
※親御さんへのねぎらいの言葉
②新生活に向けての言葉
③入学祝いについて
④結びの言葉
を基本的に手紙の文言として書き入れます。
※は必要に応じて書き加えましょう。
せっかく贈る入学祝いは、気持ちよく贈れるようにしたいものですね^^
まとめ
可愛い甥っ子や姪っ子の成長の節目を祝うために贈る【入学祝い】ですが、ただ単に渡せばいいというわけではありませんよ。
特に小学生への入学祝いは、親御さんに渡すようなものですので、大人としての最低限のマナーを守っていないと、「・・・あっ、ありがとう^^;」的な感じになってしまうことも( ;∀;)
せっかく贈る入学祝いは、気持ちよく贈りたいし、受け取ってもらいたいものですね(^^♪