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電卓で税抜き計算ってどうやるの?内税計算方法などもご紹介!

今の電卓には「税込・税抜キー」がついており、消費税の計算なども便利なものです。

ですが、ちょっとした時にスマホを使って計算することもあるもの。

そんな時に、ふと、「電卓で税抜き計算ってどうやるの?」と慌てたことありませんか?

今回は、今さら聞けない!知っておくとちょっと便利な電卓の豆知識として、電卓で税抜き計算ってどうやるの?内税計算方法などについてご紹介します。

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電卓で税抜き計算ってどうやるの?

電卓で税抜き計算ってどうやるの?内税計算方法などもご紹介!

電卓での税計算。

やってみるとわかるのですが、税込み計算はすぐにできるのですが、「税抜計算」って意外と、「あれ?どうやるんだろ?」と、戸惑う人が多いんです。

消費税計算機能がついてない電卓で行う時の操作方法を知っていると、いざ!というときに便利ですよ!^^

税込み計算の方法は?

例)

2,980円の商品があります。税込みだといくらになるでしょう?
2,980円×1.1=3,278円

電卓で計算する際には、上記のような計算式となり、答えは、【3,278円】となります。

※消費税は、8%対象のものと、10%対象のものがあります。(2020年8月現在)

上記の計算式【2,980円×1.1=3,278円】のなかでいうと、【1.1】の部分になります。8%対象のものであればこの部分が【1.08】になり、10%対象のものであれば【1.1】で計算するといった具合です。

税抜き計算の方法は?

例)

2,980円の商品があります。税抜きだといくらになるでしょう?

2,980円÷1.1=2,709円

電卓で計算する際には、上記のような計算式となり、答えは、【2,709円】となります。

※消費税は、8%対象のものと、10%対象のものがあります。(2020年8月現在)

上記の計算式【2,980円÷1.1=2,709円】のなかでいうと、【1.1】の部分になります。8%対象のものであればこの部分が【1.08】になり、10%対象のものであれば【1.1】で計算するといった具合です。

税込み計算と並べてみるとわかりやすいのですが、税込み計算の場合は【×】を用いますが、税抜き計算の場合は、計算方法もまったく逆にするため【÷】を用いるのです。

どうですか?わかると、「なんだ~、そんなことか~!」となりますが、ふとした時にやってみると意外とわからないものなんですよね~。

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知っておくと、「税込・税抜キー」がついてない電卓でもスムーズに計算できて便利ですよ。

消費税って切り捨て・四捨五入どっち?

消費税の計算をやっていると、ぶつかる問題が1円未満の端数の取り扱い。端数分はそのまま支払うことができないため、処理する必要がでてきます。

消費税の端数を処理するために、【切り捨て、切り上げ、四捨五入】の3種類の方法があります。

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例)98円の商品の消費税を計算すると198×8%=15.84円になります。
■切り捨ての場合:15円
■切り上げの場合:16円
■四捨五入の場合:16円

上記の通り、計算方法により消費税額に差がでますが、法律ではどの端数処理を採用するかは定められていないため、事業者が自由に決めることができます。

電卓で内税計算方法などもご紹介!

内税とは?

「内税」とは、商品やサービスにおける価格の表示形式の1つで、読み方は「うちぜい」といいます。

「内税」の意味を簡単にいうと「消費税額を含めた金額表示」となります。

外税とは?

内税とともによく使われるものに「外税」があります。せっかくなので、外税についても理解しておきましょう。

「外税」も商品やサービスにおける価格の表示形式の1つで、読み方は「そとぜい」となります。

「外税」の意味は、「内税」とは違い、「消費税額を含めない金額表示」となります。

そのため、「外税」の場合には、商品やサービスの価格のみが値札に表示されており、それらを購入する際には、別途消費税分を加算して支払うことになります。

「外税」は、「税抜」や「税別」などとも呼ばれます。

「内税」と「外税」について理解できましたか?

では、電卓で内税について計算する方法について下記にご紹介しましょう。

例)

消費税(内税方式)5,000円の商品があります。この商品の内税分とはいくらでしょう?

5,000円÷1.1=4,545円(端数切り捨てにて処理した場合)
5,000円-4,545円=455円

電卓で計算する際には、上記のような計算式となり、答えは、【5,000円の内税は455円】となります。

※消費税は、8%対象のものと、10%対象のものがあります。(2020年8月現在)

8%対象のものであればこの部分が【1.08】になり、10%対象のものであれば【1.1】で計算するといった具合です。上記の計算式では10%対象のもので計算しています。

まとめ

例えば、買い物に出かけた出先でスマホで計算などをする際に、「税込・税抜キー」がついていればスムーズなんですが、ついていない場合には、上記の計算式を知っておくと、意外と「やるじゃん!」といわれたりします。^^

意外といざ!となると出てこないものなので、困った時の一助になれば幸いです。^^

  • この記事を書いた人

山崎

インターネット広告を扱う小さな会社を営んでいます。 今までの経験を活かし、ビジネスマナー・経理・手続き・税金・節税などの題材を中心に書いています。 詳しいライタープロフィールはこちら

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