今や現代社会は、電化製品に囲まれた生活です。
現代のように電化製品が必要不可欠になるぶん、電気を使う生活が日常となり、日々の電気代にも直結してきます。
特に、夏や冬は外気温が適温ではないため、冷房や暖房などの電化製品の使用頻度も増え、結果、電気代も高くなりがちに・・・。
現代社会では「節電」の知識は、今やなくてはならないものなのかもしれませんね。
今回は、手軽にできる家の節約術として、エアコンや冷蔵庫&洗濯機の節約術をご紹介します。
家の手軽にできる節約術 夏のエアコンの節約術は?
夏になるとエアコンの使用頻度は多くなります。
特に近年では、真夏日を記録する日も増えたり、日中だけでなく夜も温度が高い状態が続く熱帯夜が増えたりなど、以前とは明らかに気温の上昇を感じる日々が多くなってきています。
それにより、エアコンを使用する日も増えると同時に、使用時間も増加傾向にあります。
エアコンの節電ポイントは?
室内温度は適温に!
エアコンを使用するうえで、節電効果が最も高いポイントが「設定温度」です。
エアコンの適切な設定温度とは?
- 冷房時:26~28℃
- 暖房時:20~24℃
エアコンの節約術は色々とありますが、基本的な知識を身に付けておかないと間違った方法を行ってしまうことにもなります。
下記の関連記事は、エアコンの節約術として設置温度やこまめに消した方がいいの?などの基礎知識をまとめていますので合わせてご参照ください。
>>>【関連記事】エアコンの節約術!知っておきたい基礎知識!
フィルターはこまめに清掃!
エアコンの冷暖房効率を維持するためにも、フィルターなどの掃除は大切です。
室外機のまわりはふさがない!
エアコンで大事なのが、エアコンを動かすモーターを備えている室外機です。
エアコンの買い替えも検討!
今のエアコンは新モデルが出るたびに省エネ能力も向上されていて、昔のエアコンとは比べ物にならないほど省エネ効果が高いものがたくさん出てきています。
家のなかの数多くある家電のなかでも、新しいものほど良いとされるのはエアコンかもしれません。
新しいものほど優れた省エネ能力を備えていますし、新しいぶんエアコン本体や室外機などの冷暖房効率も高いため、必然的に電気代も下がります。
私の友人は、子供の出産を期に、7年程度使用していたエアコンを思い切って買い替えてから、夏場は1日中エアコンをつけっぱなしの生活をしていました。友人曰く、1日中つけっぱなしでも以前のエアコンより電気代が大幅に安くなったし、何より生まれたばかりの子供の熱中症などの体調管理の懸念が減ったことが大きい!と言っていました。
確かに、小さなお子さんがいたり、高齢者の方がいらっしゃるご家庭では、近年の気温上昇による夏場の体調管理は頭を悩ませる問題かもしれませんね。
電気代もですが、体調管理を考える際にも気兼ねなく使用できる環境は大切かもしれません。
家の手軽にできる節約術 冷蔵庫の節約術は?
家の電気の節約術を考えるうえで、冷蔵庫も忘れてはいけません。
冷蔵庫は、四六時中電気を使用する家電でもあるので、節電したほうがお得なのは必然です。
冷蔵庫の節電ポイントは?
食品の詰め込み過ぎは厳禁!
適正温度で節電!
冷蔵庫もエアコンと一緒で冷やし過ぎは消費電力がかかってしまうので電気代がかかってしまいます。
設定温度をしっかりと確認したり見直すことで節電に繋がりますよ!
冷蔵庫の適正な設定温度は?
- 冷蔵庫:1~5℃
- 冷凍庫:マイナス18~22℃
※マイナス18℃という数値は、冷凍庫の世界的基準にも定められています。この温度は、低温に強い細菌などの活動をほぼ停止させ、食品を約12ヶ月保存することができる目安となっています。 - 野菜室:3~7℃
熱いものは冷ましてから入れる!
熱いものを冷蔵庫に入れることで、庫内の温度が上昇し、温度を下げるために電気代がかかります。
また、急速冷凍なども急速に冷やすために電力を必要としますので電気代がかかってしまいます。
ドアの開閉は少なく&短く!
ドアを開閉するたびに庫内の冷気が逃げますので、再度冷やそうとして必然的に電気代がかかります。
冷蔵庫の周囲は適切な隙間を確保する!
最近の冷蔵庫は、背面にある程度の隙間を作らなくてもいいタイプの冷蔵庫も出ていますが、その代わりに側面や上部に放熱板が設置されていたりしますので、冷蔵庫の説明書などを確認し、放熱がスムーズに行われるように適切な隙間は確保するようにしましょう。
隙間がないと冷蔵庫が発する熱の逃げ場がなくなってしまい、冷蔵庫内部にまで伝わることで冷蔵効率がさがってしまい、電気代がかかってしまいます。
ドアのパッキンも定期的にチェック!
冷蔵庫には、しっかりと密閉できるようドアにパッキンが取り付けてあります。
冷蔵庫は毎日ドアを開け締めすることも多いため、ドアパッキンが緩んだりすることも多くあります。
冷蔵庫の効きが悪く感じたりする場合は、ドアパッキンの緩みが原因の場合もありますので定期的にチェックするようにしましょう。
家の手軽にできる節約術 洗濯機の節約術は?
夏場は、洗濯物を増え、洗濯頻度も多くなりがちです。
洗濯機の節電ポイントは?
洗濯物は入れ過ぎない!
洗濯機にも適量があります。洗濯物の量が少なすぎても電気と水の無駄ですし、多すぎても汚れが落ちないという結果に・・・。
注水すすぎよりためすすぎが節約につながる!
洗濯機の機種によっては「注水すすぎ」と「ためすすぎ」が選べるものがあったりします。
「注水すすぎ」とは文字通り、規定水位まで水が溜まっても、そのまま止水せずに攪拌をするもので、当然、すすいでいる間も水が注水され続けるので水を多く使います。
「ためすすぎ」は、、規定水位まで水を溜めたら、止水して攪拌します。すすぎを行う場合には、「ためすすぎ」を選ぶほうが水の節約になります。
洗剤の入れ過ぎはNG!
今は、洗剤や柔軟剤もとっても進化しています。
洗剤も洗浄力が向上し、少しの量でもしっかりと汚れを落とす効果があります。そのぶん入れ過ぎると洗剤が衣類に残ってしまい、すすぎ時に余計に時間がかかったりしたしまうことも・・・。
まとめ
夏は、節電意識も強くなります。
節電といっても難しい方法よりもお手軽に長期的に継続して行える方法のほうが節電効果も高いものです。
毎日過ごす家でも、ちょっとした節電術を知っておくと、無駄な電気代を節約できますので、ご参考になれば幸いです。