クレジットカードの種類や数はあまりにも多く、何を基準に選べばいいのかわからない人も多いものです。
よくわからないからといって、安易に選んでしまうと使い勝手が悪かったり、せっかくの活用術も活かせないままだったりで、逆に損してしまう可能性も・・・。
今は、自分でしっかり情報収集して賢く使いこなす時代。
特に、クレジットカードなどは自分のお金の管理にも直結する大事なもの。
賢くお得に選んで、自分に合ったベストなカードを選びたいものですね。
今回は、クレジットカードをはじめて持つ人&カードホルダーの人にもカードの見直しにも便利な情報!クレジットカードの失敗しない選び方&選ぶポイントは?種類はどれがいい?について詳しくご紹介します。
クレジットカード 失敗しない選び方&選ぶポイントは?
クレジットカードは現金に代わる支払い手段として、その手軽さ、融通性から広く普及しています。
2020年に向けて日本のクレジットカード市場にも変化が!
2020年と言えば、1964年東京オリンピック依頼56年ぶりの日本開催となるオリンピックが待ち受けています。
このオリンピック開催時には世界中から外国人観光客が押し寄せることが予想されており、それに伴い、クレジットカードのインフラ整備が着々と進められているのです。
クレジットカードの基礎知識
クレジットカードを持とうかな?と思って、ちょっと色々と調べてみると、その種類の膨大さに驚く人も多いものです。
「一体、どれがいいのやら・・・。」
知れば知るほど、どのクレジットカードがいいのか分からなくなるほどの情報量で戸惑う人も多いかもしれませんね。
カードの種類・グレードは多岐に渡る!
まず、クレジットカードの基礎知識としてカードの種類やグレードについて知っておきましょう。
クレジットカードには大きく分けて、「プロパーカード」と「提携カード」の2つがあります。
「プロパーカード」は、JCBやVISAなど、カード会社が自社ブランドで発行するもので、独自のサービスを展開し、幅広い用途に使えるのが特徴でもあります。
一方、「提携カード」は、企業や団体とカード会社がアライアンスのもと発行するもので、基本的にはカード名に企業やサービス名が入っています。「楽天カード」や「イオンカード」などがそうですね。
カードの種類の基礎知識
- プロパーカード
「ダイナース」や「アメリカン・エキスプレス・カード」など、カード会社が自社のブランドで発行するクレジットカード。 - 提携カード
航空会社や鉄道会社、家電量販店や小売店など、企業や団体とカード会社がアライアンスを結び発行するクレジットカード。
カードのグレードの基礎知識
- プレミアムカード
「プラチナカード」「ブラックカード」と呼ばれる、クレジットカードの最高峰。
年会費は5万円以上だったり、カード会社の厳しい審査を通過した人やカード会社からの招待状がなければ入れないなど、限られた人だけが持てるステータス性も兼ね備えたカードでもあります。 - ゴールドカード
一般のカードの上位に位置するカードで、年会費は1~3万円程度。一般カードに比べてポイント優遇や保険サービスの内容が手厚いなどのワンランク上のサービスの提供を受けることができます。 - 一般カード
いわゆるスタンダードカードで、クレカのなかでも一番流通している。年会費も無料のものが多く、提携カードなど用途に応じて数枚持つ人も多い。
クレジットカード選びのチェックポイント
クレジットカードを選ぶ時には、年会費やポイント還元率など、カード個々のスペックのチェックも大切です。
同じようなカードでも年会費がかかるorかからないの違いは大きいので「コストはかけたくない!」という人は年会費の項目もチェックは必須です。
また、カードによっては「初年度無料」や「年○円以上の利用で次年度無料」などの条件付きの場合もあるのでしっかりチェックしておきたいところでもあります。
一般のカードの場合、0.5~1%程度が一般的です。せっかくなら使った分に合わせてポイントももらえて、貯まったポイントを効率的に使えるのが理想的でお得。
自分がよく利用するお店やサービスなどにポイントが使えるようなら利便性は高いので有益な使い勝手がいいものを選ぶのがポイントです。
期限は長く設定されているのか?なかには無期限のものもあるので、自分の使用頻度も鑑みて考慮するポイントでもあります。
また、クレカから電子マネーにチャージできるのか?チャージした際にポイントは付与されるのか?も合わせてチェックしておきましょう。
また、付帯サービスは無料なのか?有料なのか?条件つきなのか?などカードによって様々ですのでそこもしっかりチェックしましょう。
海外などでも使う機会が多いのであれば、しっかりしたブランドのものを選んでおいたほうが安心ですね。
クレジットカード 種類はどれがいい?
クレジットカードを選ぶ時に大切なのは、何を選択の基準にするか?
個人個人、ライフスタイルが違えば、クレジットで決済するシチュエーションも変わってくるため、「万人にピッタリ!」なカードは存在しないともいえます。
今やクレカは、単なる決済ツールではなく、ポイントプログラムをはじめとする、様々なサービスや特典が付帯しています。
例えば、家電量販店のカードなら、自社店舗の買い物だとポイント付与率がアップしたり、鉄道・航空会社のカードなら、定期券の購入やチケットの購入でポイントが付与したり貯まったポイントもICやプレゼント、商品券やクーポンに交換できるなど、カードそれぞれに個性があり、得意分野があります。
「どこで使うとお得か?」という視点で自分のライフスタイルに合わせたカードを選んでいくと見つけやすいかもしれませんね。
とはいえ、膨大なカードの中から、ライフスタイルや目的に応じて自分に合ったカードを選ぶことはもちろん大変です。
サービスの充実度はもちろん、カード利用実績が良好な場合は、プラチナカードへ繋がる可能性もあるなど、安定的かつ長期的に付き合いたい人にはピッタリな種類。
プロパー系に比べて年会費などはかかったりもしますが、プロパー系にはない充実したサービス内容や特典から、どうせ持つならゴールドで!と、人気が高いのも特徴です。
年会費もそれなりですが、極上サービスはやはりプレミアムかもしれません。
近年では自らの申請で持てるカードも増えてきているので、コスト面が気にならない人は、チャレンジしてみたい種類かもしれません。
年会費無料なども節約系にとっては大事なポイントかもしれません。
日常で使いやすいものや、使いたいポイントがもらえるカードを選ぶようにしましょう。
複数の電子マネーを使う人も多いので、使う頻度が多い人ほど、是非チェックしておきたい種類です。
また、共通ポイントやコンビニやスーパーの割引サービスに直結したりの独自のサービスが多いのも特徴、日常生活に身近だからこそ1枚は持っておきたい種類かもしれませんね。
ネットショップ系は使えば使うほど得られる特典も大きくなるのが特徴ですので、利用する頻度やショップに合わせて検討したいですね。
使うほどにマイルを貯めていく楽しみも増えるのか、マイル系は人気の高い種類でもあります。
出張や旅行に行く頻度が高い人なら迷わず選びたい種類ですね。
鉄道・旅行系は、鉄道利用だけでなく各社が展開する幅広いサービスを利用することでもポイントが得られるなどサービスも独自のものが多いのも特徴です。
生活スタイルに併せて、メインで使う鉄道会社で絞り込んで検討するのがおすすめです。
家電は金額が大きなものも多いので、お得に使いたいものでもあります。
年会費は有料のケースが多いですが、高還元率のため、ポイントで取り返すことは可能です。利用頻度が高いなら迷わず持ちたい種類ですね。
また、ATMの手数料無料サービスなど独自の特典もあるので自分のメインバンクのものを1つ持っておくのもいいかもしれません。
ガソリン代の割引はもちろん、ロードサービスやETCの割引などカーライフを全般的にサポートしてくれるサービスがあったりするのが特徴です。
まとめ
クレジットカードは、自分のライフスタイルを写す鏡とも言えるアイテムですので、「どういう時に使うのか?使いやすいか?」を、考えて選ぶのが選びやすいポイントでもあります。
決済だけでなくポイント還元や独自の付帯サービスなど、魅力的なサービス内容も増えていたり、現金を使用するよりもお得になる特典も多くあります。
賢く選んで、お得に使えるように、まずは自分に合ったカードをしっかり選ぶようにしましょうね。