ヘアケア

髪の毛を早く伸ばす方法で簡単なのは?育毛剤は効果あるの?

ヘアサロンに行って髪の毛をカットしてもらったんだけど、どうにも納得できない髪型に・・・。

こんなことになるんなら、元の髪型のほうがマシ!なんて髪の毛を切ったことを後悔したことありませんか?

早く髪の毛が伸びるように一生懸命髪の毛を引っ張ってみたり、父親のオヤジ臭い育毛剤を振りかけてみたり^^;

結構、みんなやったことのある「あるある!」ネタではないでしょうか?^^

今回は、そんな髪の毛を早く伸ばす方法についてご紹介します。

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髪の毛を早く伸ばす方法で簡単なのは?

髪の毛を早く伸ばす方法

髪の毛って早く伸ばしたい!と思っても伸ばす方法ってないんじゃないだろうか・・・?

それがそんなこともないんです。

まずは、髪の毛のことを知らないと何が効果があるのか分かりません!

なので、まずは髪の毛の基礎知識からご紹介していきますね。

髪は肌の角層が変化したもの

髪は、爪と同じように肌の角層が変化してできたものなんです。

つまり死んだ細胞が集まったものなんです。

毛母細胞が分裂した後、角化して毛髪となって頭皮から押し出されるように、毛髪として伸びているのです。

そして、髪の毛は、おおよそ1年間に10cm以上、長いものだと6年以上伸び続けます。

肌の表皮は、およそ4~6週間で新しく生まれ変わりますが、髪は伸びている間、その構造のままで、自己修復機能はありません。なので、髪の毛が痛んでも自然には元に戻らないのです。

「毛先のパサつき~」なんて良く言われますが、やはり伸び続けて自己修復機能もない毛髪は、毛先にいくほど古い細胞ですので、そのぶん長年の負担などで、毛先ほど損傷が進みます。

ですので、自己修復機能のない髪の毛を健康で美しく保ちたいなら、まず何よりも傷めないようにすることが大切なんです。

また傷んでしまったらケアをして、傷みを進行させないことが大切なんですよ!

髪は毛根が大事!

普段、私達が目にしている髪の毛は、専門的に言うと、「毛幹(もうかん)」部分のことを差しています。

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そして、髪の毛(毛幹)の根っこである地肌の中にある「毛根(もうこん)」この2つの部分に分けることができます。

そして髪の成長に大切なのは、この「毛根」なんです!

毛根の先には膨らんだ「毛球」というものがあり、ここで髪を製造しているのです。

ここで、毛母細胞が分裂し、それが髪となって成長していくのです。

この毛母細胞の分裂を助けるのが、毛細血管から運ばれてくる「栄養」「酸素」で、毛母細胞は、体の中でもっとも活動が活発な細胞なので、多量の栄養や酸素を必要とするのです。

なので、髪の成長のためには、地肌の血行を促すことが大切になってくるのです!

髪が伸びる早さは?

一般的に髪の毛は1日に0.3~0.5ミリ伸びるとされています。

1カ月で約1.2センチで、1年では約15センチ伸びるとされています。

ですが髪の成長具合は個人差がありますので、ご参考までに。

地肌はとても汚れやすい

髪の毛を作り出す重要な部分「毛根」が眠っている地肌部分は、人間の体の他の部分の皮膚と同じしくみです。

そしてこの地肌は、体の中で皮脂腺や汗腺が多く、とても汚れやすい部分でもあります。

皮脂腺は顔のTゾーンの2倍以上もあってもっとも多く、汗腺は手のひらや足の裏に次いで多くあります。

髪の毛を早く伸ばす方法は?

髪の毛を早く伸ばしたいなら、体に良いことを積極的に行う!

これこそが何よりも髪の毛を早く伸ばす方法になるのです。

髪の毛もしっかりとした体の一部ですから!

また、髪の毛が早く伸びるということは、体も健康で正常な状態にあるということなのです。

具体的には、内と外の両方からケアすることで、髪の毛の健康が保たれ、髪の毛の成長にも有効になるのです。

栄養バランスが取れた食事

髪の毛の主成分は、ケラチンという「タンパク質」で約90%を占めます。

ダイエットや偏った食事などで、タンパク質が不足すると、髪の毛の土台がないことになってしまい、髪の毛の成長はもとより、髪のダメージや抜け毛なども引き起こされてしまいます。

また、タンパク質の他にも「亜鉛」も大切な栄養素になります。

亜鉛は、タンパク質を髪の毛に変えさせる補酵素としての働きがあるのです。

ただし、ミネラルの亜鉛は体内への吸収が悪いため、吸収を良くするためにクエン酸、ビタミンCも一緒にとることをおすすめします。

他にも、タンパク質の結合を強くする、髪の毛の新陳代謝のサイクルを整えるビタミンB群と、ビタミンB群の仲間で髪の毛を美しくサラサラにするパントテン酸など髪に必要な栄養素はたくさんあるので、バランス良く摂ることが何よりも大切です。

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  • たんぱく質
  • 肉、魚、卵、大豆製品、乳製品

  • 亜鉛
  • 凍り豆腐、納豆煮干し、牡蠣、干しエビ、しじみ、豚レバー、赤身牛肉、ラム肉、海苔、切干大根、そら豆、かぼちゃの種 など

  • クエン酸
  • ミカンなどの柑橘類、梅干し、パイナップル、もも、いちご、キウイフルーツ

  • ビタミンC
  • いちご、トマト、メロン、レモン、グレープフルーツ、ゴーヤ、ブロッコリー、ほうれん草、キャベツ、パセリ、のり など

  • かき、ごま、大豆、空豆、あずき、いんげん、煮干し、鶏卵、ソバ粉 など

  • ビタミンB群
  • 豚肉、レバー、まぐろ、たらこ、さば、うなぎ、しじみ、あさり、納豆、グリンピース、まいたけ、にんにく など

  • パントテン酸
  • 納豆、うなぎ、たらこ、レバー、卵、鶏ささみ、モロヘイヤ、アボカド、抹茶 など

良質な睡眠をとる

睡眠中は成長ホルモンが最も分泌されます。

成長ホルモンは、体の成長はもちろん、代謝のコントロールとして、疲労回復、脂肪の燃焼、病気への抵抗力、肌や筋肉など、体組織の修復・再生などを行う働きがあります。

髪の毛にとっても、良質な睡眠はとても重要なのです。

地肌を清潔に保つ

地肌は皮脂腺や汗腺が多いため、毛穴の皮脂や汚れを取り除いて清潔に保つことで髪の毛が伸びるのを阻害する要因を予防します。

毛穴が塞がってしまうことで、髪の毛の成長が遅れてしまいますので、地肌を清潔に保って髪の毛の伸びを邪魔しないようにしましょう。

血行を良くする

人間の体もですが、適度な運動は大切です。

栄養は血流にのって必要な器官に運ばれていきます。

運動によって血液の流れを活発にすることで、全身に栄養を行き渡らせることができるのです。

地肌も同じことで、地肌マッサージなどで血流をよくするためマッサージを行うことで、頭皮の血行が促進され、栄養を効果的に行き渡らせることができます。

入浴などで血行を良くすることもおすすめですので、入浴中に地肌マッサージを行うことはとてもおすすめなんです。

髪の毛を早く伸ばす方法 育毛剤は効果あるの?

髪の毛を早く伸ばすために、「髪の毛に良さげな育毛剤を使用するのもいいんじゃないのかな?」と思いがちですが、実は、育毛剤を使用しても、髪の毛の伸びる速さには変化が現れないといわれているようです。

育毛剤とは、頭髪を健康に育てるために存在しているものであり、髪の毛の伸びる速さを早めるためのものではないのです。

髪の伸びる速さを早めるような劇的な医薬品や医薬部外品、化粧品は存在していないというのが現状です。

ですが、育毛剤を使う時に必須で「頭皮マッサージ」をやりませんか?

頭皮マッサージの時に行う「ほぐす、押す、引き上げる、軽くたたく」などのマッサージで、頭皮の血液循環が良くなり、毛根に栄養を多く供給することができるので、髪の毛のハリ・コシが高くなります。

髪の毛へのケアの一環として、「頭皮マッサージ」を効果的にやることで、栄養の供給効果アップ=髪の毛の伸びが早まることもあるかもなので、是非お試しください!

ちなみに私は、この頭皮マッサージで、夏の日差しで起こったダメージからの回復と同時に若干の髪の毛の伸びの早さは感じました^^

念押しですが、頭皮マッサージは、入浴の際に行うとより効果的ですので是非入浴時に!

頭皮マッサージ方法

●指の腹10本で頭を包むようにつかみ、揉んでいきます。揉んだら少しずらして、また揉む、という感じで頭皮全体をまんべんなく行います。決して力は入れず優しく揉みます。

●指を開き、櫛のようなイメージで、指の腹を使って生え際から頭頂部へ向かって頭皮を持ち上げます。10回程度繰り返します。

●耳の上の出っ張っているところ(ハチ)の周辺を手の平全体で押さえます。軽く頭を圧迫する感覚です。5~10秒程度を10回繰り返します。

●最後は手のひらで頭皮を包むようにして全体をなでるようにマッサージして終了です。

ポイント

マッサージは、決して爪を立てず、指の腹を使って行います。

ポイント

頭皮の血行は下から上へ流れていますので、マッサージも血流に沿って下から上へと行うのが効果的です。

ポイント

また、マッサージのやりすぎは頭皮に負担をかけてしまうので、1日5分程度が目安です。

まとめ

髪の毛を早く伸ばす秘訣は、難しく考えず、体に良いことを実践するのが一番です。

普段の生活を規則正しく、栄養をバランス良く摂ると同時に、頭皮マッサージなどで血行を良くし代謝を良くすることで、髪の毛の成長を促進を促すことにもなります。

体は全部繋がっていますので、体全体のケアをすることで髪の毛にも良い効果が出ますよ!

  • この記事を書いた人

山崎

インターネット広告を扱う小さな会社を営んでいます。 今までの経験を活かし、ビジネスマナー・経理・手続き・税金・節税などの題材を中心に書いています。 詳しいライタープロフィールはこちら

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