梅雨の時期や雨が降って湿気が多い時、くせ毛の方にとっては面倒なものです。
どうして湿気が多いとくせ毛がひどくなるのか?
原因を知って、自分でもできるくせ毛対策を習慣化できれば、今までとは違って少し前向きにくせ毛と付き合えるかもしれませんよ。
今日はくせ毛対策についてお伝えします。
くせ毛対策!湿気の季節に負けないケア方法
くせ毛は梅雨の時期に大変です。
それは、湿気にとても弱いからです。
朝のスタイリングがキマりにくいのはもちろん。しっかりケアしたつもりでも、髪の毛が広がったり、うねり、ぺったりしたり・・・本当に悩ましく憂鬱な気分にもなりますね。
くせ毛の髪質の大きな特徴は「乾燥」です。
水分が少ないので髪の毛はいつも水分を欲しがっています。
カラカラに乾いたスポンジを水で濡らすと一瞬で吸収するのと同じように、梅雨の時期などの湿気が多い時は、髪の毛がすごい勢いで水分を吸収しようとするため、ゴワゴワな髪質の人は広がったり、猫ッ毛の髪質の人はぺったりとなったりするのです。
そういった時の対応として、普段から髪の乾燥を防ぐようにすることで梅雨の時期や湿気の悩みを抑えることができるのです。
では、くせ毛の湿気に負けない!自宅でできる簡単おすすめホームケアをご紹介します。
くせ毛対策にはドライヤーの使い方も大切!
毎日のお風呂あがりのドライヤーの使い方を意識するだけでも、くせ毛対策になります。くせ毛を扱いやすくする方法をご紹介します。
- まずクセが一番出やすい前髪から乾かしはじめる。
- 全体を8割程度乾かす。
- 残り2割でヘアスタイルを整える。
- 最後に冷風をあてる。
※できるだけ髪の根元(地肌)で大きく手を動かしながら乾かします。
※ドライヤーは1箇所に熱があたらないように左右に振りながら、いろんな方向から風をあてるのがコツです。
キューティクルが閉じるように髪の根本から毛先に向けて風をあて、手グシを通しながら少し伸ばしながら乾かしていきます。
※ブラシを使用してもいいですが、必要以上にブラシを通すと髪を傷めてしまうので注意してください。
※髪のキューティクルは、温風をあてた状態だと開いたままになっています。
ブローの最後に冷風をあてると、キューティクルが閉じて固まり、髪全体にツヤが出ます。
また、水分補給ができるので広がりにくく、ヘアスタイルは長持ちします。
髪にボリュームがなくて悩んでいる方は、下を向いて根元を起こすようにラフに乾かすと、ボリュームが出やすくなります。あえてクシャッとするのがポイントです。
でも、普通のドライヤーよりも髪の落ち着きなどはあるので好みで使われるといいでしょう。
また、くせ毛のスタイリングで一番のポイントは「髪を湿らせた状態からセットする」ことです。
これは、服をアイロンするのと同じことで、強いシワ(ウネリ)を伸ばすには一度湿らせないと伸びません。
髪を湿らせた状態からセット力のあるスタイリング剤を使用して髪をセットすると、今までよりもずっとスタイルが長持ちしますよ。
くせ毛を抑える方法
毎日の生活の中で自分でできるくせ毛対策は、他にもあります。
毎日のことなので大変ですが習慣にしてしまえば、うまくくせ毛と付き合えるようになります。
面倒かもしれませんが、実践すれば梅雨のくせ毛対策には効果的です。
- 濡れた髪のまま眠らない。
- ヘアケア製品を見直してみる。
- コラーゲンとミネラルの補給をする。
- 日焼け対策をする。
※濡れた髪は、非常に弱く繊細な状態で、髪のダメージに直結します。
寝返りでの摩擦、頭の重みによる圧迫などで簡単に傷んでしまいます。
また濡れた状態から自然に乾燥した髪は、ウネリのある状態でくせがついてしまいます。
※コーティング剤や添加物の入っているシャンプーやトリートメントは、毛穴に付着すると「うねり」が強くなることがあります。
また、抜け毛の原因にもなるので、シャンプーを変えてからうねりが強くなった場合や、抜け毛が増えたという方は、今使用中のヘアケア用品を見直して変えてみることも大事です。
基本は、無添加のシャンプーがオススメです。
※海藻はコラーゲンやミネラルがたっぷりです。
でも身体にとって必要な栄養分はまず生きていくために必要な部分で吸収されてから最後に髪の毛やツメに届きます。
ですので、髪の毛にもいきわたるよう毎日たっぷりと摂ることが必要なのです。
トリートメントなどもいいですが、やはり表面だけをカバーするだけになってしまいますので、体の内側から補給できないと根本的な解決にはならないので、普段の食生活の見直しと継続して補給することも大切です。
※帽子や日傘は美肌のためだけではありません。
日にあたると髪の毛の水分も蒸発していきます。
くせ毛は髪の水分バランスが保てなくてうねりが起きます。
帽子や日傘を活用しての日焼け対策は髪にも必須です。
ストレートパーマはキューティクルも溶けてなくなります。
その代わりにコーティング゙剤を髪の表面に付着させますが、時間が経つと剥がれてしまいます。
キューティクルのなくなった髪はタンパク質が流れ出て、バサバサした乾燥した髪の毛になってしまい、タンパク質の少ない傷んだ髪は、ストレートパーマがどんどん掛からなくなるのです。
こういった髪の毛の負の連鎖にならないように、ストレートパーマは最後の手段と考えて、まずは自分でできるくせ毛対策を実践してみて、くせ毛とうまく付き合っていけるようにしてみましょう。
まとめ
くせ毛は毎日、一生付き合うものなので、その悩みも深刻です。
安易な方法を取るのは簡単だけれど、継続性を考えると難しいものがあったりします。
まずは、自分でできるくせ毛対策を実践してみることが大事です。