お盆とは?意味や由来&いつ行うもの?お盆の過ごし方とは?

お盆とは由良や意味

夏の年中行事といえば「お盆」を思い浮かべる人が多いかもしれませんね。

「お盆」っていつ頃からはじまったものなのでしょう?

今回は、意外と知ってるようで知らない「お盆」のアレコレについて、お盆とは?意味や由来についてや、お盆の期間&過ごし方とは?についてご紹介します。

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お盆とは?意味や由来は?

「お盆」とは、祖先の霊をお迎えし、祀る行事で、西暦538年ごろに仏教伝来以前から、古来日本では「先祖祭り」(※(魂祭(たままつり)、精霊祭(しょうりょうまつり)、霊魂祭(みたままつり)などともいわれます)が行われ、これに仏教行事の「盂蘭盆(うらぼん)」習合して現在の形となったと考えられています。

お正月の行事が神事を中心とするのに対して、お盆行事は仏事ですが、どちらも日本の四季の暮らしを代表する風習となっています。

なお、「盂蘭盆(うらぼん)」は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」のことで、古代インドのサンスクリット語の「ウラバンナ」が語源とされています。

「ウラバンナ」とは、「地獄の責め苦から救う」という意味で、飢餓道に落ちて苦しむ弟子の母親を、お釈迦様が供養して救ったという故事が始まりです。
釈迦の高弟のひとりだった目蓮(もくれん)は、神通力で亡き母が餓鬼道に堕ちて苦しんでいる姿を見ます。

そんな母をなんとか救いたいと釈迦に尋ねると「七代前までの先祖や父母達を供養すれば、母は苦しみから逃れられる」と教えられました。

目蓮は、雨季3か月の修行の終わる7月15日に多くの高僧たちに食物を施し、供養してもらい、母は極楽浄土へいくことができました。

これ以降、7月15日は特別な日として祀られるようになったといわれています。

こうして、もともと親孝行からはじまったお盆は、現在は先祖を浄土から迎えて供養し、感謝をする行事として現在まで定着しているのです。

お盆はいつ行うもの?期間はいつからいつまで?

お盆は、旧暦の7月15日を中心に行われますが、多くの地方では月遅れの8月15日を中心に行われています。

地方などで月遅れで行うようになったのは、農作業の収穫期と重ならないようにするためともいわれています。

地域によりお盆の時期には7月または8月といった違いがありますが、お盆の期間は、7月または8月の15日を中心に、13日から16日までが一般的となっています。

  • 東京などの都市部:7月13日~7月16日
  • その他の地方:8月13日~8月16日

お盆の過ごし方とは?

お盆の流れとは?

お盆の準備

7月盆は6月に、8月盆は7月に準備をはじめます。

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  • お寺への依頼
    供養の段取りや、わからいことなどあれば聞いておきます。
  • お墓や仏壇の準備
    きれいに掃除をして、祖先の霊をお迎えします。
  • 自宅での準備
    訪問してくださった方へのお礼の品などを準備します。
    盆提灯、仏具、盆棚、線香、ろうそくを準備します。
    ※新盆の場合は、白い提灯、行灯などの盆提灯も準備します。
盆棚とは?

迎え盆の13日の朝、仏壇を清め、仏壇の前に小机を置いて盆棚とします。

その上に「すのこ」か「まこも」を敷いて位牌を移し、盆の間は仏壇の扉を閉めておきます。

盆棚には季節の野菜や果物、水などを供え、なすやきゅうりで作った牛馬を並べます。

キュウリの馬、ナスの牛の意味は?

先祖の霊が馬に乗り、牛に荷を引かせて帰ってくるといわれています。

牛馬は迎え火のときは家の中に向け、送り火のときには外に向けます。

お迎え・送りの準備

7月盆・8月盆ともに、12日までにお迎えの準備を整え、お供えの準備や飾り付けなどはこの日までに済ませておきます。

13日(迎え盆)お盆の入り

  • ●お供え物、花、線香、ろうそく、お迎え提灯などを用意します。
    ●仏壇から盆棚に、位牌を移しておきます。
    ●霊供膳、仏具、花、キュウリの馬、ナスの牛などを供えます。
  • 午前
    ●「迎えは早く、送りは遅く」といわれているため、できればお墓参りは午前中のうちにすませます。
    ※地域によっては、お墓でお線香につけた火を精霊とし、提灯に移して持ち帰り、盆棚の灯明に移すところもあります。
  • 夕方
    ●祖先の霊を迎えるために、盆提灯に火を灯し、家の玄関先や門の入り口などで迎え火をたきます。
  • 14日・15日
    ●お盆の期間中は灯明を絶やさないようにします。
    ●家族と同じ食事を、朝昼晩の3回お供えします。
    ●僧侶を招いて読経をしていただきます。
    ※もしくは菩提寺で合同法要を行う場合もあります。
    ●親族や知人を招いて会食する場合もあります。
  • 16日(送り盆)
    ●祖先の霊をお見送りするために、家の玄関先や門の入り口などで送り火をたきます。
迎え火・送り火とは?

「ほうろく」という素焼きの皿で、井の字に組んだおがら(麻の茎)を燃やします。

13日の夕方には先祖が迷わず帰って来られるように、玄関先や門の入り口などで迎え火をたいて迎え、16日には送り火で帰る道を明るく照らすのです。
盆踊り

お盆の期間中に各地で開かれることが多い「盆踊り」

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盆踊りは、本来、お盆に戻ってきた霊を迎えてなぐさめ、これをまた送り出すためにはじまった仏教行事でもあります。

一説には、お釈迦様に母親を救ってもらった弟子が、喜んで飛び跳ねるように踊る姿が、盆踊りの起源ともいわれており、日本では、平安時代にはじまった空也上人の「念仏踊り」と合体して普及したようです。

まとめ

お盆の時期に、精霊流しや灯籠流し、京都の大文字焼きなど行われるのは、みんなお盆の送り火の一種でもあります。

お盆の時期だからこそ、お墓参りなどに行く機会をつくったり、仏壇に手を合わせるなど、普段はなかなかできない先祖供養を行うことはいいことかもしれません。

お盆はご先祖様を供養し、感謝を込めて一緒に過ごす大切に受け継がれてきた年中行事でもありますので、これからも大切にしたいものですね。

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