昔から「せめて一生に一度でも行きたい」と人々を魅了し、日本人の心のふるさとと表現される「伊勢神宮」。
日本随一のパワースポットとしても有名ですね。
伊勢神宮に行ったら是非立ち寄っていただきたいのが内宮の近くにある「猿田彦神社」です。
ものごとの最初に現れ、万事良い方向へ「おみちびき」になる大神として、伊勢神宮とともに運気アップの人気スポットになっています。
私も先日訪れましたが、多くの人が拝殿正面にある方位石など囲んでいました^^
今回は、伊勢神宮に来たら立ち寄りたいスポット!猿田彦神社についてご紹介します。
伊勢神宮周辺で人気のスポットは?猿田彦神社はみちひらきのパワースポットでおすすめ!
伊勢神宮内宮へとつながる伊勢街道「宇治浦田交差点」の角に猿田彦神社があります。
猿田彦神社の主神「猿田彦大神」は、「みちひらき」の神様として有名で、ものごとの最初に現れ、万事良い方法へと「おみちびき」になる神様です。
開業したり、新規事業を立ち上げたり、結婚や出産、心機一転など、これからはじまるときはもちろんですが、何かに迷ったりしているときなどには参拝して「みちひらき」のパワーを授かってみてはいかがですか?
猿田彦神社の基本情報
- 主神:猿田彦大神
- 相殿:大田命
- 所在地:三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
- TEL:0596-22-2554
- 交通:近鉄宇治山田駅からバス・タクシーで約10分
- 公式HP:http://www.sarutahikojinja.or.jp/
猿田彦神社の参拝時間は?
猿田彦神社は、門が閉まることはないので24時間参拝可能です。
しかし、御朱印やお守りをいただきたい場合は、8:30~17:30の時間帯にいかないと授与できませんのでご注意を!
猿田彦神社のご利益は?
みちひらきの大神
天孫降臨を先導された猿田彦大神を祀る猿田彦神社。
猿田彦大神は、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂に案内した後、天宇受売命(あめのうずめのみこと)と一緒に本拠地の「伊勢の狭長田五十鈴川の川上」に戻り、この地をはじめ全国の開拓にあたったとされています。
猿田彦大神さまは、古事記に、
「天(あめ)の八衢(やちまた)に居て上(かみ)は、
高天原(たかまのはら)を光(てら)し、下(しも)は、
葦原中津国(あしはらのなかつくに)を光(てら)す神」とあります。
すなわち、大きくは国の行く手を示す神であり、小にしては道の守り神として人の行先を万事善き方におみちびきになる、国津神の最も中心的な大神さまであります。
猿田彦大神を主祭神とし、お伊勢参りに訪れたら外せないパワースポットともいわれるご利益のある猿田彦神社。
猿田彦大神は、ものごとの最初に御出現になり万事最も良い方向へ「おみちびき」になる大神で、古事記、日本書紀などにも「国初のみぎり天孫をこの国土に啓行(みちひらき)になられた」と伝えられています。
何かをはじめるときにお参りすると、すべてが良い方に向かう。また、道に迷うようなことがあったときなどにも、善い方へと向かわせてくれる心強い神様でもあります。
伊勢神宮参拝の前に訪れると伊勢神宮までの道を守ってくれる、お参りのあとに訪れると無事に帰れるように見守ってくれるなどと言われています。
いろんなところに八角形
八角は方位を意味し、方位除の御神徳を仰ぐものです。
猿田彦神社の入口にある大鳥居をはじめ、手水舎の柱、本殿の堅魚木・欄干などいろんなところが八角でできているんです。
ご利益アップに境内にある八角形を探しながら参拝するのもおすすめですよ。
方位石【古殿地】
拝殿正面に昔の神殿跡を印し、方角を刻んだ八角の石柱があります。
この場所は、昭和11年(1936年)まで御神座があった場所で、猿田彦大神さまが長くご鎮座されていた最も神聖な場所でもあります。
石柱は、ハ角形に「十干十二支(じゅっかんじゅうにし)」の方位を刻み、大神の「みちひらき」の御神徳を表し、みちひらきのお力があると人気で、多くの人が触られています。
神社の方にお尋ねしたところ、猿田彦神社で定めた触り方は特にないらしく、風水の方位・インテリア学の第一人者Dr.コパさんが紹介した下記のように触る順番を紹介されていて、実践されている方が多いようです、とのことでした。
- 仕事運を高めたい人「亥→卯→未」
- 金運を高めたい人 「巳→酉→丑」
- 家庭運を高めたい人「申→子→辰」
- 人気や才能を高めたい人「寅→午→戌」
- 精神的な安定や財産を手に入れたい人「申→子→辰」
上記の願いに合わせ、決められた方位の順に文字に手をあてて祈願すると、願い事がかなうといわれているそうです。
私が訪れた時も、方位石の周りは常に人だかりで、雑誌を片手にぐるぐるとまわる人など絶え間なくいらっしゃいました。
私も、順番を間違えないよう丁寧に願いを込めて祈願してきました^^
方位を刻む文字の部分が擦り減っているところも見受けられ、いかに多くの人が願いを込めて触られているかを実感しました^^;
猿田彦大神さまが長くご鎮座されていた神聖な場所なだけに石柱に触れるだけでもご利益ありそうですね^^
神聖な場所なだけに、真摯な姿勢で静かに願いを込めて触らせていただきましょう。
たから石
境内に入って右手側に宝船のような舟形石があります。
舟形石は宝船を連想させ、古来縁起の良いものといわれてきました。猿田彦神社の舟形石は、宝船のような舟形石に富を象徴する白蛇が乗っているように見えるために特に縁起が良く、目出度い石といわれています。
さざれ石
猿田彦にはもうひとつ縁起のよい石があります。
佐留女神社のすぐ横に鎮座するさざれ石。
さざれ石は、日本の国歌「君が代」のなかにもでてくる有名な石で、多数の神社でも祀られていることが多いものです。
さざれ石は、年とともに成長し岩になるとされており、縁起の良い石として大切にされています。
善い道しるべをいただき、さざれ石のように大きく成長できるよう祈願するといいかもしれませんね。
佐留女神社(さるめじんじゃ)
御祭神:天宇受売命(あめのうずめのみこと)
天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられた際、神楽を舞い、お誘いした天宇受売命(あめのうずめのみこと)=佐留女(さるめ)を祀る神社。
また、天孫降臨の際、御一行を待ち迎えた猿田彦大神と最初にご対面された神様でもあります。
俳優(わざおぎ)、神楽、芸能、技芸、鎮魂の祖神と仰がれ、また縁結びの神様としても有名で、女性にも人気です。
猿田彦神社のお守り
猿田彦神社を訪れたら是非、手に入れたいのが「みちひらき御守」。
「みちひらき」の御神徳で、進む道の行先を開いて、良い方向へ導いて頂けるありがたい御守は、心強いものです。
ほかにも人気があるのが、「はじめの一歩御守」で、新しい物事を始めるときや、大切な第一歩を良い道に導いてくれる御守で人気があります。
私もお守りをいただこうと「みちひらき御守」と「はじめの一歩御守」で悩んでしまいましたが、「みちひらき御守」をいただくことにしました。
「みちひらき御守」は上記の写真のように、白色や黄色のほかにも、紫・黒・緑・赤・赤紫・赤緑などいろんな色があるので、自分のラッキーカラーやインスピレーションで選んでみるのもいいかもしれませんね^^
猿田彦神社の御朱印
本日も、御朱印をいただきました^^
御朱印をいただくのに列に並びながら目に入ったのがきれいな薄紅色の御朱印帳と御朱印袋。
お揃いの文様でしっかりとしたつくりで心惹かれてしまいました^^
御朱印もご縁のものなので、新しい御朱印帳になる際、タイミングがあえば、こちらの猿田彦神社の御朱印帳と御朱印袋をお求めしようかと思った次第です^^
まとめ
伊勢神宮に参拝する際には、是非立ち寄りたい猿田彦神社。
伊勢神宮に向かう前でも、伊勢神宮参拝後でもいいですし、外宮→猿田彦神社→内宮といった順番でもいいかもしれません。
私は、伊勢神宮で健やかな日々を感謝し、猿田彦神社で心新たなおみちびきを願いといった感じで、外宮→内宮→猿田彦神社といった順番で巡ってみました。
お伊勢さんをはじめ猿田彦神社もパワーがある場所なので、真摯に願えばきっとご利益をいただくことができるはず!
善い方へすすんでいけますように☆彡