先日、一緒に飲んだ友人からLINEで「インフルエンザ発症(T_T)気を付けてね!」と送られてきました。
それを読んで思わず「えっ!?」と、いう驚きや心配と同時に、「自分は大丈夫なのかな?」という不安も抱きました。
友人がインフルエンザを発症するほんの2日ほど前に会って飲んだりしていたことを考えると、「もしかしたら、自分も・・・」
どうしても休めないような大事な時期の場合は余計に敏感になってしまいます。
そこで今回は、インフルエンザの潜伏期間とは?潜伏期間でも人に感染するのか?についてご紹介します
インフルエンザの潜伏期間とは?
一般的に「潜伏期間」とは、「潜伏期」とも言われ、病原体に感染してから体に症状が出るまでの期間のことを言います。
この「病原体」というのが、代表的なものとして、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどといったウイルスなどを含む病気を引き起こす微生物などを指します。
潜伏期間といっても、その期間はそれぞれの病原体の種類によって異なるのが現実です。
インフルエンザの潜伏期間は、すでに感染している状態なの?
上記のように「潜伏期間」とは、表立った諸症状が出ていないだけで、体内ではもうすでにウイルス(病原体)に感染はしている状態といえます。
ただし、インフルエンザが流行するシーズンは、インフルエンザが感染する経路がたくさんあるため、Aさんから感染したとは断言できませんので、Aさんを責めないでくださいね^^;
- 飛沫感染
咳やくしゃみなどによって放出されたウイルスを直接吸い込むことによって感染するもの。 - 接触感染
ウイルスが付着したものを触った手で、目や鼻や口などに触れることによって感染するもの。 - 空気感染
ウイルスを含む細かい粒子が空気中をただよい、この粒子を直接吸い込むことによって感染するもの。
上記のように、常に24時間無菌室などでもない限り、感染経路を完全に絶つことは非常に困難と言わざるを得ません。
インフルエンザは潜伏期間でも人に感染するの?
もうお分かりかもしれませんが、答えは「YES」です。
インフルエンザの潜伏期間中の感染力は?
このウイルス増殖の速さがインフルエンザウイルスの特徴でもあり、シーズンになると一気に感染者が増加するのもこのためです。
感染力は発熱してから3日目にピークを迎え、発熱から3日間のこの期間が最も感染力が強いと言われています。
ですので、自覚症状がないまま知らないうちに発症を抑えられているケースも多くあるのです。
また、「潜伏期間中は、自覚症状がほとんどない」という厄介な時期なだけに、自分が感染したウイルスを他の人にうつしている可能性もよくあります。
「潜伏期間中は、自覚症状がほとんどない」というところに感染が拡大する要因があります。
まとめ
インフルエンザは潜伏期間中も、ウイルスには感染していますし、いつ発症してもおかしくない状態です。
ですが、発症後ほど感染力は高くないですので、インフルエンザのシーズン中は、常に、予防や対策を心掛けておくことで症状を未然に防いだり、または軽度に抑えることも可能ですので、まずはしっかりとした認識を持ってインフルエンザ対策を行うことが大切なのかもしれません。