インフルエンザ

インフルエンザの潜伏期間とは?潜伏期間でも感染するか?

インフルエンザ 潜伏期間

先日、一緒に飲んだ友人からLINEで「インフルエンザ発症(T_T)気を付けてね!」と送られてきました。

それを読んで思わず「えっ!?」と、いう驚きや心配と同時に、「自分は大丈夫なのかな?」という不安も抱きました。

友人がインフルエンザを発症するほんの2日ほど前に会って飲んだりしていたことを考えると、「もしかしたら、自分も・・・」

どうしても休めないような大事な時期の場合は余計に敏感になってしまいます。

そこで今回は、インフルエンザの潜伏期間とは?潜伏期間でも人に感染するのか?についてご紹介します

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インフルエンザの潜伏期間とは?

一般的に「潜伏期間」とは、「潜伏期」とも言われ、病原体に感染してから体に症状が出るまでの期間のことを言います。

この「病原体」というのが、代表的なものとして、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどといったウイルスなどを含む病気を引き起こす微生物などを指します。

潜伏期間といっても、その期間はそれぞれの病原体の種類によって異なるのが現実です。

典型的なインフルエンザは、ウイルスの感染を受けてから1~3日間の短い潜伏期を経て、38度以上の高熱や頭痛、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感などの症状があらわれるのが一般的ですが、最短16時間~最長5日ほどの潜伏期間があるともいわれています。

インフルエンザの潜伏期間は、すでに感染している状態なの?

上記のように「潜伏期間」とは、表立った諸症状が出ていないだけで、体内ではもうすでにウイルス(病原体)に感染はしている状態といえます。

ですので、例えば数日前に会ったAさんがインフルエンザになった(=Aさんは潜伏期間であった可能性が高い)時点で、自分も感染していると思ったほうがいいでしょう。

ただし、インフルエンザが流行するシーズンは、インフルエンザが感染する経路がたくさんあるため、Aさんから感染したとは断言できませんので、Aさんを責めないでくださいね^^;

主なインフルエンザウイルスなどの感染経路は下記の通りです。
  • 飛沫感染
    咳やくしゃみなどによって放出されたウイルスを直接吸い込むことによって感染するもの。
  • 接触感染
    ウイルスが付着したものを触った手で、目や鼻や口などに触れることによって感染するもの。
  • 空気感染
    ウイルスを含む細かい粒子が空気中をただよい、この粒子を直接吸い込むことによって感染するもの。

上記のように、常に24時間無菌室などでもない限り、感染経路を完全に絶つことは非常に困難と言わざるを得ません。

家族や職場、学校はもちろん、電車や車、スーパーやコンビニなど、生活するそのほとんどの場所や接する人がインフルエンザの「感染源」とも言える可能性があるのです。

インフルエンザは潜伏期間でも人に感染するの?

もうお分かりかもしれませんが、答えは「YES」です。

潜伏期間と言っても、インフルエンザウイルスに感染している状態ですので、その期間中に接触した人にうつしたりすることはよくあります。
また、インフルエンザシーズン中は、いろんな場所や人から感染する機会が数多くあるため、すでに自分の体の中にウイルスが潜伏している可能性が高いことを認識しておくことも大切です。

インフルエンザの潜伏期間中の感染力は?

通常、体内に侵入したウイルスは、気道や肺に付着して20分ほどで細胞内に到達します。そして、その後のウイルスの増殖はかなり速く、侵入した1個のウイルスが瞬く間に増殖を繰り返し、1日程度の期間で数百万個の数にまで増殖すると言われています。

このウイルス増殖の速さがインフルエンザウイルスの特徴でもあり、シーズンになると一気に感染者が増加するのもこのためです。

「もしかして!」と思った時には、すでに体内で一気にウイルスの増殖が始まっていて、対策しようとした時には高熱を発症してしまうといったケースがほとんどと言っても過言ではありません。

感染力は発熱してから3日目にピークを迎え、発熱から3日間のこの期間が最も感染力が強いと言われています。

では、それ以前の潜伏期間中の時の感染力はどうなのでしょう?
潜伏期間中の感染力は、上記の発症後ほど高くはありません。

ですので、自覚症状がないまま知らないうちに発症を抑えられているケースも多くあるのです。

また、「潜伏期間中は、自覚症状がほとんどない」という厄介な時期なだけに、自分が感染したウイルスを他の人にうつしている可能性もよくあります。

「潜伏期間中は、自覚症状がほとんどない」というところに感染が拡大する要因があります。

ですので、インフルエンザが流行し出したら、自分も常にインフルエンザウイルスを持っていると認識し、予防や対策をしっかりと講じることで、自分はもちろん、周りに対してもケアできますので、まずは、しっかりと認識することが大切になります。

まとめ

インフルエンザは潜伏期間中も、ウイルスには感染していますし、いつ発症してもおかしくない状態です。

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ですが、発症後ほど感染力は高くないですので、インフルエンザのシーズン中は、常に、予防や対策を心掛けておくことで症状を未然に防いだり、または軽度に抑えることも可能ですので、まずはしっかりとした認識を持ってインフルエンザ対策を行うことが大切なのかもしれません。

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