花粉症

花粉症になりたくない!花粉症を発症させないための予防法や対策方法は?

花粉なりたくない
「花粉症になりたくない!!」

花粉シーズンに、鼻水や目のかゆみなどで苦しんでいる人を見ると、その辛さが痛いほど伝わってくるので「花粉症なりたくない!」と強く思われる方も多いかもしれません^^;

「今まで花粉症になってないから、自分は大丈夫!」と思っていても、ある日突然襲ってくる花粉症!

花粉症を発症させないようにキチンと予防と対策をとることによって、花粉症を発症させるリスクを十分に軽減できます(^^♪

今回は、花粉症を発症させないための予防法や対策についてご紹介します。

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花粉症になりたくない!花粉症を発症させないための予防法は?

花粉症に1度なってしまうと、一生付き合っていかないといけない病気のため、まだ花粉症になっていない人にとっては、なんとしても避けて通りたいもの^^

今現在、花粉症になっていないからと言って、今後も発症しないとは限らないのが花粉症の怖いところでもあります。

また、ある調査では、花粉症は、年齢を追うごとに発症している人が増えているため、加齢によっての発症リスクもあると考えられています。

花粉症に関する調査

参考サイト:http://www.research-plus.net/html/investigation/report/index86.html

ですので、「花粉症にならない」ためにも、花粉症について正しい知識を持つことによって予防や対策をとることが大事になってきます。

ではでは、花粉症についての基本的な知識を下記にご紹介しますね(^^♪

花粉症とは?

花粉症はどのようにして発症するのでしょうか?

花粉症とは、体に入った様々な植物の花粉に対して引き起こす異物反応(免疫反応)によって引き起こされる症状のことを言います。

つまり、花粉症は体に入った花粉を体に害のある異物と認識して、この異物に対する「抗体」を作り、再度侵入した花粉を排除しようとする反応なんです。

本来、「免疫反応」は体を正常(健康)な状態に戻すための力ですので、体にとってプラスに作用する良い反応なのですが、時には外から侵入してきた異物による免疫反応が過剰反応することによって、マイナスに作用することがあります。

この、免疫機能が過剰に反応しマイナスに作用することを「アレルギー」と言います。

ですので、花粉症は、花粉を異物とした免疫機能の過剰反応によるアレルギー反応なのです。

また、花粉症の場合は、体にできた「抗体」が花粉を排除しようと過剰に反応して、くしゃみや鼻水、涙という症状が強く出過ぎるためにツライ日々を過ごすことになってしまうのです( ;∀;)

花粉症はどんな人でも発症するの?

花粉症は、花粉が体内に侵入して引き起こされるアレルギー反応ですので、誰でも花粉症になると思われがちですが、実は、花粉症は、どんな人でも発症するというわけではありません。

花粉症を発症させる可能性のある人は、体に「アレルギー素因」を体に持っている人だけなんです。

ですので、「アレルギーの素因」を持っていない人は花粉症を発症することはないと言われています。

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また、アレルギー素因を持っているからと言って、花粉を吸いこんだらすぐに花粉症が発症することはありません。

人によって個人差がありますが、「アレルギー素因」を持っている人は花粉が体に入ってくるたびに、その花粉に対するの「抗体」を作り出します。

この抗体は「IgE抗体」と呼ばれるもので、花粉によって異なった抗体が作られます。

この「アレルギー素因」を持っている人が数年~数十年花粉を浴び(吸い)続けることで、体の中にできた「抗体」が許容量に達した(この状態を「感作が成立した」と言います。)ことで、花粉症のアレルギー反応を起こす準備が出来た状態になってしまいます。

この「感作が成立した」状態で、花粉が体に入ってくると、くしゃみや鼻水、涙などの花粉症の症状が出現するんです(*_*)

ですので、花粉症はすぐに発症するのではなく、長い期間をかけて体の中で作り続けられた「抗体」が許容量を超えることによって発症し、許容量を超えない限り症状が発症することがありません

注意ポイント

ただし、近年は飛散する花粉量が年々増加している傾向にあるために、「感作」までの期間がドンドン短くなっているので、小さな子供でも花粉症を発症するようになってきています。
上記でもご紹介しましたが、花粉症はアレルギー素因を持っている人でも、許容量が超えない(感作が成立しない)限り発症しませんので、「花粉を吸いこまない」ことが花粉症予防の第1歩となります。^

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花粉症になりたくない!予防するにはコレ!

花粉症の予防策は、「花粉を吸いこまない」ことが第1歩ということを上記でご紹介しましたが、誰でも簡単にできる具体的な予防策について下記に詳しくご紹介していきます。

  • 手洗い・うがい
    空気中に多くの花粉が浮遊しているため、どう頑張っても体に付着してしまいます。

    また、マスクなどをしていても100%防いでいるわけではありません。

    こまめに手洗いやうがいを行うことで、体についた花粉や粘膜に付いた花粉を洗い流すようにしましょう。

    ポイント

    また、「手洗い」は最も大切で、手に付着した花粉に気付かずに口や目に触れてしまうことで粘膜につきやすくなるため、洗い流すことで軽減することができます。

    メモ

    「手洗い・うがい」とともに「顔を洗う」なども非常に有効な予防方法です。家に帰ってきた後は、「顔を洗う」「シャワーを浴びる」など体についた花粉を洗い流すようにしましょう。

    注意ポイント

    うがいをする時は、すぐにガラガラと喉を洗い流すのではなく、口の中にある花粉などが喉に直接流れ込まないように一度口の中をクチュクチュとゆすいでから行いましょう。
  • マスクや帽子、メガネの着用
    花粉シーズンは、空気中に多くの花粉が浮遊しています。
    外出する時には、マスクや帽子、メガネを着用し、体の中(目や鼻・喉の粘膜)に入ってくる花粉をブロックしましょう。

    とにかく、花粉を体に進入させないことが1番の予防方法ですよ!

  • ツルツル素材の衣類の着用
    外出する時など、ナイロン素材シルク素材などツルツルした素材のものを羽織るだけで、服につく花粉の量を減らすことが出来ますのでおすすめです。
  • 花粉を家に持ち込まない
    花粉シーズンは、空気中に多くの花粉が浮遊しているため、普通に生活しているだけで、顔や髪、服などに花粉が付いてしまいます。

    家の中に花粉を入れないためにも、家に入る前には玄関先などで、顔や髪、服などに付いた花粉をパッパッと払い落してから入るだけでも随分と花粉の量を減らすことができます。

    ポイント

    衣類用の「花粉防止スプレー」などを活用したり、現在では顔や皮膚などにもスプレーできる「花粉防止スプレー」もあるのでそれらをうまく活用するのもおすすめですよ。
  • 換気しない
    天気がいい日など、窓を開けて換気したくなるものですが、ストップ!!

    空気中に浮遊している花粉を家の中に呼び込むことになりますので、花粉シーズンは極力換気をしないように心掛けましょう!!

  • 掃除はこまめに!
    花粉を家に持ち込まないように、家に入る前に服を払ったり、換気をやめたりしても、100%花粉の侵入を防ぐことはできません。

    侵入してしまった花粉は、こまめに掃除して取り除きましょう!

    ただし、掃除するときに注意することがあります。それは、「花粉を飛沫させない!!」ことです。

    効果的な方法は、固く絞った雑巾や、ウエットタイプのお掃除シートなどで一度床を拭くなど「拭き掃除」から始め、掃除機をかけると、下に落ちた花粉が舞い上がらなくて済みます。

    また、カーペットなどは花粉が絡みついて取りにくいので、1㎡あたり約20秒を目安に、カーペットの毛足を起こすようにしながら、タテ・ヨコ方向に十字にかけるように掃除機をかけるのが効果的ですよ(^^♪

  • 加湿をする
    空気が乾燥しているとホコリと一緒に花粉が舞い散りやすくなります。
    湿度を上げることで、花粉やホコリが水分を含み重たくなることによって床に落ちやすくなるため、花粉の飛沫(ひまつ)を軽減してくれます。

    ポイント

    床など下に落ちた花粉が再び飛沫しないようにこまめに掃除をするなど、併せることで効果があります。
  • 洗濯物に注意!
    花粉シーズンは、洗濯物に花粉を付着させないために部屋干しをすることをオススメします。

    ただし、外に干した方が気持ちいいため、外干ししたいものですね。
    その場合は、洗濯物を取り込む時にパッと払うだけでも、衣類に残る花粉量は減らせますので、是非実践してくださいね。

まずは、花粉を「体に取り込まない」ことが1番の予防策ですので、是非参考にして下さいね^^

花粉症になりたくない!花粉症を発症させないための対策方法は?

上記では、花粉症を発症させないための予防策!体の中に花粉を取り込まない方法をご紹介しました。

ただし、花粉は目に見えずに空気中を浮遊しているので、上記で紹介した予防策を行ったからと言って、「100%予防できる」というわけではありません( ;∀;)

また、予防策をしっかりしていても、不規則な生活や、偏った食事をしていると、体の免疫機能が低下し、許容範囲が狭くなってしまうため、花粉症の発症のリスクを高めてしまいます(-_-;)

より花粉症の発症のリスクを減らすためにも、免疫力を高める(健康的な)生活をすることを心掛けることが大切になってきます。

花粉症の発症リスクを軽減する対策方法についてご紹介しますね。

免疫力を高める食事は?

免疫力を高めるのに効果的な食べ物として、「乳酸菌」があります。
「乳酸菌」は、腸内環境を整えるのに有効な食材として知られていますね(^^♪

乳酸菌は、ヨーグルトをはじめ、チーズや味噌、醤油、納豆、漬物など発酵食品にも含まれていますので、食事の際には積極的に取り入れていきましょうね^^

なぜ腸内環境を正常にすることが良いのでしょうか?

腸には体中の細胞に必要な栄養素などの物質を吸収するため、様々な免疫機能が備わっていると言われています。

一般的に、人に備わっている免疫細胞の約70~80%が腸内に集まっていると言われており、腸を正常に保つことが、免疫力を正常に保つことに繋がります。

ですので、腸内環境を整えることは、花粉に対して過剰なアレルギー反応を抑えてくれるのです。

また、食物繊維も腸内環境を整えるのに有効な食材として知られています。

食物繊維は、野菜類・海藻類・きのこ類・豆類・果物・イモ類などの食材に含まれ、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を良好に保ってくれます。

細胞の酸化を防ぐ

また、細胞の老化(酸化)を抑えることによって、免疫力を高めることが出来ると言われています。

ポリフェノール
ポリフェノールの効果といえば抗酸化力が知られています。
紫外線を必要以上に浴びたり、疲れやストレスが続くと体の中に「活性酸素」が作られていきますが、ポリフェノールはそんな活性酸素を体から取り除いてくれる働きがあります。

「活性酸素」とは、酸化力&殺菌力がある為、体にたまってしまうと健康な細胞を傷つけ、免疫力を下げるため、深刻な病気や老化の原因になると言われています。

また、ポリフェノールは、3時間程度で抗酸化作用が失われるため2~3時間ごとに1回ぐらいの間隔で、こまめに摂取するのが理想的と言われています。

カカオから出来た食品(チョコレートやココアなど)は、ポリフェノール含有量が高いので手軽に摂取しやすいものを口にするのもおすすめです。

ただし、ポリフェノールは、1日の摂取目安量は1000mg~1500mgが望ましいといわれています。
様々な食品に含まれている栄養素ですが、摂りすぎには気をつけましょう!!

また、抗酸化作用として効果のあるものは、ビタミンやミネラルを含む野菜や、オメガ3系脂肪酸・不飽和脂肪酸を含むDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)など魚を食べるもの効果的ですよ

十分に睡眠をとる

人の体は睡眠しているときに、免疫力が高まると言われています。

免疫力の力を発揮させるためにも、疲れが溜まっている時などはゆっくり眠って体を休めましょう!!

また、疲れている時やストレスが溜まっているときは、免疫力が下がってしまいますので、しっかり睡眠をとって体を休めましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、花粉症になりたくない!花粉症を発症させないための予防法や対策方法についてご紹介しました。

花粉症は、くしゃみや鼻水・鼻づまりなど日常生活に支障がでてくる症状が発症しますので、「花粉症になりたくない!」と強く思っている方は、まずできるかぎり「花粉を体に侵入させない」そして、花粉のアレルギー反応に負けない体を作ることが発症のリスクを減らすことにつながりますので、ほんの少し注意するだけでもグンと花粉症の発症リスクが減りますので、是非実践してみてくださいね^^

  • この記事を書いた人

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