花粉症

花粉症の症状を和らげる方法は?緩和する食事は何?ツボ押しも効果あり?

花粉症の症状を和らげる

もうすぐ花粉症の人にはつらい時期がやってきます。

毎年のことですが花粉症の時期の前になると憂鬱になってしまいますね(;;)

花粉症は、症状がでる前にきちんと対策を取っておくと、花粉時期も症状が緩和されやすいと言われていますので、早めに花粉症対策を準備しておくことが大事です。

今回は、家事や仕事などで忙しく病院に行くことが出来ない人もいるので、薬に頼らずに花粉症の症状を和らげる方法についてご紹介します。

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花粉症の症状を和らげる方法は?

花粉症の時期は、何かと忙しい時期ですので、病院に行く時間がなかなか取れなかったり、花粉症の薬を飲むと頭痛や眠気などの副作用が起こるため、花粉症の症状がひどい場合を除いて出来るだけ服用したくないと思われる人もいるのではないでしょうか?

花粉症が発症してしまうと、完治させるのは時間も費用も掛かるため困難ですが、症状が発症する前にきちんと対策を取ることによって、花粉症のツライ症状を和らげることが出来ます。

薬を使わずに花粉症の症状を緩和させるには?

花粉症の薬に頼らず症状を緩和させるためには、「体の免疫力を高める」ことが非常に大事になってきます。
ですので、体の免疫力を高め、花粉症に負けない体作りをしていきましょう!!

免疫力を高めるにはどうするの?

  • 体を冷やさない
    人間の体は、体温が1度下がることによって約30%も免疫力が下がると言われています。体を冷やさないことは、花粉症はもちろん、様々な病気から体を守ってくれます。

  • 適度な運動
    適度な運動を行うことによって、血液の流れを活発にしましょう。
    血液の流れが活発になることによって、手先・足先の冷えの解消にも繋がります。
    ※花粉の時期は、室内で出来る運動を行いましょう。ストレッチなどでも効果があります。
  • 甘いもの(糖分)の摂取を避ける
    白砂糖などは体を冷やすと言われています。市販の飲料水などにも糖分が入っているため飲み過ぎに注意しましょう。
    また、チョコレートなども砂糖と脂肪が多く含まれていますので食べ過ぎに注意が必要です。
また、食べ物の中にも花粉症の症状緩和や免疫力を高めるものがありますのでご紹介します。

花粉症の症状を緩和する食事は何?

花粉症とは、簡単に言うと花粉によって目や鼻などに炎症を起こすアレルギー反応のことです。
ですので、免疫を高める効果のある食べ物や、炎症を抑える効果のある食べ物を接種することで花粉症の症状を軽減する体を作っていきましょう。

下記に花粉症に効果のある食べ物をご紹介します。

  • 乳酸菌(ヨーグルト・味噌・納豆・醤油・ぬか漬け等)
    腸内にいる菌バランスを改善して体内の免疫力を高める効果があります。

    腸内環境を整え、消化器官の働きを正常にすることが、免疫力の活性化に繋がりアレルギー症状を抑える事が出来ると言われています。

    注意ポイント

    乳酸菌は、症状が発生してから食べても効果が期待できないため、事前対策として接種するようにしましょう。
  • ポリフェノール(ワイン・緑茶・大豆・野菜等)
    抗酸化物質が多く含まれていますので、毛細血管の強化、保護、活性酵素を抑制し血液をサラサラにしてくれます。

    また、炎症を引き起こす「ヒスタミン」などの化学物質が放出されるのを抑制し、花粉症の症状を和らげる効果があるといわれています。

  • ビタミン・ミネラル(大根・蕪・長ネギ・しょうが・ニンニク等)
    免疫機能を高める効果がありますので、花粉症を予防と症状を軽減するためにも野菜を積極的に摂ることを心がけましょう。
  • イコサペンタエン酸(EPA)(魚介類)
    免疫を正常にしてアレルギー症状を抑える働きがあります。
    「ロイコトリエン」を抑制する効果があります。

    「ロイコトリエン」とは、細胞膜の脂肪酸が変化して発生する物質でアレルギー症状を引き起こすとされています。

  • ドコサヘキサエン酸(DHA)(魚介類)
    免疫を正常にしてアレルギー症状を抑える働きがあります。
    「ロイコトリエン」を抑制する効果があります。また、「アラキドン酸」の働きを抑制する効果も期待されます。

    「アラキドン酸」とは、炎症を起こす原因と言われています。

  • α-リノレン酸(えごま・くるみ等)
    「アラキドン酸」の働きを抑制する効果が期待されます。
  • ムチン(納豆・山芋等)
    粘膜保護作用があるので、
    花粉症によってダメージを受けやすい目や鼻などの呼吸器官の粘膜の保護や修復、アレルギー症状の予防・緩和などに効果があると言われています。
  • ロズマリン酸 (シソ等)
    花粉症(炎症)を引き起こすヒスタミン酸を抑える効果があります
これらの食べ物は、花粉症が発症してから取るというよりは、日常的に摂取し、免疫力を高めることによって花粉症の症状を軽減するものですので、積極的に食べるようにしましょう。

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また、花粉症の症状を和らげる飲み物として下記も効果が期待されると言われています。

  • 甜茶(てんちゃ)
    「甜茶」とは中国語で甘いお茶と言う意味で、いくつかの種類があります。
    ※抗アレルギー効果があるとされているのは、バラ科キイチゴ属の植物の葉です。
  • ネトル
    血液の浄化を促すと言われています。
  • エルダーフラワー
    粘膜の腫れを鎮めると言われています。
  • ローズヒップ
    粘膜のアレルギー反応を防ぐと言われています。
  • ルイボス
    アレルギー体質改善(冷え性改善など)によいと言われています。
※花粉症の症状緩和には個人差がありますので、あなたの体に合ったものを摂るようにしましょう。

花粉症の症状を抑えるのにツボ押しも効果あり?

花粉症の症状を和らげる方法の一つとして、「ツボ」マッサージがあります。花粉症の主な症状(鼻づまりや目の充血等)を取るものをご紹介します。

「合谷(ごうこく)」
花粉症の症状全般に効果があるとされるツボです。
「鼻水・鼻づまり」「目のかゆみや充血」「顔のむくみ」「頭痛」など、花粉症のさまざまなツラい症状の改善に効果が期待できるとされます。

場所:親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にツボがあります。
片方の手の人差し指と親指ではさむように適度な力でマッサージしましょう。

「魚腰(ぎょよう)」
目のかゆみや充血、腫れぼったさの改善に効果があるとされるツボです。

場所:眉山(眉の中央)にツボがあります。
やや下から押し上げるようにマッサージしましょう。

「太陽(たいよう)」
目のかゆみや充血、腫れぼったさの改善に効果があるとされるツボです。

場所:眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所(閉じた口を開けた時、ややへこむ箇所)にツボがあります。
ここをマッサージすることで、側頭筋や外眼筋に刺激を与えることになります。

「清明(せいめい)」
目のかゆみや充血、腫れぼったさの改善に効果があるとされるツボです。

場所:目頭と鼻の付け根の骨の間にツボがあります。
目が疲れた時に無意識に押さえてしまう箇所です。人差し指と親指の腹でつまんで、軽く押しこむようにマッサージしましょう。

「承泣(しょうきゅう)」
目のかゆみや充血、腫れぼったさの改善に効果があるとされるツボです。

場所:黒目の真下にある下まぶたの中央にツボがあります。
ここを下から押し上げるようにマッサージしましょう。

「迎香(げいこう)」
鼻づまりを緩和する効果があるとされるツボです。

場所:犬歯の根本に位置し、左右の小鼻のくぼみにツボがあります。
人差し指と中指を引っかけるようにして下に強く押すようにマッサージしましょう。鼻の通りがスッとよくなり、鼻づまりの改善に役立ちます。

「上迎香(じょうげいこう)」
鼻づまりを緩和する効果があるとされるツボです。

場所:迎香のやや上に位置し、鼻の付け根の両側にあるツボです。
ここをぐっと押すと痛さを感じますが、ある程度の痛みがある強さでマッサージしないと効果は期待できません。
鼻づまりに効果があるので「鼻通(びつう)」ともいいます。

「大椎(だいつい)」
鼻水を抑える効果が期待できるツボです。

場所:首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にツボがあります。(首の後ろにありますので、少し押しにくいツボです。)
鼻水など鼻の不快な症状の緩和が期待できます。

「曲池(きょくち)」
目・鼻の不快な症状の抑える効果が期待できるツボです。

場所:ひじを曲げた時にできるシワの外端にツボがあります。
目の不快な症状を和らげたり、様々なツボを押した時にバランスを取るのに有効なツボです。

「手三里(てさんり)」「足三里(あしさんり)」
目・鼻の不快な症状の抑える効果が期待できるツボです。

場所:「手三里」は、ひじを曲げた時にできるシワの端(曲池)から指3本分だけ手首に近い位置にツボがあります。
場所:「足三里」は、むこうずねの縁の少し外側にあり、親指をすねに当てたとき小指が当たる所にツボがあります。

まず「手三里」を指の腹で押したりやめたりしながらマッサージします。次に「足三里」を親指の先でグッと強くマッサージします。
「手三里」「足三里」は左右の手足をセットで行うと、花粉症の不快な症状により効果が期待できると言われています。

ツボマッサージの効果は、継続することによって発揮されると言われています。2、3回程度のマッサージでは効果が薄い(感じられない)ので、15分~30分程度、適度な強さでマッサージしましょう。

もちろん効果には個人差がありますので、あなたに合ったマッサージを行ってください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、薬に頼らずに花粉症の症状を和らげる方法についてご紹介しました。

薬に頼らずに花粉症と戦うためには、日頃の準備がとても大事です。

しかし、花粉症に関わらず、日頃から免疫を高める生活を行うことによって様々な病気からも体を守ってくれますので是非実践してくださいね^^

  • この記事を書いた人

暮らしのNEWSチーム

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