熱中症

熱中症と夏風邪の違いや症状は?わかりやすい見分け方などをご紹介!

熱中症と夏カゼ

梅雨の時期や夏の暑い時期に、頭がボーッと痛くなったり、吐き気や寒気などの感じることがありませんか?

「熱中症?夏カゼ?どっちなの?」なんて、熱中症と夏カゼには似たような症状が出るため、対処するときに悩んでしまうことも… ( ;∀;)

似たような症状が起こる熱中症と夏カゼでは、原因に違いがありますので、対処を間違ってしまうと長引いたり、重篤化する可能性がありますので気をつけなればなりません Σ(゚Д゚)

今回は、熱中症と夏カゼの症状の違いや、見分ける方法などをご紹介します。

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熱中症と夏風邪の違いは?

梅雨の時期や、夏場など、気温や湿度が高くなる時期には、熱中症をはじめ、夏バテ、夏カゼなど気をつけなければならない季節になります(-_-)

特に、発熱や頭痛、吐き気、寒気など多くの症状が似ているため、熱中症と夏カゼの違いを判断するのは、難しいものですね^^;

熱中症と夏カゼは、原因や発症しやすい環境などに違いがありますので、注意して観察すれば、違いを見分けることもできるでしょう。

まずは、熱中症と夏カゼの原因や発症しやすい環境についてご紹介します。

熱中症と夏カゼの原因は?

熱中症の原因は?
  • 気温、湿度が高い
  • 体の水分、塩分が不足している
  • 汗を大量に書いている
  • 暑いのに汗をかかない
  • 体が暑さになれていない

などがあげられます。

夏カゼの原因は
  • ウイルスによる感染
  • (アデノウイルス・エンテロウイルス・コクサッキーウイルスなど)

によるもので、高温多湿を好むウイルスが主な原因となります。

また、クーラーや扇風機などにあたり続けるなど「体を冷やす」ことによっても、夏カゼを発症しやすくなりますので注意してくださいね。

注意ポイント

特に、寝るときに布団をかぶらずにクーラーや扇風機にあたっているなどは注意!

熱中症と夏風邪の症状は?

熱中症と夏カゼの症状は、似た症状が出ることがありますが、原因に違いがあるため、症状にも若干の違いが出てきます。

その症状の違いを知ることによって、違いも分かりやすくなりますので下記にご紹介していきますね。

熱中症の症状は?

熱中症の症状は、軽度から重度まで段階があります。

◆軽度(日射病、熱痙攣)…めまい、立ちくらみ、失神、筋肉痛、筋肉の硬直、手足のしびれなど

◆中度(熱疲労)…倦怠感、強い疲労感、頭痛、吐き気、寒けなど

◆重度(熱射病)…40度以上の高熱、意識障害、運動障害など

注意ポイント

熱中症が重症化すると死につながることがありますので注意が必要です。

熱疲労や熱射病など中度~重度の症状が見られた場合は、すぐに病院に行き診察を受けてください
また、自力で病院に行けない場合は、すぐに救急車を呼ぶことをオススメします。

夏カゼの症状は?

夏カゼの症状は、感染したウイルスの種類によって異なります。

◆アデノウイルス
プール熱(咽頭結膜炎)とも言われ、夏カゼの中で最もポピュラーなものです。
症状は、のどの痛み発熱激しい咳などを引き起こします。

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夏のプールでの感染が多いので、プール熱と呼ばれ子供に多い夏カゼですが、飛沫感染や接触感染しますので、大人でも罹る場合があり、扁桃炎や肺炎などの重症化することもありますので注意が必要です。

◆エンテロウイルス
のどで感染し、腸内で繁殖するため、胃腸の不調下痢嘔吐などの症状が出やすいのが特徴です。

また、子供が罹りやすいウイルスで、「手足口病」の原因ともなり、発疹などが現れます。
大人にも感染することがありますので気をつけましょう。

◆コクサッキーウイルス
腸内で繁殖し、のどの炎症急激な高熱を引き起こすのが特徴です。
口腔内にプツプツとした水泡や、激しい喉の炎症を引き起こす「ヘルパンギーナ」の原因とされています。また、「手足口病」の原因とも言われています。

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夏カゼが長引くのは、感染したウイルスが腸内で繁殖し、体外に排出されるのに時間がかかるためです。

熱中症と夏カゼの治る期間の違いは?

熱中症は、軽度の場合は、水分補給と塩分補給を行い、涼しい場所で安静にすると数時間~1日で回復するのが一般的です。

また、中度~重度の場合は、病院での治療が必要となりますが、多くの場合は、2~3日程度で回復するのが一般的です。

夏カゼは、上記でご紹介したように、腸内で繁殖することが多いため、体外に排出されるのに時間がかかりますので、数日~1週間程度で回復するのが一般的です。

※ただし、夏カゼは、暑さで、体力などが低下し、免疫力が低くなっているため、長引くことがありますので注意が必要です。

熱中症と夏風邪のわかりやすい見分け方は?

熱中症と夏カゼは、頭痛や吐き気、寒気など似ている症状が多いのですが、かかる原因が違うため、症状を観察すると、違いがなんとなく分かってきます。

特に大きな症状の違いは、喉の炎症下痢などです。

熱中症では、体内の熱を放出できない大量に汗をかき水分と塩分のバランスが崩れる血液量が減り頭に血が回らないなどで引きを越されますので、のどの炎症や咳などの症状は出ません

またお腹の調子が悪いなど、事前に何らかの兆候が見られることもありますので、判断材料の一つとして下さい。

熱中症でも夏カゼでも、体力や免疫力が低下しているときにかかりやすいので、日頃からバランスの良い食事や十分な睡眠を取るように心掛けましょう。

熱中症も夏カゼも、水分不足になりやすいため、こまめに水分補給をとるようにしましょう。

水分補給を行うときは、キンキンに冷えたものを一気に飲むのは、胃に負担がかかるので、ある程度冷えたものをこまめに飲むのが体に負担をかけないのでおすすめです。

また、喉が渇くのは脱水症状を起こしかけている可能性がありますので、喉が渇く前に水分補給を行いましょう

ミネラル入りの麦茶や梅干し、塩飴などや水分と塩分が効率よく摂れる経口補水液などがおすすめです。

まとめ

春から夏にかけて、気温も上がり、湿度も高くなります。

体力のある大人でも、暑さに体力を奪われて、免疫力などが低下しています(-_-;)
ですので、暑い時期を元気に過ごすためにも、普段からバランスの良い食事や十分な睡眠をとるなど生活を整え、日中は水分補給などをこまめに取るなどの対策を取って下さいね^^

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