ギラギラと眩しい太陽の季節。
太陽の眩しい光とともに舞い降りてくる女子の天敵「紫外線」。
紫外線はその浴びた量に応じて、シミやしわなど肌の老化を促進してしまいます。
「老化を促進」なんて言葉を聞くと「もう紫外線は浴びたくない!」と40代女子は必死の抵抗を試みます。
紫外線対策として最も使用頻度が高いアイテムは「日焼け止め」かもしれませんね。
でも、若い子と同じような日焼け止めを選んでいませんか?しっかり40代女子にピッタリなものを選ばないと、そのシミ…進行…しちゃい…ますよ(T T)
今回は、若い頃と同じケアじゃNG!40代の紫外線対策 日焼け止めの選び方&おすすめをご紹介します。
40代の紫外線対策 日焼け止めの選び方は?
真っ白な陶器のようなスベスベの透明な肌。
若い頃は憧れたものですが、40代になると一気にツラい現実が襲ってきます。
化粧を落としスッピンになるとここぞ!とばかりに目立つシミやしわ・・・。こんなはずじゃなかったのに!と後悔しても元には戻りません。
でも、諦めてはいけません。
たとえ年齢を重ねても、しっかりと年齢に合わせたケアを心掛けるだけで、紫外線の影響を軽減することも可能になります。
「これ以上にはなりたくない!」「どうにかここで食い止めたい!」そんなあなたにこそチェックしてもらいたい40代の紫外線対策をご紹介していきます。
40代の日焼け止め選びはココに注目!
「日焼け止めは、SPF値やPA値が高いものをつけておけば大丈夫!!」
そんな安易な選び方をしている人は、シミやしわなどお肌の老化がすすむ「加齢肌」にまっしぐら。
加齢肌へと突き進んでしまわないように、ここで「グッ!」とブレーキをかけていきましょう。
40代になると、多くの人がシミの一つや二つ抱えています。「私は大丈夫!」なんて鼻歌まじりの人も、肌の奥にはしっかりとシミの予備軍たちが怖いぐらいに出番を待っています。
ただ「シミ」と一言でいっても「加齢」による原因ものと、「光(日焼け)」による原因のものとに分かれます。
特に注意が必要なのは「光(日焼け)」によるシミなんです。
日焼けによるシミの種類は?
丸く茶色い形状で日光性色素斑(にっこうせいしきそはん)、日光性黒子(にっこうせいこくし)ともいわれます。
長年肌に蓄積されたメラニン色素がターンオーバーを経て額や頬などに出てくるため、40歳前後で気になりはじめる人が多いのが特徴です。
紫外線に当たりやすい部位(顔や腕、手の甲、肩など)に多くでき、直径数mm~数cmの斑状のシミになります。
また、日焼けをするほど増え、はじめは薄い茶色でも次第に色は濃くなっていきやすいのが特徴です。
尚、色白の人に出やすいなどの特徴があります。
できてしまったシミは消せるの?
残念ながらできてしまったシミは、完全に消せることはありません。
ですが、薄くすることはできます。
できる限り薄くすることで見た目にはほとんど見えない程度にまで薄くすることも可能です。
でも、何もケアせずにそのまま放置すれば、シミは次第に濃くなっていったり、広がったりします。
特に、顔にできやすい典型的な「シミ」である「老人性色素斑」は、紫外線との因果関係が大きく、過去に浴びた紫外線の量や時間が多い人はできやすい傾向にあり、また紫外線によってさらに悪化することがわかっています。
シミ予備軍も向き合方次第!
今は目立ったシミがなくても、誰にでも「シミ予備軍」は存在しています。
しかし、そのシミ予備軍の出番がすぐに来るの!?と言えば、それは今後のお肌のケア次第でまったく変わってきます。
よく耳にする「メラニン」はシミのもとになるというイメージが強く、肌にとっては良くないものと思われがちですが、実は、紫外線を吸収し、肌への影響を抑えて、紫外線から肌を守るという大事な役割も担っています。
「シミの予備軍」と言われるものは、紫外線のダメージから防衛するために、メラノサイト(メラニンを合成する場所)がメラニンの生成を急いだためにできあがったもので、肌の正常な反応でもあるのです。
でもこのメラノサイトが正常に制御できている状態ならばいいのですが、紫外線などの影響を受けてメラノサイトのメラニン生成能力が高まることで「シミ予備軍→シミ」へとスイッチを入れてしまうのです。
そう!このスイッチを押さないためにも「紫外線対策」がとっても有効ですし大切になってくるのです。
「もうダメだ。」と諦めるのではなく、思い立った時からでもしっかりと紫外線対策を行うことで「グッ!」と、シミなどの加齢肌行きへのブレーキをかけることになるんです。
40代の紫外線対策 おすすめの日焼け止めは?
日焼け止めの効果というと、SPF値やPA値を考える人は多いですが、40代になるとチェックしておきたいのが、「紫外線吸収剤か?」「紫外線散乱剤か?」の成分を知ることがポイントになります。
40代の肌は若い頃とは違います。
加齢とともに新陳代謝は低下し、お肌のターンオーバーもゆっくり遅くなりがちに・・・。
特に40歳前後から顔のシミも目立ち始めるので、しっかりと意識して紫外線対策を行う必要があります。
紫外線対策として最も使用頻度の高い「日焼け止め」も年齢に合わせたものを選んで、的確にお肌にアプローチするのが得策です。
紫外線吸収剤?紫外線散乱剤?どっちがいいの?
上記でもご紹介しましたが、日焼け止めの成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。
では、40代のお肌にとっていいのは「どっちなの?」と思われる方も多いので、それぞれのメリットデメリットについてご紹介していきます。
紫外線吸収剤のメリットとデメリット
紫外線吸収剤は、皮膚の表面で紫外線を吸収し、化学的にエネルギーに変えて放出し、紫外線が肌の内部に侵入するのを防ぐという特徴をもっています。
紫外線防御力が高いとされる「高SPF値」の製品には必ず必要となる成分でもあります。
また、無色透明なので白浮きすることがなく、「日焼け止め塗りました!」感があまりなく、塗り心地もなめらかなので使い心地がよいのが特徴です。
紫外線散乱剤のメリットとデメリット
紫外線散乱剤は、肌の表面で紫外線を跳ね返し、紫外線が肌に当たるのを防ぐものです。
また、構造が壊れにくく効果が長持ちし、紫外線UV-AとUV-Bの両方が防げるのも特徴です。
40代には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤どっちがおすすめなの?
40代は若い子と同じケアはできません。特にシミ予防対策は必須ですので、おすすめはズバリ!「紫外線散乱剤」の日焼け止めです。
紫外線散乱剤の多くは「ノンケミカル」と表示されています。また成分表示に「酸化チタン」や「酸化亜鉛」と書かれていますので購入時にチェックしましょう。
※日常的な生活シーンであれば、夏でもSPF25、PA++程度でも十分です。
メモ
40代の日焼け止めのおすすめはコレ!
SHISEIDO パーフェクト UV プロテクター
上記の商品は、紫外線はもちろん、乾燥や空気中のちり・ホコリなどの環境ダメージからもお肌をマルチにプロテクトしてくれる優れものです。
また、汗や水にふれると紫外線防御膜が強くなるという資生堂独自のウェットフォーステクノロジーを搭載したプロテクターですので、汗のかきやすい時期におすすめです。
汗の臭いを芳しい香りにするハーモナイズ香料配合もされています。
なお、ミニサイズもありますので、お肌に合うか一度試してみるのもおすすめです。
UVイデア XL プロテクショントーンアップ
上記のブランドである「ラ ロッシュ ポゼ」は皮膚科医が採用する敏感肌向けの商品を展開するブランドですので、安心して使うことができます。
また、光を乱反射しお肌を明るく魅せるトーンアップテクノロジーを採用していますので、くすみや色むらなど、気になる肌悩みを自然にカバーし、光のヴェールを纏っているような自然で上品なツヤ感を演出してくれます。
SPF50+/PA++++の防御力で紫外線はもちろん、大気中の微粒子などの外的要因からも肌を守る独自のマルチプロテクションテクノロジーを搭載しています。
さらに、エイジングケアを考えたスキンケア成分や、肌をやわらげ、肌本来のバリア機能をサポートする、整肌成分も配合されている嬉しい商品です。
ORBIS サンスクリーン フリーエンス
こちらは、オイルフリーで紫外線吸収剤フリーなので、子供と一緒に使える安心感が高い商品です。
オルビスのUVカット商品のなかでも満足度が最も高いと言われている商品で、今までの商品とは違う付け心地や全身に使える便利さ&クレンジングも要らない手軽さもあり、満足度高めの人気商品になっています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、40代の紫外線対策 日焼け止めの選び方&おすすめをご紹介しました。
お肌のトラブルも気になりやすくなる40代、ご自身のお肌に合った日焼け止めクリームを使って紫外線カット&お肌のケアを行うのが大人女子が選ぶアイテムです。
また、UVクリームにだけ頼らずに、外出時は日傘や帽子などを併用すると紫外線対策の効果もアップします。