お口のストレス口内炎。
口内炎は痛いだけでなく、憂鬱な気分にもなってしまいます。
痛みで食事ができなくなり食欲が落ちたり、地味にツライ口内炎。
口内炎は精神的にも肉体的にもしんどいものです。
そんな地味だけどボディブローのようにイライラが溜まる口内炎はどうしてできるのでしょう?
今回は、口内炎の原因やできる場所に意味はあるの?種類別で症状も違う?についてご紹介します。
口内炎の原因は?
口内炎は、口腔内の粘膜表面が様々な刺激や体の内部の要因などで炎症を起こしてできるもので、口腔内の粘膜が弱ったり、傷ついたり、口腔内で細菌が繁殖しやすい状態になることによって口内炎になりやすくなります。
口内炎を引き起こす要因とは?
- 疲れやストレスで免疫力が低下し抵抗力が落ちて粘膜が荒れる
- 生活・栄養バランスの乱れ
- 胃腸障害(胃粘膜が荒れることで繋がっている口腔粘膜もついでに荒れる)口腔内を噛んだりして傷になる
- 入れ歯が当たって傷になる
- 熱いものでやけどする
- 食べ物や歯ブラシの角が粘膜に刺さる傷になる
- 歯並びの影響で歯の角が粘膜に当たる
- 口腔内の乾燥
- 口腔内の不潔
- 食物や金属などのアレルギー
- ウイルス
- ガン治療における抗がん剤や放射線の副作用
- ビタミンB2の不足
など、様々な要因やそれらが重なることで口内炎になりやすくなます。
口内炎のメカニズムとは?
※実は頻繁に起きている
↓ ↓ ↓
口腔内のバイ菌等が傷に付着
※唾液の減少など口腔内が乾燥していると特に起こりやすい
↓ ↓ ↓
炎症が発生
※免疫力が低下し抵抗力が落ちていると特に起こりやすい
口腔は、食事や呼吸、しゃべったりと、常に外部と接しており、ほこりや細菌、ウイルスなどが付着・侵入する可能性の高い部分で、これらの侵入を防いでいるのが口腔内の粘膜です。
その粘膜に傷ができたり、弱っていたりすると、そこにほこりや細菌、ウイルスなどが付着し、炎症が発生してしまうのです。
口内炎はできる場所に意味はある?
口内炎は、頬の内側や歯ぐき、舌や唇などの口の中や、その周辺の粘膜に起きます。
歯ぐきにできれば「歯肉炎」、舌にできれば「舌炎」、唇にできれば「口唇炎」、口角にできれば「口角炎」と呼ばれます。
口内炎を発生する要因は人それぞれで、できる場所も個人差があります。
歯並びの影響で同じ場所の粘膜が傷つきやすかったり、食生活の影響で熱いものを好んで食べていると火傷などから炎症を起こしたり。
生活習慣や外的要因も関係しますので、できる場所で意味を判断するのは難しいのが現状です。
ただし、口内炎を繰り返したり長引く場合などは、舌癌や口腔がんの可能性もありますので、「おかしいな」と、思ったら早めに医療機関への受診をおすすめします。
口内炎は種類別で症状や特徴も違う!
主な原因は、ストレスや疲れ、睡眠不足、偏った食事など不摂生によって起こりやすいとされています。
口の粘膜が赤く腫れ、プツプツと荒れてただれたり、水ぶくれができたりします。アフタ性口内炎と違い、境界線がはっきりしていません。
主な原因は、入れ歯や歯の被せ物が合っていなかったり、矯正装置が粘膜に擦れたり、歯並びの影響、不適切な歯みがきなどよって起こりやすいとされています。また、熱い食べ物で火傷をした場合にも起こることがあります。
口の中の頬や舌、唇に白色の苔のようなものが現れます。痛みはほとんどないですが、苔が剥がれると粘膜面に発赤やびらんが見られます。
主な原因は、口腔内が不潔の状態になると起こりやすいとされています。
口の粘膜に小さな水ぶくれができ、破れるとただれたり、潰瘍ができたりします。
主な原因は、過労や睡眠不足などで免疫力が低下し抵抗力が落ち、単純ヘルペスウイルスが増殖することで発症します。
ヘルペスのほかにも、梅毒、淋病、クラミジアなどの性行為感染症によっても発症します。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、口内炎の原因やできる場所に意味はあるの?種類別で症状も違う?についてご紹介しました。
一言でいうと「口内炎」ですが、できる場所や種類は様々ですので知っておくと対処も変わって来ると思います。