口内炎は痛いだけではなく、できると憂鬱なものです。
他にも痛みで食べることも苦痛になって、食欲が落ちたりすることもあり、精神的にも肉体的にもしんどいものです。
今回は、口内炎のできる原因を知り、口内炎を未然に防ぐとともに、もしできてしまった時の即効性のある治し方についてご紹介します。
口内炎ができる原因は?
口内炎ができる原因は主に下記のようなものがあります。
- 生活・栄養バランスの乱れ
- 疲れやストレス、寝不足など生活習慣の乱れ
- 胃腸障害
- 口腔内を噛んだりして傷がある
- 口腔内の乾燥
- 口腔内が不潔
- お菓子やジュースなど間食が多い
上記の原因により、口腔内の粘膜が弱ったり、傷ついたり、口腔内で細菌が繁殖しやすい状態になることによって口内炎になりやすくなります。
口腔内には何十億個とも言われる細菌が棲んでいます。
口腔内を清潔に保つことが大事ですし、体の内側からも栄養バランスを整え、口内炎を防ぐ必要があるのです。
口内炎の治し方は?即効性があるものは?
予防はしていても、口内炎ができてしまったら1日でも早く完治させたいものです。
口内炎の薬として、市販薬もありますが、あまり効果的に効いた経験がないので、ここでは市販薬以外の即効性のある口内炎の治し方についてご紹介します。
歯磨き+液体ハミガキで清潔に!
意外かもしれませんが、口内炎が出来た時には、いつも以上に歯磨きの回数を増やしたり、歯磨きの後にさらに液体ハミガキで口腔内を徹底的に洗浄・殺菌をして清潔にするだけでも、治りは早くなります。
口内炎が痛くて歯磨きが上手くできない場合には、液体ハミガキだけでも頻繁にするように心掛けるとよいでしょう。
のどスプレーを吹きかける
口内炎はウイルス性の感染ですので、消毒作用のあるのどスプレーなどを口内炎に直接吹きかけると早く治ります。
口内炎がひどい場合にはのどスプレーを直接吹きかけると痛みがあるので、痛みが我慢できない場合には、病院に行っての治療をおすすめします。
口内炎の予防対策は?
寝不足はNG!
人間にとって睡眠はとっても大切です。
疲れやストレスが多い時には寝不足にもなりがちになります。
意識して睡眠をしっかり取るように心掛けるだけでも疲労回復できるので口内炎の予防対策になります。
ビタミンB1+B2+亜鉛の摂取
ビタミンB1を多く含む食品は「胚芽米や玄米、豚肉、タラコ」、ビタミンB2を多く含む食品は「うなぎ、レバー、納豆、卵、牛乳」、亜鉛を多く含む食品は「生のカキ、牛肉」などです。
日頃から口内炎ができやすい人などは、意識して摂取することで予防対策になります。
食べて摂取することが難しい場合にはサプリメントなどで補給するのもおすすめです。
歯磨き+液体ハミガキで清潔に!
口腔内を清潔に保つことは口内炎を防ぐうえで最も効果的です。
歯磨きが苦手な人は、歯磨き+液体ハミガキをすることで、口腔内の細菌を抑えることができるので、歯磨きにプラスして行うことで予防対策としては効果的です。
口内炎の治し方は?病院は何科を受診?
上記の治し方をやってもなかなか治らない口内炎は、他の病気も考えられるので病院に行くことをおすすめします。
口内炎は口の中の粘膜の病気ですから、歯科や口腔外科の受診が一般的です。
なかには皮膚科を受診する人もいますが、歯科や口腔外科であれば、レーザー治療を行ってくれるので一刻も早く口内炎の憂鬱から解放されたい場合は、歯科や口腔外科の受診をおすすめします。
レーザー治療したい場合には、歯科や口腔外科に予約の際に「口内炎をレーザー治療したい」旨を伝えれば、レーザー治療器具がある病院では可能です。
私もなかなか治らない口内炎ができた場合には、手っ取り早く病院に行ってレーザー治療で口内炎を焼いてもらいます。
レーザー治療は、ピリッとした若干の痛みがありますが、口内炎の憂鬱な痛みに比べれば、一瞬ですので、どうしても治らない口内炎の場合には病院でのレーザー治療はおすすめです。
金額は受診する病院によって異なりますので、受診する際にご確認ください。
まとめ
いかがでしたか?
口内炎の憂鬱さは誰もが経験したことがあると思います。
まずは、口の中を清潔に保つことが最も大切ですので、歯磨きは丁寧に行いましょう。