新年が明けて数日が経ち、鏡の前に立って気づく「正月太り・・・。」
年末の忘年会から始まり、新年の集まりなどで、つい食べたり飲んだりしてしまって気がつけばこんな結果な体重・・・。
そんな正月太りは、会社や学校に行く前にいち早く解消して、元の身体に、いや出来ればそれ以上になりたいと願うのはわがままでしょうか?
今回は、正月太りの解消法についてご紹介します。また、正月太りダイエットに効果的なストレッチなども併せてご紹介します。
正月太りの解消法はコレ!
毎年のように、私たちを悩ませる「正月太り」。
年末年始は、楽しいイベントや集まりなどが盛りだくさんあるので、気をつけていても、つい楽しくて食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしてしまうものかもしれません。
もちろん「正月太り」の予防として、暴飲暴食をしなければ、「正月太り」は起こらないのですが、実は、暴飲暴食だけが「正月太り」の原因ではないのです。
まずは、「正月太り」の解消法の前に、正月太りの原因を知っておきましょう!!
正月太りの原因は?
- 原因その①:不規則に食べている!
お正月などは、普段の生活と違いおせち料理やお酒など朝昼晩を問わず食べてしまうことが多いものです。
また、お酒を飲むことで間食も増えてしまいます。摂取量ももちろん、太る原因の一つですが、不規則に食べていることだけでも太る原因の一つになります。 - 原因その②:体を動かさない!
お正月など、初詣や友達との集まりなどで忙しい方もいらっしゃるでしょうが、用事がある時以外は如何ですか?
家でこたつに入り、お正月番組をみて、おせち料理など食べたりしていませんか?
普段では、仕事などで意識していなくても体を動かしているものです。
「動かない!」と一言で言ってしまうと簡単ですが、体を動かさないと消費カロリーが減少することはもちろんなのですが、体を動かさないことによって、リンパの流れを悪くしてしまいます。
「リンパの流れが悪い」=「体が浮腫む(むくむ)」=「太って見える」のです!! - 原因その③:塩分の取りすぎ!
お正月に欠かせないおせち料理などは、保存食としての役割もあるので、普段のお料理よりも塩分が多く使われています。
私たちの体は、塩分をたくさん取ると、血液中の塩分濃度を薄めようと体内に水分を保持しようとします。体が水分を保持することで起こるのが「浮腫み(むくみ)」です。
「正月太り」の原因は、暴飲暴食も原因の一つでなのですが、体を動かさないことや、塩分の取りすぎによる体のむくみが原因の場合も考えられます。
ですので、リンパの流れを促進させることによってむくみを解消させることが出来るので、「正月太り」の素早い解消法として効果的な方法でもあるのです。
ではでは、リンパの流れを良くするためにはどうすれば良いか下記でご紹介しますね^^
正月太りのダイエットにはストレッチが効果的!
「正月太り(むくみ)」を解消するための方法として、体中のリンパの流れを良くするのが効果的なのですが、言葉だけ聞いていると「面倒くさそう…」と思われるあなた!大丈夫です!家で、手軽に出来る「正月太り(むくみ)」の解消法をご紹介します。
リンパの流れを良くする方法として「リンパマッサージ」「半身浴」などが一般的ですが、私が今回おすすめするのは【リンパストレッチ】です。
「リンパストレッチって何?」って頭の中に「はてな?」が浮かぶ方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単にリンパストレッチについてご紹介しますね^^
リンパストレッチとは?
「どうしてリンパの流れが悪くなると太りやすくなる」のかというと、リンパには体にたまった老廃物や水分を体に循環させる機能があります。
リンパの流れが悪くなると体に老廃物が溜まりやすくなり、シミやシワ、たるみ原因になります。また、体の中の老廃物が循環しないため脂肪もつきやすくなります。
体の中のリンパを効率的に流すことで、「むくみ解消」だけでなく「疲労回復」「ダイエット」「自律神経を整える」などの効果も得られるのです。
また、「リンパマッサージ」もリンパの流れを良くし、老廃物が排出しやすくなるという点においては「リンパストレッチ」と効果はほぼ同じです。
しかし、「リンパマッサージ」と大きな違いはストレッチをすることで筋肉がほぐれ、筋肉が動きやすくなるということ。
つまり、リンパマッサージは行っている時にはリンパが流れ1日程度経つと元に戻りますが、リンパストレッチはリンパを流れやすくする筋肉を作るため、長期的ににリンパの流れを良くすることが出来ます。
心臓がポンプの役割をして血液の流れを作りますが、リンパは筋肉の伸縮によって流れます。ストレッチを行うことで柔らかい筋肉を作り、筋肉が伸縮しやすい状態を作ることで、常にリンパが流れやすくなるのです。
では、家でも出来る簡単な「リンパストレッチ」の方法をご紹介しますね^^
リンパストレッチのやり方は?
リンパは体全体をながれているのものですが、その中でも膝の裏、脚の付け根、脇の下には、「リンパ節」と呼ばれる少し太いものがあります。
この3カ所をストレッチすることで、むくみ解消効果が得られますので是非お試しくださいね。
①片足を伸ばし、伸ばした足の膝の上に反対の脚の膝を乗せるようにしましょう。
こうすることによって伸ばした足が固定されてリンパをしっかり流すことができます。
②両手を膝の上に置き、伸ばした足の裏を床と垂直になるように立てます。この状態です少し前かがみになりながら、お尻を左右に軽くゆすります。
これを左右で繰り返します。
ポイント
①膝立ちをした状態から、片足を立てます。この時の脚の間隔(ふくらはぎと太もも)が狭すぎるとしっかり伸ばせないので、無理の程度に開くようにしましょう。
②立てた足の膝を両手で押し出すような形で前へ突き出し、膝立ちした足を伸ばすようにしましょう。
ポイント
これを左右で繰り返します。
①四つん這いの状態から手を前に伸ばします(猫のポーズ)。お尻を突き出すイメージで伸ばします。
ポイント
余裕があればこの状態でお尻を左右に軽く振りましょう。
②次に猫のポーズのままで片腕ずつ伸ばします。片腕だけを前に伸ばし、手のひらを上にします。伸ばした腕の二の腕に頭を乗せ、お尻を左右に振って伸ばした方の脇のリンパを流します。
ポイント
①仰向けで寝た後に、両手と両足を上へ伸ばします。伸ばした後は軽く手と足を振って終わりです。重力の力でリンパを流すストレッチです。
可能であればこれを2分ほど続けましょう。
終わったら手と足をだらんと伸ばし目をつぶって体を楽にします。
ポイント
また、ストレッチを行う際に気をつけて欲しいことがあります。
ストレッチをする際に気をつけること
ストレッチを行う際は、決して無理をしないということです。
よくやりがちなのが、負荷をかけ過ぎて「痛いぐらいに伸ばしてしまう」です。
なぜ、負荷をかけ過ぎると駄目なのかは、筋肉が痛いと感じるのは、脳が「これ以上筋肉に負荷をかけるな!」と信号を出しているからなのです。
脳が痛いと感じてしまうと筋肉が反射的に縮もうとするので、実は逆効果になります。
ストレッチをするときは、「気持ちいい」ぐらいを目安にゆっくり(30秒程)自然に呼吸(深呼吸する必要はありません。)しながら行います。
特に始めは、ストレッチを2~3回程度から始め、徐々に回数を増やしていきます。
まとめ
「正月太り」の原因の一つ、むくみを取る解消法をご紹介しました。
「正月太り」の時だけでなく、年中効果のある解消法ですので、1日5分~10分でもリンパストレッチを行うことで、太りにくい身体を作りましょう♪
もちろん、むくみが原因ではない「正月太り」もありますので、暴飲暴食には気をつけましょうね。